「早急なご対応」の意味と使い方・類語と例文4つ・敬語表現
更新日:2024年06月26日
急ぎの案件があることを取引先に確実に伝えるには、メールで依頼するのがよいでしょう。
メールのタイトルに「急用」「至急」などの文字を入れておくと、相手が至急の案件が入ったことに気づきやすくなります。
相手がメールをフォルダー分け設定していない場合もあるので、メール送信だけではなく、必ず電話や口頭で「お忙しいとは思いますが、早急なご対応をお願いします」と、相手に急ぎの案件があることを伝えましょう。
3.期日や急ぎの理由
メールで上司や取引先に早急な対応をお願いする時は「可能な限り」「できる限り急いで」などの曖昧な言葉ではなく、「×月×日×時までにご返事をお願いします」と日時を指定し、理由を書き添えましょう。
例えば「上司に売上データを急いで送ってほしい」と依頼するメールに、「来季の売上目標を決める会議の資料として使いたいので、売上データを〇月〇日〇時までに資料を送ってください」と理由を書き添えるとよいでしょう。
4.メールだけでなく口頭でもリマインド
上司に送ったメールが期限間近になっても返答が帰ってこない場合、改めて「お忙しいところ申し訳ありませんが、早急なご対応をお願いします」と催促のメールを送ります。そして、もう一度口頭で催促します。
この時に相手を急かし過ぎず、失礼のないように丁寧に対応することが大切です。多忙の余り、こちらが送ったメールを見ていない可能性もあるので、口頭で早急な対応が必要な案件があることを思い出してもらうことが重要です。
ビジネスシーンで「早急なご対応」を正しく使おう
この記事ではビジネスメールを書くケースを中心に「早急なご対応」という言葉の意味や使い方、「早急」の類語「早速」「早々」「迅速」との使い分けについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
「早急」の類語「早速」「早々」「迅速」や、「対応」の類語「対処」との使い方の違いに注意して、メールで頻繁に出てくる「早急なご対応をお願いします」という言葉を使いこなして、ご自分のビジネスを円滑に進めてください。
ビジネスにおいて正しい敬語を身に付けよう
社会人になると、上司・先輩・同僚・後輩・お客様・取引先の担当者など、性別も年代も価値観も立場も全く違う人とコミュニケーションを取る必要が出てきます。
特に先輩や上司、お客様や取引先などの目上の方に、親しみの気持ちを保ちながらも距離感を調節していくためには「敬語」の使い方が重要です。
周りの人たちと良好なコミュニケーションをとり、自信を持って仕事をしていくために、正しい敬語の使い方を身につけましょう。
初回公開日:2017年07月28日
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