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「助かります」の敬語表現と例文3つ|ビジネスでの使い方

更新日:2024年01月30日

「助かります(助かりました)」は普段から使うことが多い表現ですが、正しい使い方はできていますか。知らず知らずのうちに間違った使い方はしていませんか。今さら聞けない「助かります(助かりました)」の敬語表現と文例をシーンごとにわけてご紹介します。

「助かります」の意味にあう返事の仕方を2パターン紹介します。

感謝された場合の例文

  • とんでもございません。
  • お役に立てて嬉しいです。

お願いされた場合の例文

  • 承知しました。
  • お役に立てれば幸いです。

「助かります」の注意点

「助かります」という言葉は「ですます調」であるため、丁寧な敬語ととらえられますが、目上の人には使わないのが鉄則です。

「助かります」は日常的に使用する言葉ですが、この「助かります」という言葉は、場合によっては敬語どころか、大変失礼だと受け取られることがあります。

話のメインが自分になり、「助ける」=「誰かがあなたをサポートしてくれる」というような意味合いになります。自分をサポートしてくれる補佐的な位置づけとされてしまうため、目上の人に使うのは避けましょう。

「助かります」の丁寧表現

「助かります」に似た表現は多くあります。「助かります」に似た表現として、「恐れ入ります」や「~でしたら幸いです」、「ありがとうございます」などが挙げられます。

ここでは、「助かります」の丁寧表現を5つ紹介しています。

この機会に、「助かります」に似た敬語表現を覚えておきましょう。

「恐れ入ります」

「恐れ入ります」はビジネスシーンにおいてよく使われる言葉で、目上の人に対して使う敬語表現です。

褒めてもらったときの返事として「恐れ入ります」を使う場合は、「感謝の気持ち」と「謙遜」を表すことができます。

例えば、上司に「この資料よくできてるよ」などと褒められたときに、「ありがとうございます」という言葉よりも、「恐れ入ります」という敬語表現の方がより敬意が伝わるでしょう。

「痛み入ります」

「痛み入ります」は「感謝」を表す敬語表現で、「恐れ多い」や「自分にはもったいなくて申し訳ない」という気持ちを表しています。

例えば、お祝いや祝電などを受け取ったときに「お心遣い痛み入ります」と使うことで、「感謝」の気持ちを伝えることができます。

ビジネスシーンでは、目上の人に対して使われる言葉です。ただし、あまり使われない言葉なので、年齢が若い人など相手によって他の敬語に言い換えた方がよいでしょう。

「幸甚に存じます」

「幸甚に存じます」の「幸甚」は、「とても幸せ」や「この上ない幸せ」といった意味を表しています。

感謝を表す場合には、「説明会にお招きいただき、幸甚に存じます」のような使い方ができます。頼みごとをする場合には、「こちらの企画にご賛同いただければ幸甚に存じます」といった使い方ができるでしょう。

「幸甚に存じます」は、上の役職である社外の人などに対して、書き言葉として使われる敬語表現です。

「幸いです」

「幸い」という言葉は、「このお願いをかなえてもらえたら嬉しい」という気持ちを表しているため、「助かります」と似た表現になります。

「ご検討いただけますと幸いです」や「ご確認いただけますと幸いに存じます」など、メールなどで結びとして使うことができます。

目上の人などに対して使用する場合は、「存じます」とセットにして、「~ですと幸いに存じます」という敬語表現にするとよいでしょう。

次のページ:「助かります」の英語表現

初回公開日:2017年12月07日

記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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