「お元気ですか」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現
更新日:2024年06月29日
年賀状においては、1年に1度しかやり取りをしない相手も多い事でしょう。長い間、ご無沙汰している相手に対しての年賀状の場合は、「お元気ですか」と砕けたいい方ではなく、『お元気にお過ごしでしょうか』と、相手の健康を気遣うご挨拶のあとに、自分の近況を伝えるメッセージを書き添えると喜ばれることでしょう。
また、相手が健康だとわかっている場合、『ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。』という言い回しも「お元気ですか」の変わりに使うことができます。
手紙での使い方
手紙で、相手の健康を気遣うご挨拶をする場合も、親しい間柄であれば、会話やメールと同じように「お元気ですか」と、ご挨拶をしても、おかしくありません。また、家族ぐるみでお付き合いがある方への手紙なら、「ご家族の皆様も、お元気でいらっしゃいますか」と付け加えることも喜ばれることでしょう。
相手の健康を気遣う挨拶文を書いたあとに、本文を書いたら、文末に、相手の健康を願う文章をつけると、より一層素敵な手紙になるでしょう。
「お元気ですか」を敬語表現するときの例文
「お元気ですか」と敬語でご挨拶されたときに、答えた方に迷ってしまうこともあることでしょう。敬語には、きちんと敬語で返事ができるように、例文をご紹介します。
挨拶(尋ねる側) | 挨拶の返事(答える側) |
---|---|
「お元気ですか。」 | 「はい。こちらは相変わらずです。」 |
「お元気ですか。」 | 「ありがとうございます。お陰様で毎日元気です。」 |
「皆様、お元気ですか。」 | 「はい。一同、元気でおります。」 |
「ご家族の皆様は、お元気ですか。」 | 「はい。変わらず家族共々元気でやっております。」 |
「皆様も、お元気でいらっしゃいますか。」 | 「ありがとうございます。当方、いずれも元気にやっております。」 |
「お元気でいらっしゃいますか。」 | 「お陰様で、毎日元気でおります。」 |
「お元気でいらっしゃいますか。」 | 「お陰様で、つつがなく過ごしております。」 |
「お元気ですか」の別の敬語表現例
「お元気ですか」とご挨拶を、目上の方や、仕事関係でつかう場合、相手の体調を気遣う言葉を足すことで、より丁寧で、気持ちの良いご挨拶になります。
「お体に気をつけて」の例文
それでは「お体に気をつけて」を使った例文を紹介します。
・お体にお気をつけください。
・どうぞお体に気をつけてお過ごしください。
・くれぐれもご無理をなさらぬよう、お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。
・お体を大切にお過ごしくださいませ。
・季節の変わり目ですので、どうぞお体にお気をつけください。
「ご自愛ください」の例文
「ご自愛ください」を使った例文を紹介します。
・くれぐれもご自愛くださいませ。
・体調を崩されないよう、どうかご自愛くださいませ。
・ご多忙の折りではございますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
・寒くなってきましたので、どうぞご自愛くださいませ。
・寒さが増してきますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
「お元気ですか」と同じ意味を持つ挨拶(手紙編)
手紙の場合、「お元気ですか」と尋ねる場合に、使える例文をご紹介します。
・お変わりなくお過ごしのことと~
・いよいよご発展のご様子と存じます 。
・お変わりありませんか。
・いかがお過ごしでしょうか。
・いかがお過ごしですか。
・お元気にしておられますか。
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初回公開日:2018年02月14日
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