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「ややこしい」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年02月02日

時折耳にする「ややこしい」という言葉。では意味や由来は?敬語表現ではなんと言うの?実は京言葉が由来!?意外と知らない「ややこしい」という言葉について、関西弁や京都弁など様々な例題を見ながら、敬語表現についても紹介していきます!

敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つがあります。とくに尊敬語と謙譲語は、きちんと把握して正しく使い分ける必要があります。基本的な敬語について改めて少し勉強していきましょう。

1 尊敬語

尊敬語は2種類に分類することができ、①言葉そのものが変わる言い回し②動詞の前後を装飾する言い回し、となります。

①の例ですと、「行く・来る・いる→いらっしゃる・おいでになる」「言う→おっしゃる」「見る→ご覧になる」などと、言い換える形になります。②の例ですと、「帰る→お帰りになる」「書く→書かれる」「話す→話してくださる」などと、語頭に「お・ご」をつけ、語尾を「なる」にする形の言い換えが多いです。

2 謙譲語

謙譲語は、自分や話の中に登場する人物とその動作を、へりくだった表現にして相手を高めるものです。尊敬語は相手を高める表現、謙譲語は自分がへりくだる表現、ということになります。謙譲語は自分の行為で使うことが基本です。

謙譲語も尊敬語と同様に、①言葉そのものが変わる言い回し②動詞の前後を装飾する言い回し、の2種類に分類されます。①の例ですと、「会う→お目にかかる」「言う・話す→申し上げる」「聞く・引き受ける→承る」という形になります。②の例ですと、「受ける→お受けする」「持つ→お持ちする・お持ちいただく」という形になります。

3 丁寧語

丁寧語は、言い回しを丁寧にし、話を聞いている相手に敬意を表す言葉です。また、内容を問わず丁寧に表現したい時にも使われます。丁寧語の基本は、「です・ます・ございます」となります。丁寧語は、尊敬語や謙譲語と組み合わせて使うことも多いので、1番使われる敬語と言えるでしょう。

「ややこしい」の敬語での使い方

「ややこしい」の敬語表現は何か、と聞かれてもなかなかピンとこない方も多いでしょう。そういえば聞いた記憶がないかも、と思う方もいるでしょう。さまざまな場面での例を見ながら、使い方について学んでいきましょう。

「ややこしい」の使い方

形容詞である「ややこしい」の使い方の例文をいくつか紹介させていただきます。とてもややこしい・悩ましくややこしい・なかなかややこしい・非常にややこしい・それはややこしい、などの「~ややこしい」というパターン。ややこしいこと・ややこしい注意・ややこしい形式・ややこしい敬語・ややこしい説明、などの「ややこしい~」というパターンの2つがあります。

メールでの使い方

友人や親しい方とのメールでは、そのまま「ややこしい」と使うことができるでしょう。しかし、目上の方にメールを送る場合には敬語にする必要があります。敬語表現については次の「仕事での使い方」で紹介していきます。

仕事での使い方

仕事で「ややこしい」を使う場合には、敬語にする必要があります。しかし実は「ややこしい」という言葉に敬語表現はありません。つまり、違う語句に言い換える必要があるということです。文章の内容によって、複雑・煩雑または煩わしい・繁雑・難解・込み入った、などと言い換えることができます。

それでは「ややこしい」を違う語句に言い換えて、敬語表現にした例文をご紹介していきます。

「ややこしい」を敬語表現する時の例文

それではさっそく「ややこしい」を敬語表現する時の例文を見ていきましょう。先ほどの「仕事での使い方」で書いたように、「ややこしい」の敬語表現はありません。ですので、違う語句に言い換えて敬語表現をした例文をいくつか見ていきましょう。

敬語表現した例文

次のページ:「ややこしい」の別の敬語表現例

初回公開日:2018年03月30日

記載されている内容は2018年03月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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