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「しかし」の敬語表現・しかしの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年07月08日

「しかし」はよく用いられる接続系の役割がある言葉ですが、ビジネスシーンにおいては敬語表現にしてみると良いでしょう。「しかし」もビジネスシーンで使えますが、何回も接続詞を要する時もあるため、「しかし」と同じ意味で使える言葉を学んでおくことはためになります!

「しかるに」は接続詞で、「それにもかかわらず」と「話の冒頭に用いる語」の意味があります。「しかし」の類語になるのは前者の意味で、これは「〜なのに」という表現と同義になります。そのため、「前述とは反することにつなげる際に使う語」として「しかし」とは類語になります。また、「しかるに」は書き言葉的表現です。

「が」は接続助詞としての意味もありますが、「しかし」の類語になるのは接続詞としての意味です。この場合の「が」の意味は「前述と相反する内容を述べる時に使う語」であり、「しかし」が持つ意味と同義になります。文の中でよく使う語なので、敬語表現としては問題なく使えます。多用すると印象が悪くなる響き(濁点の響き)を持つため、適度に使いましょう。

「だが」とはどう違う?

「だが」も「しかし」の類語になりますが、意味を混同されやすいため、違いがあるのかを確認しておきましょう。まず、「だが」の意味は「前述と反対・対立関係になる内容を述べる時に使う語」です。「しかし」は「前述と相反する内容を述べる時に使う語」なので、よく似ています。

意味の違いについてのを言うと、特別な違いはありません。違いの点で挙げられるのは、使い方にあります。「だが」は敬語表現の中で使用するには適さない言葉とされているため、ビジネスシーンではあまり使わない方が良いでしょう。特に、目上に対しては上から目線な印象を与えるおそれがあります。一方の「しかし」は、敬語表現の中でも問題なく使えます。

「けれど」との違いは?

「けれど」は「けど」や「けれども」と同じ意味を持つ接続詞ですが、使い方的には「けれども」に違い方です。意味は「前述と相反する内容を導く語」なので「しかし」と同じですが、ビジネスシーンでの使い方においては「しかし」の方が無難と言えます。

「しかし」の敬語表現を上手く使おう!

「しかし」の敬語表現には、「けれども・なのですが・ですので・でしたので・したがって」などがありました。別の敬語表現にもいくつかの言葉がありましたので、言葉と言葉をつなげたり、文と文をつなげる時に、使い分けてみると良いでしょう。

初回公開日:2018年02月25日

記載されている内容は2018年02月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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