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「任せる」の敬語表現・任せるの使い方と例文・別の敬語表現例

初回公開日:2018年02月19日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2018年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

皆さんこんにちは、今回は「『任せる』の敬語表現・任せるの使い方と例文・別の敬語表現例」と題して、「任せる」という言葉の正確な意味と敬語表現の用例について、さまざまな分野からご紹介します。あまり聞き慣れない「任せる」の敬語表現とはどんな言葉でしょうか。

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「任せる」という言葉の敬語表現

「任せる」という言葉を敬語表現に変えろ、と言われて、即答できる人はどれくらいいるでしょうか。「任せる」という言葉を直接的に敬語表現できる言葉を探しても、おそらくすぐには見つけることができないでしょう。

「任せる」という言葉の敬語表現では、「任せる」という言葉そのものを敬語の形にするのではなく、文章や会話の流れそのものを変えて敬語表現に見合った形にします。そのため「任せる」という言葉から直接的に「任せるの敬語表現」を探しても見つからないです。

「任せる」の一般的な敬語表現では、「お任せいたします」、「○○をお願いさせていただいてもよろしいでしょうか」、「○○していただけますでしょうか」、「○○をお願いいたします」などと、主に文章そのものの形によって敬語表現がなされます。

「任せる」の敬語での使い方

「任せる」という言葉を実際に敬語で表現するとどのようになるでしょうか。日本語をはじめ言葉というものは、実際に何度も使うことによって覚えることができるため、この場合でも例文を作ってみたり、いろいろな参考書を覗いてみたりして、言葉の反復練習をすることが大事でしょう。

・○○企画の起案書を作成させていただきましたので、ご検収をお願いしてもよろしいでしょうか。
・書類を作成いたしましたので、印鑑をいただいてもよろしいでしょうか。
・わたくしはこちらの企画に携わりますので、○○さまはそちらのご案件を担当していただいてよろしいでしょうか。
・○○につきまして、どうぞよろしくお願いいたします。
・今後とも、どうぞよろしくお願いいたします(文末の挨拶文にて)。

このように「任せる」という言葉を直接使用する場合は少なく、主に「○○していただいてもよろしいでしょうか」という言い方がなされます。

敬語の種類

日本語には大きく分けて3種類の敬語表現があり、1つ目は「尊敬語」で、2つ目は「謙譲語」、そして3つ目は「丁寧語」となり、それぞれの用途において正確に使い分けられなければなりません。

尊敬語では「相手の立場が上位にある場合において、その相手に対する敬意を表する敬語表現」となり、敬語においてはポピュラーな表現となるでしょう。謙譲語は「相手と自分の立場や関係性を問わずに、自発的に自分の立場や姿勢を低めて言う敬語表現」で、一般的によく使用されている敬語になります。

そして丁寧語は「尊敬語と謙譲語のどちらにでも使える丁寧な言葉遣い」が主流にあるため、一般的に不特定多数の人に公示する際の「です・ます口調」や、当たり障りのない宣伝文句などに使われ、こちらもポピュラーな敬語表現になります。

「任せる」の敬語表現の使い方

「任せる」という敬語表現を学習する際でも、その言葉をよく使用して覚える姿勢が効果的でしょう。「任せる」という言葉や意味合いは、非常に多くの分野・場面で使用されているため、その用例を作る際にも比較的簡単な姿勢で間に合うでしょう。

・こちらのお仕事をよろしくお願いします。
・こちらの○○企画をご担当していただいてもよろしいでしょうか。
・今後とも、どうぞお引き立てのことよろしくお願いします。
・今後とも、お世話になります(自分の身を任せることの意味)
・プリントをしていただいてもよろしいでしょうか。
・こちらの案件をご依頼させていただいてもよろしいでしょうか。
・こちらのご企画を委託させていただきます。

このようにこの場合も「任せる」「任せます」という直接的な表現は使わずに、自分の立場や姿勢を低める形で、相手に対する敬意を全面的に引き出す表現に変えておきます。

メールでの「任せる」の敬語の使い方

メールでは文字どおり文語表現になりますので、まず文法上の表記ミスをなくすことを念頭に置く上で、正しい敬語表現をもって相手への敬意を示す言い方をしなければいけません。また特にビジネスメールの場合は、「要件が伝わればいい」という大前提があるため、余計な表現をすることは避けましょう。

・先日、お伺いいたしました案件につきまして、○○さまに委託させていただきました。
・○○課長さまに、当案件をご依頼させていただきました。
・先日は○○セミナーにおきまして、エントリーシートをご提出させていただきましたので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
・ご依頼の案件につきまして、お引き受けさせていただきます(話者が自分に任される場合)。
・ご委託されました○○企画につきまして、精一杯努力させていただきます(話者が自分に任される場合)。

ビジネスでの「任せる」の敬語の使い方

先述でもお伝えしましたが、「任せる」という言葉は基本的に上司から目下の人(部下)に向けて使うのが一般的で、目下の人から上司に対して「任せる」という言い方はあまり認められません。それでも、どうしても目下の人から上司に向けて「任せたいこと」がある場合には、それなりの敬語表現をもってその旨を伝えなければいけません。

・お取引先からのクレーム処理につきまして、わたくしの方では対処できかねますので、どうぞご対応していただければ幸いです。
・○○企画のご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
・○○事業に向けてのご提案をいただければ幸いです。
・報告書のご検認をどうぞよろしくお願いいたします。
・可能でありましたら、○○会議へのご出席をよろしくお願いします。

このように「任せる」という言い方とは別の表現をもって敬語表現に変えます。

「任せる」を敬語表現するときの例文

「任せる」の敬語表現・任せるの使い方と例文・別の敬語表現例
※画像はイメージです

「任せる」という言葉は先述のようにさまざまな用例にありますので、その用例や分野にしたがって、敬語表現のあり方にも変化が生まれてきます。次章からは、いろいろな「任せる」という言葉・意味が使われる他分野での用例を見ていきましょう。

判断を問う際に使われる「任せる」の敬語

「この仕事の方針をどのように決めたらよいか」や「クレーム処理や事後処理にどのように対処すればよいか」を決める際に、その担当者や上司の仕事上の判断を仰ぐ機会というのが必ずあります。このような場合でも「任せる」の敬語表現がきちんと用意されています。

・○○企画さまよりクレームが参りまして、どのように対処すればよいか判断できかねますので、よろしければ○○さまのご英断を仰ぎたく存じます。
・このような場面におきましては、どのように対応させていただければよろしいのでしょうか。ご助言をいただけば幸いです。
・○○企画へのアドバイスをいただけましたら幸いです。
・○○企画さまへの対応といたしまして、全て円滑に事業を進められるよう、良案を提起させていただきました。

技術を問う際に使われる「任せる」の敬語

ビジネス上では仕事の能力に延長される形で、その仕事を円滑に進めることができる技術(スキル)について問われる機会が多くあります。この場合でも「仕事を任せる・任される」という場面があり、そこで使われる「任せる」の敬語表現も必要になります。

・○○企画につきまして、このパートをご依頼させていただいてもよろしいでしょうか。
・○○さまには、ヤフーオークションの管理をご依頼させていただいてよろしいでしょうか。
・ブログ担当課の○○さまには、ブログ運営管理に必要なテンプレート作成をお願いいたします。
・メガネ製品の金具を作る作業を、○○会社さまにご委託させていただきました。
・ツイッター管理部門の皆さまには、主に画像処理のパートをよろしくお願いします。

このように仕事の技術が問われる場面では、主に「一連の仕事のこの部分を任せる」という言い方がされます。

企画における「任せる」の敬語表現

主に多くの会社では、何らかの事業運営のための企画が催されます。その企画のうちで取られるのは「企画運営を円滑に進める上で、さらに利益向上できる新しいアイデアを案出すること」であり、その場面での「任せる」という敬語表現を把握する必要があります。

・○○企画をさらに促進するためにも、△△会社さまには管理部門のご担当をよろしくお願いします。
・○○企画におきまして必要な宣伝広告の作成を、ぜひ○○さまにご依頼させていただければ幸いです。
・企画書の作成につきまして、○○課長さまのご助言をいただければ幸いです。
・○○企画の起案書を作成いたしましたので、ご検収のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
・○○企画の立ち上げにつきまして、△△地域の住民さまへの事業説明をよろしくお願いいたします。

能力にまつわる「任せる」の敬語

仕事をする上では当然「その仕事ができる能力」がまず問われ、その能力にしたがって上司から部下、また部下から上司への「任せる」という言葉の敬語表現が飛び交うことになります。

・この度、ご紹介いただきました○○企画におきまして、精一杯尽力させていただきます(仕事を任される場合)。
・この○○事業に際しまして不足いたします尽力のほどを、どうぞご支援いただきましたら幸いです。
・○○企画における起案書の作成につきまして、どうぞご助言をいただけましたら幸いです。
・パソコンスキルにつきましてはそれなりの自負がございますので、どうぞわたくしにお任せ下されば幸いです。

このように上司に対して「任せる」という敬語を使う場面と、上司から部下に対して仕事が任される場面を想定しておき、部下が「自分に任せてほしい」という旨を伝える際には「任せる」という言葉をそのまま使用してもかまいません。

個別に仕事を任せる場合の敬語表現

仕事をする上では個別に仕事が任される場合があり、またそれと同じく、部下から個別の上司に検収や助言、支援を任せる場合との二つの場面があります。一般的にこのような場合でも、「任せる」という言葉は使われ、部下が上司に対して言う場合には敬語表現が必ず認められます。

・○○さまには、こちらのお仕事に対するご助言をいただけましたら幸いです。
・わたくしどもではご対応いたしかねますので、○○さまとご協力をさせて頂きまして上で、今後のご対応につきまして検討させていただきます。
・ぜひA案件につきましては、○○社にご依頼ください。
・わが社の方針におきましては、○○企画さまの御ニーズにご対応させていただけます。

このように仕事が複数ある場合や、一つの仕事を委託される商社が複数ある場合には、その仕事の依頼を巡って「任せる」という言葉の意味合いや敬語表現が飛び交います。

グループなど複数人に任せる場合

「任せる」の敬語表現・任せるの使い方と例文・別の敬語表現例
※画像はイメージです

先述の続きのようになりますが、個別に仕事が依頼される場合があれば、当然グループ(グループ事業を含む)にも仕事が任される場合があります。この場合でもビジネス上のやり取りになるため、当然「任せる」の敬語表現が使われます。

・こちらの○○企画のお仕事を、Aグループさまに全任させていただいてもよろしいでしょうか。
・Aグループ企業さまには○○企画の事業計画を、Bグループ企業さまには△△企画の事業計画起案書の作成を、それぞれよろしくお願いいたします。
・○○さまにはヤフーオークションの運営管理の方を、△△さまには同じくヤフーオークションのテンプレート作成をよろしくお願いします。

このようにあらかじめ分類された仕事計画を決めておき、それぞれの仕事をグループごとの仕事に割り振る形で「仕事を任せる機会」が見られます。この場合も相手への非礼がないように、きちんと敬語表現が使われます。

「流れに任せる」の意味と敬語表現

「流れに任せる」というのは一般的に「経過を見守ること」や「運任せにする」といった、やや人手から離れた場面での「任せる」という形容が見受けられます。この「流れに任せる」という言葉も仕事上では普通に見られ、その場合でも敬語表現が使われます。

・しばらくご様子をうかがうことにいたしましょう。
・○○企画への投資を終えましたので、あとは資本家の方に管理をご依頼しましょう。
・当面は経過を見守ることにしましょう。
・経済運営と世情との関係を展望いたしましょう。

このように「流れに任せる」という言い方は主に経済界で多用され、投資後の株価の上昇・下落について、また事業運営そのものの世情への影響力と利損の高低などについて、経過(ながれ)に任せる形で展望が図られます。

「株の運用」に見られる「任せる」の意味と敬語表現

先にお伝えしましたように、株の世界では商品価格の変動がリアルタイムによってなされるため、特にこの「流れに任せる」という意味合いの言葉が多用されます。先物取引などでの将来性(ビジョン)を見守る場合が多いでしょうか。

・トウモロコシの株価の動向をしばらくの間、見守りましょう。
・ガラス製品の株価の上昇を、ビジョンを立てた上で静観しましょう。
・コーヒー価格の割合を現在から将来においてどのように変動するか、その経過を見守りましょう。
・資本家の投資割合の比率を、現行の状況から5年後を支点にし、その動向を見守りましょう。

このように株価の変動を見る場合は「現行と将来の株価状況」を把握しておくことが必要となるため、現在から当該商品や資本家による投資に関するビジョンを立て、その想定を踏まえて運営する必要があります。

「任せる」の別の敬語表現例

もうこれまでに多くの「任せる」という言葉の別の表現例をお伝えしてきましたが、一般的に社会において、特にビジネス上では「任せる」という言葉は上司から部下に対して使われることが多く、部下から上司に対して言う場合には「任せる」という言葉とは別の、敬語表現に置き換えられた言葉を使わなければなりません。

・お願いしてもよろしいでしょうか。
・お願いいたします。
・ご依頼申し上げてもよろしいでしょうか。
・ご依頼させていただきます。
・ご委託させていただいてよろしいでしょうか。
・ご委託させていただきます。
・どうぞよろしくお願いいたします。
・お引き受けいたします(部下は仕事を受ける場合)。
・承ります(部下が仕事を受ける場合)。
・精一杯尽力させていただきます(部下が仕事を受ける場合)。

このように他にもたくさんの「任せる」の敬語表現があります。

「任せる」の謙譲語を用いた敬語表現

「任せる」の敬語表現・任せるの使い方と例文・別の敬語表現例
※画像はイメージです

謙譲語の意味合いは先述したとおりなので、この場合は「話者が仕事を引き受ける場合」や「部下が仕事を引き受ける場合」によく用いられます。

・微力ながら、○○企画のお仕事をお引き受けさせていただきます。
・○○企画のお仕事の件、承りました。
・A事業へのご斡旋を承りまして、今後とも精一杯尽力させていただきます。
・わたくしどもでよければ、精一杯努力させていただきます。
・ご依頼されましたお仕事につきまして、誠に感謝申し上げます。

この場合は仕事を「任せる」と言うより「任される」という場面が多く、仕事を任される際に「自分の立場や姿勢を低めて相手に敬意を示す敬語表現」が一般的に使われます。

「任せる」の英語表記と意味

「任せる」の敬語表現・任せるの使い方と例文・別の敬語表現例
※画像はイメージです

「任せる」という言葉を英語に直すと、「entrust」や「leave to」、また「devote oneself」という言葉が一般的に使われます。この場合でもお堅い表現よりも、比較的柔軟な表現が使用される傾向が強いです。

「任せる」の英語表現と意味

「任せる」の敬語表現・任せるの使い方と例文・別の敬語表現例
※画像はイメージです

先述でご紹介しました「任せる」の英語表記を活用して、いくつか「任せる」という言葉を用いた英文をご紹介します。

・May I ask you to have this case?
「こちらの案件をご依頼してもよろしいでしょうか。」
・Thank you for your cooperation on this project.
「この企画に関するお仕事をぜひお願いいたします。」
・By all means, thank you for your acceptance.
「ぜひ、ご検収のほど、よろしくお願いします。」
・We would appreciate your advice to the draft of the business plan.
「事業計画の起案書へのご助言をいただけましたら幸いです。」

「任せる」の正しい敬語表現とその用途を完璧にマスターしましょう

いかがでしたか。今回は「『任せる』の敬語表現・任せるの使い方と例文・別の敬語表現例」と題して、「任せる」という言葉の正確な意味と敬語表現の用例について、多角的な視点からご紹介しました。

「任せる」という言葉を敬語表現として直接的に話すとき、その多くは「任せる」という言葉をそのまま使用することはありません。多くの場合は「○○していただいてもよろしいでしょうか」や「○○のお仕事をご依頼いたします」といった、やや婉曲的な表現が取られるのがほとんどです。

敬語表現というのは社会に出れば、誰にとっても当たり前に覚えておかなければならない必須のルール・マナーになりますので、これをご機会にぜひ、正しい「敬語表現のあり方」を完璧にマスターしましょう。

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