Search

検索したいワードを入力してください

「預ける」の敬語表現・預けるの使い方と例文・別の敬語表現例

初回公開日:2018年04月02日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2018年04月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

日常生活のさまざまなところで使用する「預ける」という言葉。普段から何気なく使っていませんか?今回はこの「預ける」という言葉を敬語にしたらどうなるのか。使い方や敬語表現した場合の例文、メールでの敬語表現の使い方などをご紹介いたします。

data-max-num-ads=8 data-matched-content-rows-num="2" data-matched-content-columns-num="4" data-matched-content-ui-type="image_stacked" data-ad-format="autorelaxed">

「預ける」を知っていますか?

日常生活において多種多様な場面で使用される「預ける」という言葉ですが、そもそもこの言葉の意味はどういったものでしょうか。普段の自分の認識で間違ってはいませんか。正しい使い方をできるように、意味や敬語での使い方などを完璧にマスターしましょう。

「預ける」という言葉は色々な場面でよく使われる言葉です。日常生活やビジネスシーン、さまざまな場面で何気なく使われていますが、正しい使い方があるのか考えたことはありますか。実は正しい使い方があります。

そもそも「預ける」の意味って?

「預ける」にはいくつか意味があります。まず、「人に頼んで物をそのまま安全に(後に受け取るまで)守ってもらうこと」です。例えば、「書類を預ける」や「銀行にお金を預ける」などです。

次に「自分がすべき物事の処理を信頼して任せること」ですが、これは「お店の経理を預ける」や「会議の進行役を預ける」などになります。あとは、体がもたれかかることも「体を預ける」といいます。映画などで、勝負の決着などを第三者に一任したりすることを「勝負の結果は○○に預ける」と言うのも聞いたことがあるでしょう。

「預ける」を敬語表現すると?

「預ける」とは動詞によって主語が変わる、実は複雑な単語です。敬語表現にするときは尊敬語を使うのが一般的とされていて、そんなに難しいことではありません。敬語表現を使うにあたってよく間違えるのが「二重敬語」といわれるものですが、「預ける」で二重敬語を使用することは稀です。

よく「お預りいたします」は二重敬語なのではないか、という方もいらっしゃいますが、これは二重敬語ではありません。「預ける」を「お~いたします」は謙譲語で「お預りいたします」は立派な謙譲語として使われていますので、正しい「預ける」の敬語表現です。

「預ける」を敬語にしてみよう!

それでは「預ける」を敬語表現にしてみましょう。そのための敬語の種類や使い方などを知っておく必要があります。「預ける」だけではなく、その他の言葉にも使えるので覚えましょう。基礎が分かれば応用もできるので、どんなシーンでも困ることはありません。

敬語の種類って何があるの?

敬語は5種類に分類わけされています。「尊敬語」「謙譲語Ⅰ」「謙譲語Ⅱ」「丁寧語」「美化語」の5種類です。具体的にはどのようなものなのか、次で軽く説明させていただきます。

それぞれの使い方

5種類もあれば使い方はさまざまです。それぞれの使い方をきちんと理解できるように分かりやすくご説明させていただきます。基礎が理解できると話すのがもっと楽しくなります。

尊敬語

「いらっしゃる・おっしゃる型」相手のことや話題に登場する人物の物や動作などを高めて表現する言葉の意味です。「~される」「~になる」の形です。

(例)
「預けられる」「お預けになる」など。

謙譲語Ⅰ

「伺う・申し上げる型」相手を高めて敬意を表す言葉です。「お~する」といった形です。

(例)
「お預けする」など。

謙譲語Ⅱ(丁重語)

「参る・申す型」聞き手を高めて敬意を表す言葉です。「お~いたす」の形です。上記で触れた敬語表現の形はこちらになります。

(例)
「お預かりいたす」「お預かりいたします」など。

丁寧語

「です・ます型」話し手の丁寧な気持ちを直接表現するときに使う言葉です。「~です」「~ます」の形です。こちらは知ってても知らなくても使っている方は多いでしょう。

(例)
「預けます」など。

美化語

「料理・お酒型」表現の上品さ、美しさの水準を高める言葉です。こちらに関しましては物などに使用する敬語なので「預ける」には使用しません。

(例)
「お花」「お酒」「お料理」「ご祝儀」「ご近所」など。

メールで「預ける」を送る時の正しい使い方は?

基本的に話す言葉もメールで使用する言葉も変わりはありませんが、送る相手によっては使い方を変えたり考えなくてはなりません。友人や両親など親しい間柄ですと「~を預かって」や「~を預かってくれる」など気軽な話し方で良いでしょうが、これが上司や取引先の会社の方など、高めなければならない間柄だとまた違ってきます。

高めなければならない相手には年齢が上の方であったり、立場が上の方であったりと様々でしょう。メールで敬語を使用するとなるとビジネスシーンが多いのではないでしょうか。「預ける」は自分のしたいことなので、この場合は謙譲語を使うのがベターです。「お~いたす」を使って「お預けしてもよろしいでしょうか」を使ってみましょう。

「預ける」を敬語表現する時の例文をご紹介!

それでは「預ける」の敬語表現を例文にしてみましょう。

書類などを「預ける」場合

(尊敬語)○○さんが○○さんへ書類を「お預けになります」
(謙譲語Ⅰ)○○さんが○○さんに書類を「お預けします」
(謙譲語Ⅱ)○○さんが○○さんに書類を「お預けいたします」
(丁寧語)○○さんが書類を○○さんへ「預けます」

というふうに使うことができます。ビジネスシーンで多く見かけるシーンです。

保育に関わる「預ける」は?

保育に関わる「預ける」には色々な意見があります。

こどもに「預ける」という言葉を使うのは変なのではないかという意見です。一部の親御さんがこの疑問を口にしているようです。「預ける」という言葉を調べたときに「身柄や金品などを人の手元に置き、その世話や保管をたのむこと」と出てくるので間違いではありませんが、これを知らない親御さんが「こどもはものじゃない」という意見も否定はできません。

例文としては話し手が主語になる場合は「保育園に私のこどもを預かっていただく」、聞き手が主語になる場合は「保育園は○○さんのこどもをお預かりする」が適切な例文でしょう。

ホテルなどに荷物を「預ける」場合は?

「預ける」の敬語表現・預けるの使い方と例文・別の敬語表現例
※画像はイメージです

この場合、尊敬語と謙譲語を使用するのがベターです。あくまでお客様を立てる言葉になるので、尊敬語でお客様を高めるか謙譲語で自分の行動などをへりくだり、間接的にお客様を高める表現をしましょう。お客様側からですと「です・ます」型の丁寧語を使う方が多いですが、ホテルではお客様が高められる場所なので問題ないです。

例文にすると
(尊敬語)お客様が荷物を「お預けになる」お客様が荷物を「お預けくださる」
(謙譲語)お客様から荷物を「お預かりする」お客様から荷物を「お預かりいたす」
(丁寧語)ホテルに荷物を「預けます」ホテルに荷物を「預かってもらいます」

「預かれない」場合はどうなるの?

上記の反対であずかれない場合はどうなるのでしょう。ただ文章を否定文に変えればいいだけなので難しくないですが、深く考えすぎてしまって上記でご説明した二重敬語になってしまう方が多いです。そこだけ注意して考えてみましょう。正しい使い方の例文はこれです。

(尊敬語)お客様は荷物を「お預けになれません」
(謙譲語)クロークでは荷物を「お預かりできません」または「お預かりできかねます」

「預ける」の他の言い方ってあるの?

「預ける」の類義語や同義語があるのでしょうか。使い方や場面はどのようになるのでしょうか。

「預ける」以外にも似たような言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。「預ける」の類義語や同義語は多くあります。敬語表現にした場合の例文などもご紹介いたしましょう。

「預ける」の類義語や同義語

「預ける」の類義語や同義語は多数あります。「~託す」「~委ねる」「~任せる」などです。1つの言葉でこれだけ他の言い回しができるのも珍しいのではないでしょうか。

では、これらをどのようにして「預ける」の代わりに使用するのか、それぞれ使用する場面などを例文なども交えながらご説明いたします。

「託す」の使い方と場面

「託す」の意味を調べてみると「預ける」と同じ意味がたくさんありますが、1つだけ違うのが「気持ちや意見などを他のものにことよせて表すこと」ということです。使い方も場面も「預ける」とは変わらないです。

「預ける」の代わりに敬語表現に変えて例文にしてみると
会議の進行役は彼に託します(預けます)
となります。

様々な場面で使えるので便利な言葉です。

「委ねる」の使い方と場面

続いて「委ねる」ですが、この言葉は「預ける」の代用としては「託す」より使いづらく、「預ける」の代用としては使える幅が狭い言葉となっております。「預ける」とは少々異なる意味合いを持っており、その意味は「処置などをすべて人にまかせること」「全てをささげること」となっており、「委ねる」を使う場合は「すべて」が重要になるでしょう。

例文にすると
この書類の作成をすべて彼に委ねる(預ける)
となります。

少々扱いが難しいですが、覚えてしまえばなんてことはないので、これを機にしっかりと覚えましょう。

「任せる」の使い方と場面

最後の「任せる」ですが、これも上記の「託す」とは違って「預ける」の意味とは若干異なる部分が多いです。

「任せる」の意味はとても多く全部で6つほどあります。「預ける」と異なる箇所を挙げるとするならば「相手のなすがままにさせる」「進むままにしておく」「物事が自然に進むことをそのままにする」「自分の持っている力や時間を十分に使う」など多く見受けられます。

たくさんの意味合いを持つ「任せる」ですが、「預ける」の代用としては十分に力を発揮できる言葉です。「預ける」の代用として使うならば「誰かの世話になる、または保護される」という意味合いをもたねばなりません。

その意味合いを持ったうえでの代用としての使い方を例文でご用意いたしました。
その仕事は彼に任せた(預けた)方がよい
こう使えば代用としての意味合いを持った言葉になります。

「預ける」をマスターして預け上手になろう!

いかがでしたか。今回は「預ける」についてご説明させていただきましたが、ご理解いただけたでしょうか。

「預ける」という言葉は、日常生活でもビジネスシーンでも幅広く使われる言葉なので、間違えてしまうと恥ずかしくなることもあるでしょう。敬語表現にも少し触れましたが、「預ける」だけではなく他の言葉を使って勉強してみるのも悪くないでしょう。

今まで何気なく使っていた「預ける」という言葉ですが、きちんと学べば学ぶほど奥深いものでありました。目上の相手や少々頼みづらい間柄の方であっても、マナーや常識的な言葉遣いが守られていれば快く引き受けてもらえたり、「それ、預かろうか」と声をかけてもらえたりすることも増えてくるでしょう。

「預ける」の色々をマスターできれば「預け上手」に慣れて生活、仕事のやり方がもっと楽になることでしょう。

Latests