Search

検索したいワードを入力してください

「ずっと」の敬語表現・ずっとの使い方と例文・別の敬語表現例

初回公開日:2018年02月27日

更新日:2020年05月29日

記載されている内容は2018年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「ずっと」は日常の中でもよく用いられる身近な言葉ですが、ビジネスシーンなどでは敬語表現に言い換えます。その際に使える「ずっと」の同義語や言い換え、使い方などを学び、状況に応じた敬語表現で伝えたいことが表せるようにしておきましょう!

「ずっと」の敬語表現に使える言葉は?

副詞「ずっと」はよく使われる言葉ですが、4つの意味が存在しています。1つ目は「他と比べてかけ離れている」で、「ずっと大きい・ずっと先」といった形で使用されます。2つ目は「同じ状況が長く続いている」で、「ずっと考える」などの形で使います。

3つ目は「ある範囲内に残す所なく動作を及ぼす」で、「書類にずっと目を通す」などの形で用います。4つ目は「躊躇わずに・滞らずに動作する」で、「最後の飴をずっと取る」などの使い方ができます。「ずっと」は、どちらかと言えば「話し言葉」になるため、口頭で使うことが多いとされています。

いくつかの意味を持つ話し言葉「ずっと」ですが、敬語表現にするとどういった形になるのでしょうか。話し言葉であり、敬語表現でもない「ずっと」を敬語表現にするとどうなるのか、書き言葉にするならどういった表現を用いれば良いかなどを確認しておきましょう。

永きに渡り

「永き」の部分は、「長き」でも問題ありません。また、長い期間と書く「長期」という言葉を用いても良いです。「永き・長き」は時間的な長さを表しており、その時間的な長さの程度が大きいことを意味します。よって、「永き・長き」と「長期」は同じことを表していることになります。

「渡り」というのは「渡る」を連用形にしたもので、この言葉にはいくつかの意味が存在していますが、ここで使う「渡る」には「年月が経つ」の意味が込められています。「永き・長き・長期」は「時間的な長さの程度が大きい(長い時間)」を表しているので、「年月が経つ」の「渡り」と組み合わせると、「長い時間が経つ(経っている)」の意味になります。

敬語表現にする時には「永きに渡り行ってきました」など、敬語としての意味を持つ言葉と結び付けます。意味としては、「ずっと」が持つ「同じ状況が長く続いている」の意味と同義です。

長らく

「永らく」の漢字でも、問題はありません。「永きに渡り」と同じ意味で、「長い時間が経っていること」を表しています。敬語表現にする時も「永きに渡り」と同じように、敬語としての意味を持つ言葉と結び付けて使います。

長々と

「長々と」は「永々と」とは書きません。「長々」と書くことが正しいとされます。意味は「長らく・永らく」と同様ですが、「永きに渡り」や「長らく・永らく」の方が経過している時間が多い印象を受けます。その印象になる理由は、「長々」は数時間程度のことを表す時にも使用されるのに対し、「長らく・永らく・永きに渡り」は年単位のことを表す時に使用することが多いからです。

延々と

「延々と」は「続く」の意味とよく似ており、イメージとしては「続ける状態で時を経過していく」ような感じです。上記の敬語表現として使える言葉たちと同じく、「ずっと」が持つ意味「同じ状況が長く続いている」と同義として扱えますが、「延々と」は「事物」の様子を表すことを含む強い印象を持ちます。

「長々と」は、どちらかと言えば「時間」のことを表している印象が強いです。一方の「延々と」はどちらかと言えば「事物」のことを表している印象が強く、「何かが長い時間存在する」ことを含んだ表現をする時に用いられることが多いとされます。

たとえば、「長々と話している」では「長い時間が経過している」意味合いが主体になり、「延々と話している」では「話が終わらない」意味合いが主体となっている印象を受けます。

常に

「常に」は「いつも」と同義で、「ずっと」の「同じ状況が長く続いている」の意味と似たことを表す言葉です。「時間の経過」を表す意味も含みますが、印象としては「時間の経過の中で消えずに存在するもの」が主体です。簡単に言えば、「時間」よりは「その時間に関係したもの」が意味の主体になります。

たとえば、「長々と行っていた」は「行う時間が多い」意味の印象が強くなり、「常に行っていた」では「行うことが存在し続けた」意味が強いです。つまり「常に」は、「時間が経過する」ことを示す中で「時間の経過の中にある行動・様子などを主体として伝える」時に使います。

意味だけで見れば、使い方は「ずっと」と同じと言えます。しかしながら、「ずっと」は話し言葉です。話し言葉を文面、特にビジネスシーンでの文面で使うことは避けたいため、改まった場での文面には、書き言葉として使える「常に」を「ずっと」の代わりとして使いましょう。

継続して

「継続して」の「継続」は、「継ぎ続く」と書くように「あることが長い時間存在している」ことを表しています。多くは「行動・様子」に対して使用される言葉です。意味としては「常に」とよく似ているため、「ずっと」の言い換えにも使えます。また、「常に」と同様に書き言葉としても使用可能です。

以前から

「以前から」は、「ずっと」が持つ「他と比べてかけ離れている」の意味と似た表現です。「時間」の意味を含むために「あることが長い時間存在している」と同じ意味だと思われやすいのですが、「以前から」は「他と比べてかけ離れている」の意味と似ます。そう言える理由は、「以前」は「今という時から離れた位置にある時」だからです。

「あることが長い時間存在している」の意味では「時間の途切れ」がありませんが、「他と比べてかけ離れている」には「かけ離れる」とあるため、「時間の途切れ」があります。「その時・行動・様子などが存在し続ける(長々)」なのか、「今と離れた時間(以前)」を表すのかの違いです。

「以前から」はビジネスシーンでも問題なく使えるほどの言葉ですが、少し堅い感じを軽くしても良いのであれば「前々から」でも良いでしょう。ただし「前々から」は話し言葉の印象があるため、使用時には気を付ける必要があります。

はるかに

「はるかに」は、「ずっと」の「他と比べてかけ離れている」と同じ意味を持ちます。「はるか」は「遠いところ」を意味するため、「以前から」と同様に「今と離れた時間」を表す時にも使えますが、「今いる位置から見て遠くにある位置」を表す時にも用いることができます。

隅から隅まで

「隅から隅まで」は、「ずっと」が持つ「ある範囲内に残す所なく動作を及ぼす」の意味と同義です。「隅」というのは「空間内の端」のことで、四角い箱があるとすれば、四角の輪郭が出ている部分が「隅(または、端・枠など)」と言います。一般的には「端」の中でも「角」を表す時に「隅」を使うことが多いです。

「隅から隅まで」は言い方を換えれば「角から角まで」であり、簡単に言えば「全体的に」の意味です。「隅から隅まで」は「くまなく」といった言葉に言い換えることもでき、これは漢字にすると「隈なく」になります。意味は、「隅から隅まで」と同じです。

躊躇わずに

「ずっと」が持つ意味の中では、一般的にはあまり用いられない印象のある「躊躇わずに・滞らずに動作をする」と同義になります。意味に含まれる言葉そのままの表現です。

「ずっと」を敬語表現にする時の使い方!

「ずっと」の敬語表現・ずっとの使い方と例文・別の敬語表現例
※画像はイメージです

Latests