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「ですか」の敬語表現・ですかの使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年02月20日

ビジネス場面での「敬語」は必須事項です。「ですか」という言葉はよく使用されますが、敬語としていかがでしょう。今回は「ですか」の敬語表現について詳しく検証しました。敬語とは丁寧な言葉であるとともに、まさに日本の美しい言葉です。

取引先の例文

①「こちらの申込書内の太枠内にご記入いただいてもよろしいでしょうか」

②「商談はそのあとに設定させていただいてもよろしいでしょうか」

③「ご相談がございますが、本日ご説明に伺ってもよろしいでしょうか」

何の御用

例えば上司に「ちょっと来てくれ」と呼ばれた時の会話を例にお話しします。当然ですが相手が上司ですから敬語表現は必須です。

①「何かご用ですか」⇒50点です。

理由:「丁寧」と言う点が足りません。

②「はい、何かご用でしょうか」⇒70点です。

理由:用があり呼ばれたのですから、理解力がなく思われます。

この場合の「何かご用ですか」も「何かご用でしょうか」も「呼んで欲しくない」という風にも感じらかねません。

③「はい、何のご用でしょうか」「はい、ご用は何でしょうか」⇒80点となります。

「何か」という言葉には威圧的な感じもしますので、よりよい回答としては次の言葉になります。

④「どのようなご用向きでしょうか」「お呼びでしょうか」「いかがなさいましたか」などは

やわらかさもあるので、100点の返答となります。

「ですか」の別の敬語表現例

言語表現にはさまざまな言葉があります。特に「敬語」に関しては、言い方を変換するだけで、相手に好印象を与えることが可能です。

でしょうか

「ですかを」丁寧にしたような「よろしいですか」は、万人受けと思われがちですが、取引先やお客さまに対しては「よろしいでしょうか」が、よりよい言葉です。ただし時勢に注意するという点で「よろしかったでしょうか」という表現をする場合には、過去を指す言葉が含まれますので注意しましょう。

「そうですか」について

「ですか」とおなじように「そうですか」という言葉は、相手の言っていること、また物事に関し「同意」や「理解」を泡わす言葉としてよく使用しますが、日常会話として、本当に問題ないでのでしょうか。ビジネスシーンでの「そうですか」は、はたして敬語として正しいのか考えてみましょう。

そうですかの「意味」と「例文」

「そうですか」の意味とは「そうだ」「左様だ」を丁寧に言い換えた言葉です。日常会話においてもよく使われる言葉です。「そうですか」を、大きく分類すると「3つの意味」に分けられます。

①他人の意見などにたいして「同意」すること。

②相手に対して「肯定」るときに使うこと。

自分が思い出した時、思いついた時に使う場合「そうだ、この手があった」など、同意や肯定として使うことが多くあります。

③感動詞として「思い出した時」に使う場合。

「そうでした。こうすればいいですね」「そうですか、それはいい考えです」と思い出した場面で使います。

そうですかの敬語とは

会社の中の会話の中で「そうですか」はよく使われます。「はい、そのとおりです」と言うよりも「はい、そうですか」と言うほうが、言いやすくなじみがあるので、日常的に使っている人も多い日常会話です。

では、「そうですか」という言葉は敬語として、目上の人に対して正しいかというと、そうとは限りません。一般的には敬語のように思われがちですが、失礼な返事とも言えます。

では、「そうですか」の敬語表現として正しい言葉をご紹介します。「左様でございますね」「左様ですね」と表現しましょう。相手に同意を示す場合は「おっしゃるとおりでございます」と言い換えるれば完璧です。

社内の場合

社内での会話の場合は「そうですか」で十分ですが、「そうなのですね」「そうですね」というほうが、会話としてやわらかい表現ですので、会話に応じた使いわけをしましょう。時には「そうですか」は、無表情で関心ないと受け取られ、不快感を覚える人もいます。

「~ですか」の正しい敬語について

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初回公開日:2018年02月08日

記載されている内容は2018年02月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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