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「お打ち合わせ」の使い方と例文・敬語の種類・別の敬語表現

更新日:2024年02月01日

「打ち合わせ」と「お打ち合わせ」、どちらが敬語として正しいか、迷った経験はありませんか。鋭い人なら、そもそも「お打ち合わせ」という敬語表現は正しいのか、と疑問に思うことでしょう。この記事では、「お打ち合わせ」の意味や敬語での使い方を解説していきます。

「お打ち合わせ」のメール・依頼メール

「お打ち合わせ」という敬語表現は口頭でも使うことができますが、特に使う機会が多いのはメールです。打ち合わせの依頼や日程調整、打ち合わせ後のお礼などはメールですることが多いため、特に営業職は使い慣れている人も多いでしょう。

使い方の例

・本日はお忙しい中お打ち合わせいただき、誠にありがとうございました。
・XXの件で進捗があったため、ご報告のためお打ち合わせの時間をいただきたく存じます。
・次回お打ち合わせの件ですが、以下の日程でご都合いかがでしょうか。

会議は「お打ち合わせ」?

会議の日程調整や連絡をするときでも、「お打ち合わせ」と表現していいのか、と感じる人もいるでしょう。しかし、会議と打ち合わせには明確な違いがあります。

まず、打ち合わせでは一方が意見を言い、一方がそれを聞きながら、具体的な仕事の進め方などを話し合い、決定していきます。それに対して会議では、事前に用意した議題に沿って、参加者全員で意見を出し合いながら議論し、結論をまとめます。

会議の日程調整や連絡をするときには、「お打ち合わせ」という言葉は使わず「会議」と明記しましょう。

結婚式の「お打ち合わせ」

結婚式の打ち合わせは、ビジネスシーン以外で「お打ち合わせ」という敬語表現が使われる数少ない場面です。しかし、「お打ち合わせ」は基本的に、ウェディングプランナーから顧客に対して使われる表現です。顧客側は無理に「お」を付ける必要はないため、「打ち合わせ」という表現でも構いません。

敬語「お打ち合わせ」の例文

「お打ち合わせ」いただき誠にありがとうございました。

「お打ち合わせいただき(誠に)ありがとうございました。」という一文は、「お打ち合わせ」でもっとも多く使われるフレーズのひとつです。「打ち合わせのために時間を割いてくれてありがとう」という感謝の気持ちを、「お打ち合わせ」と丁寧に表現することによって相手に伝える意味があります。

打ち合わせ後のお礼メールを送るときには、出だしのあいさつの後にこのフレーズを置き、感謝の気持ちを伝えましょう。

「お打ち合わせ」をお願いしたく存じます。

「お打ち合わせをお願いしたく存じます」は、ビジネスメールで打ち合わせを依頼するときに使われるフレーズです。出だしのあいさつの後に「XXの件でお打ち合わせをお願いしたく存じます」と書き、続けて打ち合わせの候補日を提示するのが一般的な書き方です。なお、候補日は最低でも3とおり提示し、相手に日程を選んでもらえるようにしましょう。

また、打ち合わせの依頼メールを送るときには、件名にも「XXに関する打ち合わせのお願い」のように簡潔に記載すると、相手にとって分かりやすくなります。

「お打ち合わせ」のお時間を頂戴したく~

「お打ち合わせのお時間を頂戴したく(ご連絡差し上げました)」というフレーズも、ビジネスメールで打ち合わせを依頼するときによく使われる一文です。

「お打ち合わせをお願いしたく存じます」と同じように、出だしのあいさつの後に「お打ち合わせのお時間を頂戴したく(ご連絡差し上げました)」と書き、続けて打ち合わせの候補日を提示しましょう。

「お打ち合わせ」の別の敬語表現例

「打ち合わせ」の敬語表現に不安を感じる、という人には、まったく別の敬語表現で「お打ち合わせ」を表現する、という大胆な方法もあります。

「貴重なお時間」を頂戴いたしまして~

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初回公開日:2018年02月13日

記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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