敬語「教えていただく」の使い方｜例文や言い換え表現も解説
更新日：2024年11月10日
敬語「教えていただく」の丁寧表現
「教えていただく」をより丁寧に伝えたいときには、別の言い換え表現を覚えておくと良いでしょう。
ここでは使いやすい3つの表現を紹介します。
「お教えいただけませんか」
教えてもらえないか相手に打診するときに使えるのが「お教えいただけませんか」です。
「教えて」の頭に「お」をつけることで、「教えていただけませんか」よりも丁寧な表現になります。年配の方や、かなり上の立場の方に教えてもらいたいときに使いましょう。
「教えていただければと存じます」
「もし良ければ教えて欲しい」というニュアンスを敬語にするなら、「教えていただければと存じます」が良いでしょう。
「存じます」は謙譲語と丁寧語が混ざった表現です。「存じる」は「思う」の謙譲語なので、「教えていただければと存じます」は「教えてほしいと思っている」ことを表しています。
「お教え願います」
「教えていただく」の丁寧語として使える表現に、「お教え願います」があります。
「願います」が相手に対して強制的に聞こえてしまう場合があることから、あまり関係性の薄い方に使うのは避けた方が良いでしょう。
敬語「教えていただく」の使い方を理解して適切な場面で使おう
この記事を見てもらってもわかるように、一つの敬語表現である「教えていただく」を取り上げただけでもこれだけの敬語表現が存在するということが理解できたでしょう。一つの言葉に対して言い回しや言い換えが多いのは日本語ならではといったところです。
その代わり数多くある言葉を巧みに織り込むことで多様な表現をすることができるのも日本語の良いところでもあります。
今回の記事でご紹介した「教えていただく」に関して、例文や別の敬語表現などを紹介しましたが、基本的に意味は同じなのでどれを使っても間違いということはありません。
まずは今回ご紹介した「教えていただく」を筆頭に、積極的に使うことが大事です。そうすることで丁寧な言い方や敬語表現などの手段が身に付くので継続することを習慣付けしていきましょう。
初回公開日：2018年02月13日
記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。