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敬語の「いただきました」はどういう意味?使い方や注意点も紹介

更新日:2024年05月15日

「いただきました」がどのような敬語なのかご存知でしょうか?本記事では、敬語の「いただきました」の意味と例文、言い換え表現などを紹介しています。「いただきました」の意味や使い方を知りたい方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

尊敬語とは、ある動作の主語が相手(敬う対象)であるときに用いることで、相手への尊敬の意を示すことのできる敬語です。謙譲語とは、動作するのが自分であるときに、その動作をへりくだって表現することで自分を下げ、結果的に相手を敬う意味を持たせる敬語です。

「いただきました」は謙譲語として使われる敬語です。したがって、常に動作する主語が自分や身内であるときに使われるべき敬語であり、動作の主が目上の方である場合、「いただきました」を使うのは失礼にあたるということになります。

くださいました

「くださいました」は「~してくれる(くれた)」の尊敬語で、一般的にはひらがなで表記します。また、「くださる」は補助動詞ですから、動詞+「くださる」の形になっています。

  • 操作方法を教えてくださいました。
  • 著書をお送りくださいました。

状況に合わせて、「いただきました」と「くださいました」を使い分けましょう。

敬語「いただきました」の英語表現

英語には日本語のような謙譲語などはありませんが、丁寧な表現はもちろんあります。「受け取った」は「received」、「得た」という意味で「got」と英語で表現できます。

  • we received your approval on quotation.(お見積りにご了承いただきました。)
  • I got some tea.(お茶を頂きました。)
  • I received a certificate.(賞状を戴きました。)

「いただきました」を正しく活用しよう!

以上、「いただきました」の意味と正しい使い方を紹介してきました。「いただきました」はひらがなでの「いただきました」、漢字での「頂きました」、別の漢字での「戴きました」と3つの種類がありますが、それぞれ微妙に意味がかわってきました。

また、本来「いただきました」は謙譲語であって、自分の動作を低くするときに使う敬語です。そのために動作の主語が目上の方であるときは、「いただきました」ではなくその場にふさわしい尊敬語を使わなくてはいけません。

このように、身近な「いただきました」という言葉は実は注意すべきところがたくさんあります。「いただきました」がどのような表記で表されているか、そして本当に謙譲語を使うのにふさわしい状況なのかということを意識して使えるようになりましょう。

初回公開日:2018年02月23日

記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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