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「早い返信ありがとう」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2024年04月15日

ビジネスシーンでは敬語を使う必要があります。しかし、敬語表現であれば目上の人に使っても良いのか、というと必ずしもそうではありません。例えば「早い返信ありがとう」は、使う時に注意が必要です。「早い返信ありがとう」の敬語表現を、例文を交えて解説いたします。

「早く返信するなどして、こちらの業務を気づかってくれてありがとう」という気持ちを伝えるような場面でよく使用される言葉に「格別のお取り計らい」があります。「格別のお取り計らい」は「他よりも特にこちらに気にかけて、うまくいくように都合を合わせてくれている」という意味です。

「平素より格別のお取り計らいをいただきまして、誠にありがとうございます」「いつも格別のお取り計らいをいただきまして感謝しております」などの使い方をします。

お心遣い

お客様がこちらの業務がうまくいくようにといつも早く返信をくれる、というような場合は心遣いをしてもらっている、ということになります。このような場合は「早い返信ありがとう」ではなく、「お心遣いをいただきましてありがとう」などの言葉でお礼を言うのが一般的です。

「いつもお心遣いをいただきましてありがとうございます」などの使い方をします。

「早い返信ありがとう」は目上の人に使っても良いか

「早い返信ありがとう」は基本的には目上の人に対して使用しません。「早い」という言葉には、仕事の速度が適切であるということをこちらが判断しているようなニュアンスが僅かにあります。

このため、目上の人に対して「早い」と伝えたい時には速さを称賛しているようなニュアンスがある「迅速」を使います。「迅速なご返信ありがとうございます」であれば、目上の人に対して使っても問題ありません。

「早い返信をしてくれるなど、こちらの業務を気づかってくれてありがとう」という意味で「早い返信ありがとう」と言いたいというような場面では、「お心遣いをいただきましてありがとうございます」「お気にかけていただきましてありがとうございます」「格別のお取り計らいをいただきましてありがとうございます」などの表現をします。

「早い返信ありがとう」の敬語表現を使いこなそう!

「早い返信ありがとう」は丁寧語の形で敬語にします。「早い返信ありがとうございます」「早いご返信ありがとうございます」が、この言葉の敬語表現にあたります。

同僚や部下に対して使うことが多い表現です。「早い返信ありがとうございます。おかげで今日中に仕上げることができそうです」などの使い方をします。

目上の人に対しては「早い返信ありがとう」ではなく「迅速なご返信ありがとうございます」という言葉を使います。お客様に対しては「早い」という言葉は基本的に使いません。「お心遣いいただきましてありがとうございます」などの言葉で感謝を伝えます。

「早い返信ありがとう」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。

初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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