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「代わりに」の敬語表現・代わりにの使い方と例文・別の敬語表現

初回公開日:2018年02月28日

更新日:2020年07月25日

記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

皆さんこんにちは、今回は「代わりに」の敬語表現・代わりにの使い方と例文・別の敬語表現と題して、「代わりに」という言葉の正確な意味合いや敬語表現、またさまざまな場面で使い分けられる用例についてご紹介します。ぜひ「お役立ち情報」にピックアップしてみて下さい。

「代わりに」の敬語表現

ビジネス用語で「代わりに」という言葉を敬語に改める際には、「○○さまの代理といたしまして」や、「○○はただいま外出しておりますのでわたしが」などといった決まり文句的な用語が使われます。

顧客が「○○さまをお願いします」と言って「○○の代わりにわたしが」と直接伝えたのでは相手の希望を損ねることになり、その時点で相手への失礼に当たることがあります。そのため「○○の代理といたしまして」や「○○はただいまいませんので」といった、どうしても「○○がいないこと」を相手に伝えた上で代わるという旨を伝える形になります。

「代わりに」の敬語での使い方

先述でお伝えしましたように、「○○の代わりに」と直接相手に伝えるのは非礼に当たることもあるため、「○○がどうしても対応できないこと」を前もって相手に伝え、その上で代わりの者が対応するという流れにしなければなりません。

・ただいま○○は席を外しておりまして、わたくしが○○の代理としてご対応させていただきます。
・この度は、わたくしが○○の代理としてご担当させていただきます。
・○○から仰せつかっております件につきまして、わたくしがご担当を引き継がせていただきました。

このように「○○から案件を引き継いだ経緯」を相手に伝える形で、相手を安心させながらも「わたしが○○の代理として対応する」という旨をはっきり明示する姿勢になります。

敬語の種類

「代わりに」の敬語表現・代わりにの使い方と例文・別の敬語表現
※画像はイメージです

敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類があり、場面や状況によって敬語表現が違ってきます。

尊敬語は、自分よりも目上の人や上司などの立場が上にある人、顧客などに対し使う敬語表現のことを言い、ビジネスなどでよく耳にする敬語になります。

謙譲語は、相手との立場に関係なく、自発的に自分の立場や姿勢を低めて敬意を示す敬語表現のことを言い、ビジネスだけでなくプライベートでも使われている敬語です。

丁寧語は、不特定多数に対して上品な言い回しや丁寧な言葉遣いによる敬語表現のことを言い、「です・ます・ございます」などの口調で伝える敬語のことです。

尊敬語での「代わりに」の使い方

尊敬語で「代わりに」という旨を伝える場合は、主にその相手が上司や立場が上位にある人になるため、特にビジネス用語で使われる「相手に対して敬意を示す敬語表現」をもって伝える姿勢になります。

・例の案件につきましては、わたくしが○○さまより承りました。
・本日は○○さまの代理といたしまして、わたしどもが従事させていただきます。
・この事業計画につきましては、わたくしが引き継がせていただきました。

このように「引き継ぐ」や「承る」という表現を相手に伝え、「自分の意志でそうした」と言うより「○○さまから受け継いだ・引き継いだ」という形にして伝えるのがベターでしょう。尊敬語表現では「目上の人に対する表現」が全面にありますので、「対応します」という表現はせず「承る」という表現をします。

謙譲語での「代わりに」の使い方

謙譲語は「自分の立場や姿勢を低めて相手を立てる敬語表現」ですので、この場合も「微力ながらに」や「僭越ながら」などの言葉を用いつつ、「○○さまより引き継がせていただきました」という形で「代わりに」という表現をします。

・微力ながらに、この件につきましてはわたしどもが承りました。
・○○さまより仰せつかりまして、この度よりわたしどもがこの件を引き継がせていただきました。
・○○さまから交代させていただき、微力ながらに精一杯尽力させていただきます。
・僭越ながら、わたしどもが○○さまの代理としてご対応させていただきます。

このように「引き継ぐ」や「承りました」という表現を相手に伝え、その上で文章・口語表現を全体的に相手を立てる表現になります。

丁寧語での「代わりに」の使い方

丁寧語では「です・ます口調」をもって当たり障りのない表現をするため、この「代わりに」という言い方も比較的簡単になります。特に尊敬語や謙譲語の場合のように、相手を立てる表現や自分の姿勢や立場を低めて言う必要はありません。

・わたしどもが○○さまの代理としてご対応させていただきます。
・○○さまよりご用件を承っております。
・本日は○○からご案件を引き継がせていただきました。
・わたしどもが○○さまの代理人としてお引き受けいたします。

このように「○○さまより引き継ぎました・承った」ということを明確に相手に伝え、その上で「自分が対応する」という旨をはっきりと伝える形になります。

「代わりに」の敬語での使い方

「代わりに」という言葉は直接使ってしまうと、案件を依頼していた顧客に対応する場合では「期待していた対応が会社の勝手によって変えられた」というように、やや理想的な対応から外れてしまった対応への印象が生まれてしまうことがあります。

そのため「代理として」や「ご案件・要求につきましては○○より承っております」などとまず相手を安心させる対応をしておき、その上で「自分が○○の代わりに対応する」という旨を相手に伝えます。

メールでの「代わりに」の使い方

特にビジネスメールで「○○の代わりに」という言葉を使う場合には、「人の代理として」という場合と、「Aプランの代わりにBプランを採用する」といった物の代替を示す場合とがあり、それぞれの用途によって「代わりに」の敬語表現も変わります。

・本日は○○さまの代理といたしまして、わたしどもがご対応させていただきます。
・A事業プランが採用不可となりましたので、その代わりといたしましてBプランを採用させていただきました。
・わたしが○○さまより承っております。
・○○さまよりご案件を引き継がせていただきましたので、今後はわたしが対応させていただきます。

このように「代わりに」の対象が人と物とで敬語表現も変わります。「代わりに」という対象が人である場合は「代理として」や「承って」という言葉を用い、対象がプランなどの物である場合はそのまま「代わりに」という言葉を用います。

ビジネスでの「代わりに」の使い方

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