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「お任せします」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年01月14日

ビジネスシーンでは敬語を使わなくてはなりません。とはいえ、すぐに使いこなすのは難しいものです。よく使う言葉から少しずつ押さえて行きましょう。仕事を預ける場面などでよく使う「お任せします」の敬語表現を例文を交えて解説いたします。

「お任せします」の敬語表現

「お任せします」は「お任せする」の丁寧語です。

「どんな髪型になさいますか」「ショートカットで」「前髪はどうなさいますか」「お任せします。似合うようにしてください」「かしこまりました」、「赤ワインのおすすめはこちらです」「ワインはお任せします」「ありがとうございます」などの使い方をします。

丁寧語

「お任せします」は「任せる」の丁寧語です。正確に言うと「お任せ」は尊敬語、「します」は丁寧語です。謙譲語にすると「お任せいたします」「お任せさせていただきます」になります。

「お任せします」の敬語での使い方

「お任せします」は、相手を信頼して相手の判断に従うと伝えるときや、相手に仕事を預けるときなどに使います。

「このプロジェクトは貴方にお任せします」「ありがとうございます。力を尽くします」、「友人の結婚式に来ていく服を探しているのですが、三万円以内で見立てていただけませんか」「お色のお好みなどは」「服のことは分からなくて。お任せします」などの使い方をします。

敬語の種類

敬語には「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」があります。「お任せします」は「任せます」の丁寧語です。謙譲語では「お任せいたします」「お任せさせていただきます」などの表現になります。尊敬語では「お任せになる」などの表現になります。

使い方

「新しく入ったスタッフの教育を貴方にお任せしたいのですが」「お受けいたします。ありがとうございます。力を尽くします」、「部長が田中さんに新人教育をお任せになった」、「前菜はどうしましょうか。何が食べたいですか」「こういう店に来たのは初めてなのでよく分かりません。好き嫌いはありませんのでお任せいたします」などの使い方をします。

「お任せします」の敬語表現・シーン別の使い方

「お任せします」は相手を信頼し、相手の判断や相手の見立てに従う、と伝えるような場面で使います。

「今日は活きのいい鯛が入っていますよ」「ではそれを食べたいです」「どう料理しましょうか」「お任せします」などの使い方をします。

メールでの使い方

「今度の旅行の予定なのですが、昼食は駅弁を買って電車の中で食べようかと思っております。その方が時間の短縮になりますので。それとも現地で食べますか。どういたしましょうか」「いろいろ考えて下さってありがとうございます。お任せいたします」などの使い方をします。

ビジネスシーンでの使い方

ビジネスシーンでは仕事を任せると伝える場面などでよく使います。「この取引先とのやり取りは今後貴方にお任せします」「ありがとうございます。力を尽くします」などの使い方をします。

目上の人に質問され、自分では判断できないので相手の判断に従うという気持ちを伝える場面でも「お任せします」を使います。「こちらの仕事の方が簡単だからこちらから先にやった方がいいと思うんだけれど、どうしますか」「私では判断できないのでお任せします」などの使い方をします。

「お任せします」を使ってはいけない場面

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初回公開日:2018年03月06日

記載されている内容は2018年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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