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「しなくていい」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年04月24日

ビジネスシーンでは敬語を使う必要があります。とはいえ、すぐに敬語を使いこなせるようになるのは難しいものです。よく使う言葉から少しずつ押さえて行きましょう。「しなくていい」の敬語表現を例文を交えて解説いたします。ぜひご覧ください。

必要になったらお伝えしますので今は

「しなくていい」という表現を遠慮だと感じる人もいます。そういう場合には「必要になったらお伝えしますので今はしていただかなくて結構です」などの言葉で断ります。

「運転を代わりましょうか」「ありがとうございます。ですが今は変わっていただかなくて結構です。まだ疲れていませんので。必要になったらお伝えします。お気遣いいただきありがとうございます」などの使い方をします。

「しなくていい」は警告には使わない

「しなくていい」は「する必要はない」という意味ですので、「するな」という警告には使いません。「そのボタンは押さなくていい」「触らなくていい」などは「ボタンを押してはいけない」「触ってはいけない」という意味ではありません。相手に危険を知らせる場面では「しなくていい」を使わないようにしましょう。

「緊急時以外はそのボタンは押さなくていい」ではなく「緊急時以外、そのボタンは押さないで下さい」、「警報が鳴るので触らなくていい」ではなく「警報が鳴るので触ってはいけません」などの言葉を使います。

「する必要はない」という意味

「しなくていい」は「する必要はない」という意味です。「危険だからしてはいけない」という場面で「しなくていい」は使いません。また、「しないで欲しい」と伝える場面でも使いません。

「その服はよそ行きなので普段着にはしなくていいです」ではなく「普段着にしないで欲しいです」、「会社の机に私物のぬいぐるみを置かなくていい」ではなく「会社の机に私物のぬいぐるみを置かないで欲しい」など、「しないで欲しい」という気持ちを伝える場面では「しなくていい」は使いません。

「しなくていい」の敬語表現を使いこなそう!

「しなくていい」は「する必要がない」ということを相手に伝えるときに使います。「しなくていい」の敬語表現は「しなくていいです」「していただかなくて結構です」「していただく必要はありません」「していただくには及びません」などです。

目上の人に対しては「しなくていいです」はあまり使いません。「お気持ちだけで充分です」などの言葉を使います。

「しなくていい」の敬語表現を押さえて使いこなせるようになりましょう。

初回公開日:2018年03月05日

記載されている内容は2018年03月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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