Search

検索したいワードを入力してください

「たくさん」の敬語表現・たくさんの使い方と例文・別の敬語表現

更新日:2020年05月23日

「たくさん」はビジネスシーンでも使用できますが、単体では敬語にならないため、敬語の意味を持つ言葉と組み合わせて使う必要があります。また、状況によっては「大勢・多量・許多」などの類語を言い換えとして用います。「たくさん」と敬語についてを説明しています。

「たくさん」の意味は敬語表現の中でも使われる?

「たくさん」は漢字で書くと「沢山」ですが、意味は3つあります。1つ目は「数量が多いこと」の意味で、一般的に使用されることが多いとされます。2つ目の意味は「十分」で、これ以上は要らない意味での「十分」を表します。3つ目は「〜が十分・十分過ぎる」の意味で、読み方を「だくさん」として、「子だくさん」のように名詞の下に付けた時だけ使用できる意味になります。

一般的には1の意味で使用されることが多いといっても、日常の中では2も3も含めた、上記3つの意味で用いられます。しかしながら、ビジネスシーンでは意味1で使用されることが基本で、2や3の意味で用いられないとは言い切れませんが、敬語の中では1の意味「数量が多い」ことを表す言葉として使うことが多いです。

「たくさん」を敬語の中で用いる時の使い方!

「たくさん」自体は敬語ではないため、使い方について確認しておきましょう。

敬語の種類

一般的に用いられる敬語は、3種類あります。1つは尊敬語、2つは謙譲語、3つは丁寧語です。「たくさん」という言葉自体は敬語ではないため、いずれの種類にも当てはまりません。敬語の中で使う時には、状況に合った敬語表現を組み合わせる必要があります。

尊敬語にして「たくさん」を示す時には尊敬語の意を持つ言葉を、謙譲語にするなら謙譲語の意を持つ言葉を、丁寧語なら丁寧語の意を持つ言葉を組み合わせるということです。

使い方

「たくさん」は、「数量が多い」ことを意味します。そのため、「人が多い」ことを表す時には使用しない方が良いと言われています。「たくさん」=「多い」と捉える人が多い中で、「たくさん」は「物の数が多いこと」を意味しますから、「人の数」を表す時に使うのは失礼、と感じる人もいます。

そのため、「たくさん」は「人の数」には使用せず、「物の数・量が多いこと」を表したい時に使った方が無難と言えます。しかしながら、ビジネスシーンにおいてはそこまで神経質な扱いはされていません。つまり、「たくさんいらっしゃった・たくさんの方々に支えて頂きました」などのように「多くの人の数」を表す際に「たくさん」を使うことはできます。

メールでの使い方

「たくさん」は、「非常にたくさん」の意味を持つ「いっぱい(一杯)」の書き言葉になると言われています。つまり、「たくさん」は、ビジネスメールにも使用することができるということです。

書き言葉はメール・手紙・文書といった「文面で内容を伝えるもの」にも問題なく使える言葉のことで、会話・電話などの声で内容を伝える時に使う話し言葉とは対になります。たとえば、「とても」を「とっても」と言ったり「すごく」を「すっごく」と言うのは、言葉の形が少し崩されているため、正に話し言葉です。

「いっぱい」は言葉の形が崩されているわけではないため、文面で使用してはいけないわけではありませんが、態度や口調などが含まれない言葉だけで表現する場である文面のものには適さない印象が強いため、話し言葉的としてメールなどでの使用は避けます。

「たくさん」を敬語表現する時の例文!

実際に使う時の参考になる、例文をご紹介します。

たくさんいらっしゃった

「たくさん」は「人の数」を表す時に使用することは好ましくないと捉える人もいると言いましたが、ビジネスシーンにおいては「人が来た」ことを意味する尊敬語「いらっしゃった」と組み合わせた「たくさんいらっしゃった」という文がよく使用されています。口頭上の会話では、「たくさんいらっしゃいましたね」の形にもできます。

たくさんの物が販売されています

「物の数量」を表す時に適している、という意見を尊重した例文です。「されています」の部分が敬語表現に当たり、敬語の種類は尊敬語+丁寧語になります。「されて」の原形は「される」で、これは「する」の尊敬語です。

「います」の部分は「いる」+「ます」で成り立つ「いる」の丁寧語表現で、尊敬語「される」と組み合わせって「されています」となった時には、丁寧語よりも尊敬語の意味が強くなります。

つまり、「されています」は「敬意の込められた敬語として丁寧な表現」ということです。しかしながら、実際に使う時には「単なる丁寧な言葉遣い」=「丁寧語」のような感覚で用いられることが多いとされます。そのため、「されています」=「尊敬語」なので「目上にしか使えない」ではなく、丁寧な言葉遣いとして立場を問わず使用できると言えます。

たくさんの方々に支えていただきました

「たくさんの人たちに支えてもらった」の意味で、「たくさんの人に助けてもらった」ことを表している例文です。「いただきました」は「いただき」+「ます」で成り立つ「いただきます」の変化系で、「もらう」の謙譲語になります。この例文も「たくさんいらっしゃった」と同様に「人の数」を表していますが、ビジネスシーンではよく用いられます。

この例文が表すことは「たくさんのお力添えをいただきました」の文で示されることもありますが、この文だと「力がたくさんある」ことになってしまうため、「たくさんの人から助けられた」意味を表すことになりません。そのため、「人がたくさん」の意味を表すために「方々」を含めた「たくさんの方々に支えていただきました」の文を用いた方が良いです。

たくさんお話をされていました

「たくさん話をしていた」の意味ですので、他者の動作を表した例文になります。そして、「されていました」には「していた」の尊敬語「される」が含まれるため、この例文は尊敬語表現です。まとめると、「目上・立てるべき相手」が「たくさん話をしていた」ことを表す時の例文ということです。

皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております

初回公開日:2018年03月07日

記載されている内容は2018年03月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests