「詳しい」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例・類語
更新日：2024年08月04日
「詳しい」の反対語はどのような言葉があるのでしょうか。反対語やその敬語表現、実際の使い方をみていきましょう。
「詳しい」の反対語
「詳しい」の反対語は「疎い」で「そのことについて理解や知識が不十分である」の意味です。「疎い」の似たような言葉に「よく知らない」「事情に暗い」「不案内」「聞きなれない」「見知らぬ」などがあります。どれも「知らない」ということを表す言葉です。
「詳しい」の反対語の敬語表現
相手が「知らない」ことを伝えるのは相手に不快感を与える可能性があります。「疎い」を敬語表現にして「疎うございますね」だと敬語としては間違いではないですが、相手を馬鹿にしたように響きます。
相手に失礼がない敬語表現としては「ご存知ない」「お聞きなれない」などがあります。また自分が知らない場合は言葉を言い換えて伝えると不自然なく伝わります。敬語表現は自分がそのように言われて不快感がないかを一番に考える必要があります。
「詳しい」の反対語に例文
相手が詳しくない場合は、
・突然の連絡のためご存知ない点も多いと存じますが取り急ぎ報告させていただきます。
・ご専門外の分野のためお聞きなれない話も多いと存じますが、ぜひご参加ください。
このように知らなくても仕方ないことを文章に入れると失礼ではない表現となります。
自分が詳しくない場合は、
・私の勉強不足で申し訳ありませんが、この件についてご解説いただけると助かります。
・この分野は不案内のため先生のお話により新しい知識が得られるのを楽しみにしております。
このように相手より知識が劣っていることと相手に教えてもらいたいという気持ちを入れた表現にすると違和感なく伝えることができます。
「詳しい」状況をスマートに伝えよう
「詳しい」の敬語表現や使い方や例文、別の敬語表現や反対語の敬語表現をみてきました。「詳しい」は形容詞のため他の言葉と組み合わせることでより自然な表現ができます。また別の言葉に言い換えたほうが敬意が違和感なく伝えることができます。
敬語は自分がそのように言われたらどう思うかを考え、状況によっては別の言葉に置き換えるなどして、「詳しい」という素晴らしいことをスマートに伝えるようにしましょう。
初回公開日：2018年04月23日
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