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「聞きました」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年02月19日

「もうこの話聞いた?」と言われたとき、「もう聞きましたよ」と答えていませんか?仲の良い間柄だったら問題ありませんが、相手が目上の方だったら気を付けたほうがいいかもしれません。その敬語、本当にあってますか?この記事では「聞きました」の正しい使い方をご紹介します。

先輩「そろそろ打ち上げの日程決めたいんだけど、みんな候補日出してくれたのかな」
後輩「未提出は、プロジェクトリーダーの○○さんだけです。私から伺いましょうか(お尋ねしましょうか)」

ここで間違えやすいポイントは、相手に聞くのだから相手を高めるのだと勘違いして、「私がお聞きになりましょうか」のように言ってしまうことです。ですが、動作主は自分ですので、自分の行動を下げて表現するのが正解になります。

ケース4:「相手が」尋ねる場合

打ち合わせのために、あなたの元に取引先の方がやって来ました。事前に用意していた資料を渡して、一連の説明を終えました。相手は、資料を何度か読み返して何かを考えているように見えます。あなたは相手に質問を促そうと考えています。

さて、あなたは何と言うでしょうか。この場合、「相手が」自分に尋ねることになるので、相手を高めることになります。よって「尊敬語」を使い、敬意を表しましょう。上記で少し触れましたが、「尋ねる」の尊敬語は「お聞きになる」「お尋ねになる」などがあります。

例文:ケース4

相手「ご説明ありがとうございます」
自分「質問があれば、何でもお尋ねください。(お聞きください)」

これも混乱しがちなので注意しましょう。尋ねられるのは自分だから、といって「何でも伺ってください」のように言うのは誤りです。尋ねるのは「相手」ですので、相手を高めて言う必要があります。

適切な敬語を使いこなしましょう!

とっさに使おうとするとわからなくなってしまうこともある敬語ですが、「誰がその動作をするのか」を考えることが間違えないコツです。正しい敬語を使いこなして、自分の評価をどんどんあげていきましょう。

初回公開日:2018年04月04日

記載されている内容は2018年04月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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