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休日出勤と割増給与の仕組み・計算方法|休日出勤と残業の扱い

更新日:2020年10月02日

会社で上司や先輩に「休日出勤」を頼まれた経験のある人も多いのではないでしょうか?休みたいと思っても、上司や先輩では断りにくく、つい引き受けてしまう、ということもありがちです。他人事ではない「休日出勤」について、詳しくご紹介します。

休日出勤とは?

納期などの関係や、急に対応しなければならない仕事が入ってしまったときに、「休日出勤」を上司などに頼まれた、という経験のある方もいらっしゃると思います。そもそも「休日出勤」の定義はどうなっているのでしょうか?

「休日出勤」とは、「会社のカレンダー上、はじめから休日になっている日」に出勤することをさします。つまり、土・日が休日と定められている会社で、土・日に出勤して仕事を行うと「休日出勤」ということになります。

休日数は企業によって変わる?

休日の数や曜日は、その企業によって変わります。学校のように土・日が休日の企業もあれば、そうではない企業もあります。スーパーやテーマパークなど、土・日に営業しているサービス業などが、いい例です。一般企業が休日の日に稼働している企業はたくさんあります。

大型連休などに関しても、同じことが言えます。お盆休みやゴールデンウイーク、正月休みなども、企業によって休日の設定はさまざまです。こうした休日は、企業ごとの「就業規則」というものによって定められています。それが「会社のカレンダー上」ということです。

法定労働時間って?

いくら企業が休日を設定できるからといって、好きなように決めていいわけではありません。認められないのは「法定労働時間・休日」を超えて設定されることです。

「法定労働時間」とは、国で定められた労働時間の基準です。「就業規則」はこの「法定労働時間」内で企業ごとに決められています。

休暇はどうなるの?

「休暇」は、「休日出勤」にあたるものと、そうでないものに分かれます。厳密には「休日」と「休暇」の意味は違います。「休暇」は本来、会社での労働義務のある日に労働者が願い出て取得するもので、「会社カレンダー上の休日」ではありません。ですので、有給休暇や、産前・産後の休暇など労働者が申請して得た「休暇」は「休日出勤」にはあたりません。

しかし「休暇」とついていても、夏季休暇・正月休暇など、会社が設けた「休暇」は、「会社カレンダー上の休日」になるため「休日出勤」となります。

対価のない休日出勤は違法?

「休日出勤」に対しては、割増賃金(休日手当)や代休(振替休日)などの対価を提供しなくてはいけません。

無償で「休日出勤」させられている場合は違法の可能性もあるので、弁護士に相談してみてください。

休日出勤と割増給与の仕組み

企業が「休日出勤」をさせたからといって、それがすぐに違法になるかというと少し違います。「休日出勤」の代わりになるものが認められていれば問題なく、違法ではありません。

「休日出勤」の代わりになるものが、「休日手当」と「代休(振替休日)」です。

休日手当

「休日出勤」には「休日手当」が支給されます。「休日出勤」の場合、1日分の給料に、その35パーセントを追加して算出された額の賃金が支払われる、ということです。

代休(振替休日)

「休日出勤」の代わりに、別の日に休みの日を設けることを「代休」「振替休日」といいますが、「休日・休暇」の意味が違うように、このふたつも意味が違います。

「振替休日」は、事前に休日を他の日に変更していた場合にこう言います。逆に「代休」は、「休日出勤」をした後で代わりになる休日を設けた場合です。なので、「振替休日」に割増賃金が発生することはありませんが、「代休」には、35パーセントの割増賃金が発生することになります。

休日出勤に代休なしはあるの?

「休日出勤」のすべてに代休や振替休日が充てられることもありますが、それ以外の処理の仕方もあります。少々、複雑なので、細かく紹介していきます。

法定休日と法定外休日

休日には「法定休日」と「法定外休日」があります。

「法定休日」とは、労働基準法で定められた休日のことです。「法定外休日」は「法定休日」以外の休日(公休)のことをさします。同じ「休日」でもこのふたつはには違いがあります。

法定休日

「法定休日」は、法律で定められた休日ですから、休みにしなくてはいけません。この日に労働した場合は「休日出勤」になります。よって、35パーセントの割増賃金が発生することになります。「代休」「振替休日」も当然、取得できます。

また、「代休」が取得できない、取得しない場合は、135パーセントの手当が支給されます。「振替休日」の場合は手当等は発生しません。

初回公開日:2017年09月03日

記載されている内容は2017年09月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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