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やりがい搾取の手法5つ|やりがい搾取の見分け方6つ

更新日:2020年10月02日

やりがい搾取という言葉を聞いたことがありますか?仕事のやりがいに漬け込んで、見合った報酬を与えないことをやりがいの搾取と言います。ここでは、やりがいの搾取の手法や、ターゲットになりやすい人、見分け方について紹介して行きます。

やりがい搾取の意味

やりがい搾取とは、経営者が労働者に対して「やりがい」という報酬を与えるかわりに、十分な金銭的報酬を与えず労働力を搾取することです。やりがいというポジティブな言葉と、搾取というネガティブな言葉の組み合わせです。

不況時のデフレの影響はいまだにあり企業も価格競争を強いられ、企業の運営にかかる費用のうち大きな割合を占める人件費を縮小する動きが続いています。その中で生まれた企業の苦肉の策と言えるでしょう。

やりがい搾取の手法5つ

本来であれば、労働の対価として報酬を与えるのが会社と労働者の正当な関係だと言えます。やりがいというのはあくまで労働者が個人が感じることであり、会社から与えられるものではありません。

労働の質量と報酬とが釣り合わず、会社と労働者間にいびつな関係があるのがやりがい搾取の特徴です。実際に自分が搾取にあっているときは気がつきにくいので、今から紹介するやりがいの搾取の手法が行われていないか考えてください。

手法1「お金のことを考えさせない」

まず、やりがいの搾取のために企業が行うことは、そもそも賃金についての考えを奪うことです。

「どうして、こんなに働いているのに給与がこれだけなの?」という考えは、お金のことを考える、思考の余裕があるから生まれるものです。仕事量が多かったり、疲れてそれどころでないときはお金は二の次でその場のことしか考えられません。意図的か、結果なのかは定かではありませんが、このような手法をとる会社もあります。

手法2「仲間意識を強く持たせる」

嫌なことでも、仲間が行っていたら手を出したくなります。組織は個人を的にするのではなく、集団を巻き込むことによってやりがいの搾取を行います。

同僚や後輩たちが残業を行っていたときに、帰ることは少々はばかられます。そういったように「〇〇が行っているなら〜」という思考を持たせようとしてきます。「直接〇〇が行っているのに〜」と言う上司もいることでしょう。

手法3「社長の熱意をアピール」

「仲間意識を強く持たせる」に類似した目的で行われるのが、社長をはじめとするリーダーが事業に対する想いを従業員にアピールすることがあります。朝礼や、勤務時間の突然の演説で伝えられることもあれば、印刷を行い壁などに貼られていることもあります。

それらを行うことで、仲間意識が湧き、見返りを求めない「やりがいの搾取」を強いられます。

手法4「名前だけの役職を与える」

高い役職は、他のポジションと比較すると責任が増えます。その責任感に漬け込んで、「やりがいの搾取」を行う企業があります。したがって、名前だけの役職を与えられた時は、注意をしてください。

自分より高い役職の人が先に退勤しない場合、帰りにくくなることもあります。後輩のことも考えて、早く帰宅するのが良いと言えます。

手法5「選民意識を植え付ける」

「君たちは特に優秀だからプロジェクトのメンバーに選んだ」というのはやりがい搾取の常套句です。多くの人は特別扱いされれば気分が高揚してやる気が上がります。意気に感じて、自分たちを特別視して目をかけてくれる人の恩に報いたいと考えるようになります。

やりがい搾取を目論む経営者は従業員みなに同じように「特別だ」「期待している」と言います。さらに悲しいことに心の底ではそんなことは思っていないのが現実です。

やりがい搾取の見分け方6つ

「やりがい搾取」されていることに自分で気づくのはなかなか難しいです。やりがいの搾取が行われている時、多くは家族や友人など周囲の人から指摘を受けて気づくことが多いです。やりがい搾取とはでは洗脳に近いとも言えます。

もしも自分が「やりがい搾取にあっている」という場合にはどう対応するのが良いでしょうか。ボロボロになってしまう前に、まずは搾取に気がつく力を身につけましょう。

見分け方1「会社側が賃金を上げようとしているか」

やりがい搾取を行う企業かの判断材料として、会社が賃金の向上を検討しているかを見ればわかります。時間外の仕事や、負担の大きい仕事を任せたら、それに伴い給与も上がるのが本来の形です。

しかし、上司も仕事に見合った賃金を支払うつもりでも、日々の激務に追われてその相談を忘れている場合もあります。仕事を任された時に、その報酬までも交渉できる関係を築けることがベストだと考えられます。

見分け方2「雇用の努力をしているか」

勤務している従業員では手が回らないのであれば新たな人手を採用しなければ、現場の人々に大きな負荷がかかります。したがって、雇用を検討している会社はやりがい搾取をする可能性が少ないと言えます。

努力を行っていても、人手がなければ、負荷がかかることは変わりません。その際は、ただ我慢するのではなく、やりがいの搾取に争い、人間らしい働き方をする努力を忘れないようにしましょう。

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初回公開日:2017年11月03日

記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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