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臨床心理士指定大学院の受験難易度・合格率と勉強方法

更新日:2024年07月14日

昔と比べて今は心理学が活発に研究されている事もあって、臨床心理士を目指している人は年々増えてきています。ですが、一体臨床心理士になるには一体どうすればいいのか?試験の内容だけでなく指定された大学院の難易度も考えなければなりません。なので今回はそれを紹介します。

臨床心理士を目指す人必見!試験の難易度から色々教えちゃいます

ひと昔前と比べ、最近は臨床心理士と言う職業に就きたいと希望する人も数少なくありません。
おかげで臨床心理士不足が解消されると思いきや、その分大学院で学ぶ事、そして臨床心理士になるための試験の難易度は徐々に上がってきています。

「一体どうやって勉強すればいいのか」と悩む方もいれば、「無事に大学院には入学できたけれども、心理士の試験合格が不安」と言う人もいるでしょう。

なので今回は臨床心理士を目指す人にぜひとも参考になるよう、臨床心理士になるための試験の勉強法や、大学院への入学への難易度などをとことん紹介していきます。

臨床心理士指定大学院の難易度ってどれぐらいと悩めるあなたへ

臨床心理士になるためには「公益財団法人・日本臨床心理士資格認定」と言う協会が開く試験に合格しなければ、臨床心理士になる事はできません。

中でも受験資格として指定大学院を修了し、所定の条件を満たす事、そして理士養成に関する専門職大学院を修了した者など条件はいくつか存在します。

簡略的に言ってしまえば、臨床心理士を目指す人が大学院への受験を臨むのは臨床心理士指定のこの資格を取るためと言っていいでしょう。

では「臨床心理士指定大学院に入学するにはどんな勉強方法をしているの?」と思う方も多いのは確かです。なのでその難易度を知るためにどんな勉強をしているのか臨床心理士の大学院に通う人の実体験を紹介します。

そもそも臨床心理士の大学院に合格するための難易度ってどのくらい?

まず臨床心理士の大学院に入学する前にその難易度を最初に知っておいた方が現実味があって、勉強方法の模索も楽になるので紹介します。
ですが、その臨床心理士の大学院に受かる難易度と言うのは心理学部を基準に考えた方が単純です。

例えば「どのあたりの学力なのか偏差値が分かりたい」という場合は、まずは大学の心理学部の偏差値を参考にする事が非常に効率が良いです。

なぜなら、例え苦労して大学院に進学して卒業しても、「卒業生が全然心理士臨床試験に合格していない」と言う事実を知ってしまったらどうでしょう?せっかく苦労して大学院に進んでも、それだけの学力がなければ意味はありません。

なので大学院と言う事にこだわらず、まずは受けたい大学の心理学部がどうであるか調べる事が大事です

そこで注意!大学に入学するならば自分の実力に見合った場所を選ぶべし

「どこの大学に入ろうか」と大学を探す時に気をつけて欲しいのは「偏差値が高いからこそ、臨床心理士になりやすいだろう」と言う勘違いはやめましょう。

いくら「ここの大学の偏差値が高いから」と言っても、自分の実力に見合った大学でなければそれこそ意味はありません。

学歴を気にして実力以上の大学に進学すると、「授業についていけない」や「修士論文が書けない」などと言う問題を抱えてしまうので、無理はせずに自分の実力に見合った大学を選びましょう。

一体1日どれぐらい勉強してるの?臨床心理士の大学院に通う人に聞いてみた

では臨床心理士を目指す人で「一体どれぐらい勉強しているの?」と思う人は多くいるでしょう。
なので今回は臨床心理士の試験を受け、どんな勉強をしたのか実際に受けた人の体験談を紹介します。

大学3年生になり、やっぱり本当に進学しようかなと決心を固め始めました。心理学を学ぶにつれて、心理学にハマっていったというのが、大きな理由でした。

6月くらいからは、気になる大学院の説明会やオープンキャンパスなどにも顔を出し始めました。

出典: http://shinrinyushi.blog.fc2.com/blog-entry-28.html |

この方の場合だと心理学専攻の4年制大学に入学したケースです。

しかし気になる大学院に進学する時には、やはり説明会やオープンキャンバスに参加する事で、その大学の心理学部の偏差値や、その大学に進学してどの様な資格が取れるのかと言うのが重要な鍵になります。

そして他にどの様な勉強方法で大学院に進んだのか見ていきましょう。

また、大学の同じ専攻の中で、大学院を目指す人同士で勉強会などを開くようになりました。

週1回、4〜5時間くらいやっていたと思います。毎週1つキーワードを決めて、それについて各々が調べてきて、そのキーワードについての理解を深める、といった感じでやっていました。

正直、知識的にはあまり意味が無かったと思いますが、仲間とともに勉強できているということによって、モチベーションがすごく上がりました。その勉強会は、夏休み前まで続きました。

 夏休みは、参考書を使って自分で勉強しつつ、気になる大学院の先生たちと会うようにしました。いわゆる研究室訪問ですね。

メールでアポを取り、書きかけの卒論を持って会いに行きました。これは、実際に大学院を尋ねることで、そこの雰囲気も分かりますし、先生が自分のやりたい研究を指導してくださるのかも分かりますので、ぜひやっておくべきです。

出典: http://shinrinyushi.blog.fc2.com/blog-entry-28.html |

「勉強会に関して意味はなかった」と言っても自身のモチベーションを上げたり、他の人と指導を取り合う事は恐らく無駄ではないでしょう。
たった1人で勉強をしたり何かをしていると、挫折をする事があるので非常に良い手です。

そして研究室訪問は大学院の人との交流を持つ他にも、その大学院の実態が見れると言う事ですから、これはぜひとも積極的に参加しておくのも手でしょう。

では、この経験談の他にも「ぜひとも臨床心理士の大学院に進むためにやっておきたい事」をさらに紹介します。

専門科目は何を選んだほうがいいの?

専門科目はもちろんですが、その受けたい大学の授業に合った科目を専攻すべきです。
しかしそう一言言っても伝わりにくいので、どこの大学院でも必須とされる専攻科目は統計分析がです。

なぜなら臨床心理士は普通の心理士よりも広い範囲で知識がなければ話になりません。
なので特に人の心理や行動に関する事、つまり保健や看護、教育に関しての知識は必要になります。これらの統計分析を行う事と臨床心理士の基礎についての知識を深めておけば可能性は広まるでしょう。

そのため、心理学辞典も持っておいて損はありません。
しかしどの科目を専攻するにせよ、臨床心理士を目指すのであれば、心理士に関する本は最低でも2冊あった方が良いと言われています。

英語は習得しておくべき必須科目!

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初回公開日:2017年12月22日

記載されている内容は2017年12月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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