ホワイトカラーとブルーカラーの特徴の違い・日本の割合と比率
更新日:2024年06月04日
ブルーカラーは製造や物流などの体を使う部門で、ホワイトカラーは知識労働者と考えられています。しかし近年は介護やITなどこれまでなかった職業も増えてきました。これらの技術的職業やサービス業の中には、一般的にはホワイトカラーと考えられているものの実態はブルーカラーと言えるようなものもあります。
IT系は「IT土方」と呼ばれるように長時間労働が当然となっています。また介護職も体力勝負の重労働な面があります。一方で大規模な工場は空調も整っていて、労働時間もきちんと管理されていて、機械の管理がメインとなるなどむしろホワイトカラー的な要素があったりもします。このように職業ごとの境目が曖昧になってきているという風潮があります。
職種の違いは?
職種的には総務や経理などの事務系、販売、デザインなどホワイトカラーは多岐にわたります。ブルーカラーは現場での仕事が中心となります。ホワイトカラーから別のホワイトカラーへの転職はありますが、ホワイトカラーとブルーカラー間での職種の変更や転職は求められる技能や資質が大きく異なるためあまりありません。
ブルーカラーの将来はどうなるか
単純労働で労働集約型のブルーカラーの将来はどうなるのでしょうか。機械化がさらに進むことで人件費の削減が可能となり、ブルーカラーの仕事自体が減っていくことが予想されます。また現在すでにそうなっているように、海外の安い労働力のほうに仕事が流れていくことも考えられます。
もちろんまったくブルーカラー系の仕事がなくなることはありませんが、その価値は機械の代替性と海外との競争でますます低くなっていくことが予想されます。
ホワイトカラーの将来はどうなるか
では知識労働者と言われるホワイトカラーは安泰でしょうか。実はそうとも言い切れません。これも機械の発達や人工知能の発展によって大きく将来が変わります。
たとえばスーパーのレジ打ちや銀行の窓口業務は、今後自動レジなどに取って代わられるでしょう。またロボットが案内することも考えられます。ほかにもホワイトカラーで高収入が見込める職業の一つであった弁護士や税理士の仕事もAIやクラウドサービスの進展で代替ができるようになると言われています。
ホワイトカラー、ブルーカラーのいずれも他との差別化を図らなければ生き残ることが難しい時代になっていきます。
襟を正し誇りを持って仕事をしよう
ホワイトカラーもブルーカラーもその名称は仕事着の襟の色に元々は由来します。しかし現代ではかつてホワイトカラーと考えられていた職業がブルーカラー化していたり複雑になってきています。
襟の色にかかわらず、仕事に誇りを持って常に成長していくために頭を回転させることが生き残っていくための秘訣となります。ブルーカラーだから頭を使わなくてもいいということでもないし、ホワイトカラーだから体力は不要ということでもありません。なぜ必要とされるのかを考えることが正しい仕事へのスタンスだといめるでしょう。
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初回公開日:2018年03月13日
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