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新入社員の退職率・退職した場合のその後・退職方法と挨拶

初回公開日:2017年07月21日

更新日:2020年08月20日

記載されている内容は2017年07月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

4月になると晴れ晴れとした顔で入社式に挑む新入生達の姿を電車でよく見かけます。まだ初々しい姿の新入社員も、7月になってくると「自分はこの会社に合っていないんじゃないかな?」と思う人もいると思います。お伝えするのは、そんな新入社員が辞職する時の情報です。

新入社員の退職率

日本全国で新入社員がどれほど退職しているのか、その割合をご説明します。

3年以内の退職率は全体の30%

厚生労働省の調査によると、大学を卒業して就職した新卒社員のうち、3年以内に仕事を辞めてしまう人は31.9%になります。約3年間で30%の人がやめている計算となり、一年で退職する人は2015年でみると11.8%となります。

「最近の若い世代はゆとり教育で育ったから、我慢が足りずすぐ辞めてしまう」と言う人がいますが、3年で3割辞めるのは30年前からほとんど変わらない結果になっています。

退職する理由は労働条件

退職する理由について最も多かったのは、労働時間・休日・休暇の条件です。次いで「人間関係がよくなかった」「仕事が自分に合わなかった」と続きます。1年以内で退職された新入社員の人が辞める理由で最も多いのが「仕事が合わない」です。つまり、入社前に思い描いていた仕事の内容な社風とは全く違ったというギャップが大きな影響を与えていると言えます。

入社前は「こんなことをしてみたい」という希望に溢れていたのが、実際に働いてみると自分の思っていることと何かが違う、と言ったようなパターンが非常に多いようです。

一方、三年目になると労働条件の影響で退職するという人が増えます。これは、結婚などのライフステージが大きく変化されることがある上、家族が増えたあとの給料や労働時間の問題で家族のために退職をするケースが増えているようです。

新入社員の退職率1位はサービス業

新入社員の退職率は業界によっても大きく左右されます。厚生労働省の調べによると、大学卒業後3年以内の離職率がもっとも高いのは、宿泊業と飲食サービス業で、5割以上が退職してしまうとのことです。

一方、もっとも退職率が低いのは電気・ガス・熱供給・水道業という結果が出ています。サービス業などは最近だと24時間、365日営業している会社も増えてきており、それによって労働条件や夜勤の厳しさから退職してしまう人がいるようです。俗にいうブラック会社というものに耐えきれなくて辞める人も中には多いのが現状です。

再就職先の退職率を調べておく

もし、退職をするために転職サイトなどから転職先を探しているのであれば、「転職先の退職率」を調べておくのが有効です。退職率が高いのであれば、その会社には何か要因がありますので、応募前によく考えたほうがいいでしょう。

大手企業や東証一部上場企業であれば、退職率は東洋経済社が発行している「就職四季報」で確認することができます。ただし、非上場企業であったり、ベンチャーなどの中小企業であればデータとして残されていない可能性もあります。

また、上場企業や大手企業でも「N/A」としてデータとして公表していない企業もあります。退職率を隠すために公表していないということも考えられますので、注意深く見ておく必要があるようです。特に、大手金融会社や大手小売業などは公表していない場合が多いです。

就職四季報に退職率が載っていない企業を調べるには

就職四季報にも載っていないような会社の退職率を調べるには、転職エージェントやハローワークの担当者に問い合わせるという方法があります。退職率を聞くことができなくても、退職者数を聞くことができれば、その会社の概要に記載されている従業員数と照らし合せて割合を見ることができます。

また、求人票にある採用人数から退職率を推察することもできます。例えば、従業員数に対して異常なほどの多くの人を募集していたり、ずっと同じ求人を出し続けている企業であれば退職率は高いと考えられます。

退職理由も聞いておくのがいい

退職したあと、どのような理由であれ「次の会社でも同じようなことがおこったらどうしよう」という人も多いのではないでしょうか。そんなときには、転職先の会社がどのような理由で退職する人が多いかを調べるのをお勧めします。

もしも、調べる方法がないという方は面接などで今の労働条件や詳しい仕事内容を確認の意味を込めて失礼のないように聞いてみるのも効果的です。転職の口コミサイトで調べるという方法もありますが、ただし口コミサイトの場合は真偽を確かめるのが難しく、ネガティブな情報ばかり載っていることが多いようです。全ての情報を鵜呑みにせず、あくまで参考程度にとどめておきましょう。

新入社員が退職した場合のその後

新入社員の人が退職した場合、退職後はどうしているのか、またどうしたらいいのかと不安を感じている人は少なからずいらっしゃるでしょう。ここでは、退職した場合と退職したあとについてお伝えします。

新入社員で退職したらどうなるのか

新入社員として入社してから、会社を退職したいと思った時、「今退職したらどうなってしまうのだろう」と不安になることがあるのは当然です。特に、入社してからそれほど月日が経っていないとなるとなおさら不安になり、自分の将来を悲観的に観てしまうこともあります。ただ、悲観的になって将来のことを考えいるということは、何も考えないで退職するよりずっとリスクは小さいです。

かといって、新入社員の時に退職してしまうと後々の就職活動では厳しい評価を受けることになります。例えば、面接の際に新入社員で退職した理由を聞かれれば、面接官を納得させる理由か特別な能力が認められない限り採用されません。というのは、「またここでもすぐに辞めるんだろうな。」と思われてしまうからです。最低でも一年間は勤めておくのが最適でしょう。

新入社員で退職すると転職癖や退職癖がつく

新入社員のうちに退職をし、一度転職に成功すればこれから務める会社が万が一気に食わなくても、また転職をすればいい。という容易な考えになってしまいます。そうなれば、仕事内容や労働条件、人間関係などに少しでも満足がいかなくなると「またやめればいいや。」という考えが一番に浮かび、気づいたらまた転職をしていた。なんてことにもなります。

あまりに短期間で転職をしていると、転職癖があるとして会社は雇ってくれません。そうなれば転職できる会社の数も限られてきます。新入社員のうちに退職して転職癖や退職癖をつけないためにも、ある程度は我慢強く続けておく必要もあるのです。

新入社員で退職してもマイナスなことばかりではない

新入社員で退職した後、転職や退職を繰り返したとしても、必ずしもマイナスなことばかりではありません。例えば、新入社員として働き始めたのが大手企業でいい成績を収めたとして、労働条件や上司との兼ね合いがうまくいかずに退職を決意したとします。世の中には第二新卒を積極的に採用している企業がたくさんありますから、そういった若くて力のある人材を欲しがっている企業もあります。

そういった企業は人柄重視で採用しているところも多く、能力面はある程度重視しますが、今までの在職期間やどうして新入社員で退職したかなどの退職理由はあくまで参考程度に質問されるようです。転職を希望する会社のそういった情報もリサーチしておくといいでしょう。

なんとかなるのは若い時だけ

新入社員のうちに退職をして、第二新卒歓迎の会社へ転職をする。そうしてなんとか転職と退職を繰り返すことができるのも若い時だけです。職種によって異なってきますが、殆どの会社は若くて力のある人材であれば採用します。しかし、特別な資格や能力がない上に若さも足りないとなれば、採用の確率も大きく下がることになりますし、新入社員の時のように思うような求人がそもそも見つからなくなるというのも珍しくなくなります。

若い時に転職癖や退職癖をつけてしまうと、ある時を境に就職する会社がないなんてことになります。

新入社員の一年間じっくり考えるのも大切

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