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自己/会社都合退職での派遣の失業保険について|すぐもらえる?

更新日:2020年08月20日

派遣社員でも失業保険はもらえるの?退職の理由が、自己都合の場合と会社都合の場合では、失業保険のもらえる期間や金額の内容が違ってくるのでしょうか。雇用先に属していない派遣社員は、失業保険の内容が正社員と違っていたりするのでしょうか。

自己都合・会社都合退職での派遣の失業保険

会社を退職したあと、働く気や仕事を探す気があるけれども、すぐに仕事が見つからない場合は、失業保険をもらうことができます。しかし、職がない人すべてがもらえるわけではありません。会社で正社員として雇用されていた場合は、福利厚生がしっかりしている会社ならば、ほぼ失業保険は給付されるでしょう。それでは、派遣社員の場合はどうなのでしょうか。

失業保険をもらうためには

派遣社員でも、会社で働いていた時の雇用内容によっては、正社員同様に失業保険を受け取ることが可能です。

失業保険の受給資格は、会社に在籍していた期間のうち、2年の間に12ヶ月以上、雇用保険の被保険者であること。被保険者というのは、定められた雇用保険料を支払っていたということです。また、その12ヶ月以上の各月に、賃金支払いの基礎となる日が11日以上あることが必要です。

この条件をクリアしていれば、派遣社員でも失業保険をもらうことができます。会社の都合によりやむを得ず雇用が終了した場合などは、「特定受給資格者」として、離職日から数えて1年の間に6ヶ月以上、雇用保険の被保険者であれば、失業保険をもらえます。

復数の会社での派遣でもOK

派遣社員の場合、長期契約でない場合もあります。

失業保険をもらう資格を有するため、2年の間に12ヶ月以上被保険者であることが必要ですが、この期間は復数の会社をまたいでいてもかまいません。派遣先が、数ヶ月で復数変わった場合でも、合算して2年の間に12ヶ月以上、被保険者であれば、失業保険をもらえる資格は有するのです。

このルールは、派遣社員に限らず、正社員の場合も同様です。

派遣の契約終了は、会社都合になるの?

退職理由が、自己都合でも会社都合でも、もらえる条件を満たしていれば、失業保険はもらえます。

派遣社員の場合は、派遣契約の満了で派遣先を退職せざるえないことがあります。その場合、会社都合での退職となりそうですが、注意が必要です。

契約終了後の1ヶ月は、派遣会社から次の仕事を紹介してもらう待機の期間とされています。その1ヶ月の間に次の派遣先を紹介してもらえない、紹介してもらっても派遣契約が成り立たない、といった場合に、会社都合という理由での失業保険の給付が受けられることとなります。

ちなみに、この1ヶ月の間に派遣会社からの仕事の紹介を断って退職とした場合は、契約満了での退職であっても、退職理由は会社都合ではなく自己都合となってしまいます。

派遣の失業保険はすぐもらえる?

失業保険の給付は、派遣社員に限らず、すぐにもらえるわけではありません。職業安定所(ハローワーク)へ必要書類を持って、然るべき手続きをふまなければ給付はされません。また、退職理由によって、受給開始日も異なります。

自己都合で退職した場合

退職すると、派遣会社から各種書類を受け取ります。その中の、雇用保険被保険者証と離職票をもって、職業安定所(ハローワーク)で失業保険の手続きを開始します(手続きには、その他にも、本人確認書類など必要な物があります)。

手続きを開始したその日から7日間は待機期間となり、その後、説明会にて失業保険の内容や、手続き等の詳細を聞かされますので、きちんと理解した上で、いよいよ失業保険の受給開始となります。

しかし、自己都合で退職した場合は、この待機の7日後からさらに3ヶ月の給付制限期間を過ごさなくてはなりません。退職後すぐに職業安定所へ行って手続きを開始しても、自己都合で退職した場合は、7日プラス3ヶ月の待ち時間が必要で、その後はじめて受給期間が開始されるのです。この期間は派遣社員に限らず、正社員でも自己都合ならば同様です。

会社都合で退職した場合

会社都合とは、会社の倒産や人員削減など会社側の都合により、雇用を終了させられた場合です。派遣社員の場合は、派遣契約満了後、次の雇用先が決まらなかった場合も、会社都合の退職とみなされます。

会社都合で退職をした場合、職業安定所での手続きから7日の待機期間を経て、すぐに受給期間が開始します。決められた認定日に必ず職業安定所へと行き、失業状態であること、及び求職の意欲があることを確認してもらえると、受給がされます。

認定日は、4週間に1度のスケジュールで行われ、必ずその日に参加しなくてはなりません。行かれなかった場合は、失業保険の給付はされません。失業保険の給付は、基本、認定日の5営業日後に指定した自分の口座へと振り込まれます。祝日や年末年始など、特別な場合は数日遅れることもあります。

派遣で失業保険をもらう時の、待機期間と期間満了

失業保険の待機期間とは?

派遣先の離職をしてから、失業保険の手続きを開始するために、まずは職業安定所へと行かなくてはなりません。必要書類を提出し、失業している事、求職の意思のある事を確認されると、7日間の待機期間が設定されます。

この待機期間は、派遣社員でも正社員でも、自己都合、会社都合いずれの退職理由であっても、必ず待たなくてはいけない期間です。この期間は、失業保険の給付はありません。

また、この期間中は、失業状態でいる必要がありますので、アルバイトも禁止されています。派遣の仕事も、たとえ短期であっても、この期間はすることができません。

失業保険の給付される期間は?

待機期間を失業(求職)の状況で過ごした後、職業安定所で、受給説明会に参加します。その時、雇用保険受給資格者証と失業認定申告書を配布され、最初の失業保険の認定日がわかります。

失業保険の給付日数は、雇用保険の被保険者だった期間や年齢、退職理由によって、90日から360日の中で、決められた期間が定められます。

会社都合によるやむを得ず退職させられた場合は、特定受給資格者の権利として、自己都合による退社をした一般受給資格者よりも給付日数が長く定められます。

また、失業保険の受給期間は、1年間と決められています。失業保険が給付されるのは離職後1年間だけなので、職業安定所への手続きは早めに済ませることをします。手続きを先延ばしにしていると、失業保険を満額でもらえなくなる恐れも出てきてしまいます。

失業保険の金額は?

失業保険の金額は、基本手当日額と言って、1日あたりの給付金額を日数で計算して、4週間毎に支給されます。

基本手当日額は、人によって違います。離職した日以前の6ヶ月の給与の合計額を180日で割り、1日あたりの平均額を算出します。これを賃金日額と言います。この賃金日額の50%〜80%が、基本手当日額となります。

賃金の低い人ほど、割合の率が高く設定されています。基本手当日額は、上限が決められていて、上限額は年齢によって違う額が設定されています。従って、年齢やもらっていた給与額により、基本手当日額は決められます。この基本手当日額が、定められた給付日数の期間給付されます。

失業保険はもらえるけど離職は計画的に

初回公開日:2017年07月25日

記載されている内容は2017年07月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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