退職祝いの手紙の書き方・例文|お詫び/定年/退職後/お客様
更新日:2020年08月20日
退職祝いの手紙の書き方・例文
退職祝いの手紙を書く場面といえばどのような場面があるでしょうか。一般的には定年退職や結婚に合わせた寿退社等があります。他にも独立・起業のために退職する方もいらっしゃるかもしれません。
今回はいくつかのケースを想定して退職祝いの手紙の書き方を例文と共にお伝えします。比較的にカジュアルなテイストの言葉を選んでいます。実際に退職祝いの手紙を書く際の参考にしてください。
お祝い
退職時にお祝いの言葉を掛けることに抵抗感を感じる人もいるかもしれません。しかし、退職する側にとっては新たな門出でありますし、ここは笑顔で見送ってあげるべき場面です。そうすれば退職する人も心にしこりを残すことなく旅立つことができます。
そのような気持ちを手紙にこめることが退職祝いの手紙においてお祝いの言葉を書く際のコツになります。
<例文>
○○さん。
退職おめでとうございます。
これまで本当にお世話になりました。毎日の仕事では多くの事を教えていただき、また助けてもらい感謝しています。
○○さんのこれからの人生に幸多からんことを願っています。
定年
定年退職される方は一般的に年上で目上の方がほとんどになるかと思います。そのため言葉選びに気をつける必要があります。しかし、極度に固い文章にする必要はありませんが、相手をたてることを意識しましょう。
また、これまでお世話になったことに対して、素直にお礼の言葉とこれからの人生の幸せを願うことを前向きに伝えましょう。
<例文>
○○部長
この度は定年退職おめでとうございます。これまで公私ともに大変お世話になりました。○○部長には仕事の事も人生の事も多くの事を教えていただき、学ばせていただきました。
これからの第2の人生の末長いご多幸をお祈りいたしております。
退職後
退職後に手紙を出す際は、なるだけ期間を開けすぎないようにしましょう。1週間以内には送付したいところです。ただ、退職後に引っ越しをされるケースも十分考えられますので送別会等あった際にその辺りを確認しておくことが大切です。
お客様など
お客様や取引先の方が退職される場合は、普段より良い関係を築いておきなるだけ早く退職に関する情報を仕入れることが大切です。それは、退職後に後任にあたる方との顔合わせの機会を設けてもらう機会を逃さないためです。後任の方との面識がない事で今後のお付き合いが消失してします可能性もあります。
退職の手紙に関しては、相手の年齢にもよりますが上司の退職祝いの手紙と同様に相手をたてることを第一に余り砕けた表現は使わないように気をつけましょう。
退職祝いの手紙の例文
お祝い
○○部長
長い間本当にお世話になり、また多くのご指導をいただいたことをありがたく思っております。この度会社を退職され新たな道を行かれることを伺った時には大変寂しく思いましたが、今は○○部長の新たな門出を祝い、また笑顔で見送りたいと思っております。
今後の益々のご活躍を部下一同、心より願っております。
退職祝い文例・定年退職
○○部長
この度は定年おめでとうございます。長い間、本当にお世話になりました。
長らく会社に貢献されていた○○部長が定年退職されることを部下一同大変嬉しく思うとともに、寂しさも感じております。これまで○○部長の下、職務に従事し直接ご指導いただいたことは私たちの誇りであり、かけがえのない財産です。
○○部長の今後のご健康とご活躍を願うとともに深い感謝の意を表します。末長いご多幸を陰ながらお祈りいたしております。
ありがとうございました。
退職祝い文例・退職後
○○部長
先日○○部長が退職された後職場では、しばらく胸に穴の空いたような寂しさを部内の皆が感じておりましたが、今では皆で今まで以上に会社を盛り立てていこうと職務に邁進しております。○○部長から見るとまだまだ至らない所が散見しているやもしれませんが、○○部長に教えていただいた技術を生かし、発展させて今後ともお客様の事を考えたより良いサービスを提供できるように頑張ってまいりますので、どうか安心して見守っていてください。
○○部長これまで本当にありがとうございました。末長いご多幸をお祈りいたしております。
お客様など
初回公開日:2017年09月19日
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