【社内・社外別】退職メールの返信の書き方・例文|件名
更新日:2020年08月20日
社内・社外別退職メールの返信の書き方・例文
退職するとき、昔なら直接挨拶したり、手紙を書いたりするのが一般的でしたが、現在では、メールで挨拶することが、かなり一般的になってきました。では、もし自分が「退職メール」をもらったら、どのように返せばいいのでしょうか。この記事では、「退職メール」を貰った時の返し方について、詳しく解説していきます。
ところで、もし一斉送信メールで、かつ退職する相手のことをあまり知らないといった場合は、必ずしも返信する必要はない場合があります。留意しておきましょう。とはいえ、社外からきた退職メールが一斉送信であった場合は、絶対に返信メールを送るべきです。
件名、どうしよう?
まず最初の関門となるのが件名ですが、返信となりますので、既に「退職のご挨拶」などと入力されているはずです。これには手を加えず、そのまま返信しましょう。
Re:退職のご報告
退職メールの返信の件名はこれでOKです。
人物別退職メールの返信の書き方
退職メールへの返信内容は、相手や自分の立場によっても変わってきます。ここでは、それぞれの退職メールの返信の書き方の例をご紹介します。
取引先・得意先への返信
取引先からきた退職メールへの返信例をご紹介します。
○○株式会社 〇〇様
いつもお世話になっております。
お忙しい中、退職のご挨拶を頂きまして、誠にありがとうございます。
お知らせいただき、正直驚いております。
○○様には長期に渡りお世話になりました。まだまだ教えて頂きたいことも多く、何もご恩返しできないままにお見送りしなければならないのは、心苦しい限りです。
退職後も、〇〇様のさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
今まで本当にありがとうございました。
ポイント
〇今までありがとうございましたという気持ちを伝えましょう。
〇一緒に仕事をできなくなるのは残念という気持ちを込めてメールを返信しましょう。心に残った案件がある場合は、そのことについて触れると、相手に気持ちがよく伝わります。
〇相手の今後の活躍を祈りましょう。なお、「活躍を期待する」という表現がありますが、目上の人に使う表現ではありません。特に社外メールでは気をつける必要があります。
上司への返信
上司からきた退職メールへの返信例をご紹介します。
〇〇部長(役職名のない場合は「様」をつけましょう)
お疲れ様です。退職のご挨拶をいただき、ありがとうございます。
○○部長には新入社員の頃からずっと面倒を見ていただき、今日まで勤めてくることができました。またぜひいろいろなお話をお聞きしたいと思っていましたが、退職されると聞き、寂しい限りです。
新天地でも、○○部長の素晴らしいご活躍をお祈りしております。
今まで大変お世話になりました。ありがとうございました。
ポイント
〇社外メールよりも多少くだけた表現を使っても大丈夫です。親しみを込めた内容にしましょう。
〇今までありがとうございましたという気持ちを伝えましょう。
〇もう面倒を見てもらうことができない寂しさを伝える一文を、メールに添えましょう。
〇退職する上司にお世話になっていた場合は、メールでの返信に留めず、こちらから挨拶をしに直接伺いましょう。きっと喜ばれるはずです。
後輩や部下への返信
部下や後輩が転職するとき、せっかく面倒を見てやったのにと、複雑な気持ちになる人もいるでしょう。しかし、退職や転職はけして悪いことではありません。相手がポジティブな気持ちで退社できるよう、気持の良い返信メールを送るようにしましょう。
後輩や部下からの退職メールの返信の例をご紹介します。
○○さん
お疲れ様です。退職のご挨拶をありがとうございます。
〇〇さんには今まで多くの案件で手伝ってもらいましたが、その正確さや速さには、驚かされることもたくさんありました。特に〇〇の物件の件では、〇〇さんがいてくれて本当によかったと感じました。今までありがとうございました。
退職してしまうということで寂しい限りですが、〇〇さんなら新天地でも大いに活躍できると信じています。
最後になりますが、〇〇さんのご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
初回公開日:2017年11月16日
記載されている内容は2017年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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