【業界研究】出版業界の現状・動向・課題について
大切なことは、購入者がどのように行動し、何のコンテンツを購入したのか、書店や出版社がデータとして保有することです。そのデータをマーケティング用のデータとして、本を作ることや売ることに活かしていくのです。
ここ10年のあいだ、出版不況と言われてきましたが、書籍の売上に関してはそこまでの減少はしていません。前述した通りに、2004年は1兆237億円、2013年は8237億円なので、20%程度の減少率です。これは十分に挽回できる数字です。
活字や出版の文化が廃れることはないはずです。必要なことは、時代に合わせて対応していくことではないでしょうか。それも消費者のニーズに合わせて対応できれば、市場を回復させることも夢ではありません。
業界研究本
日本経済新聞社の記者が徹底取材をして、日本の180業界の最新動向や課題、将来の見通しを解説しています。
企業間の相関図、企業・製品のシェア、業界のトレンドを示す表やグラフがビジュアライズされており、業界のことが一目でわかるようになっています。業界研究をするにはまず目を通しておきたい1冊です。
国内の全上場企業の業績予想を中心に、所在地から財務情報まで、会社のことを知るのに欠かせない情報をまとめたハンドブックです。就職活動における業界研究から、株式投資といったビジネスユースに至るまで幅広く使えるのがの理由です。
産学社から発行されている「産業と会社研究シリーズ」の「出版編」です。出版業界のしくみや最新事情がわかりやすく書いてあるので、就職学生の業界研究本として最適です。ここ2〜3年の出版業界の動向や年間レポートは業界関係者にも好評を博しています。
業界研究をすれば、就活の戦い方がわかる
いかがでしたでしょうか。
この記事だけでも、業界の展望や各企業の力関係など、様々な発見があったかと思います。業界研究をせずに企業だけを調べても、業界全体の流れがわからず、狭い視野での企業研究になってしまいます。
自分の志望する業界は、かなりの時間を割いてでも研究するべきでしょう。
しかし、会社説明会・Webテスト・ESなど、就活生は時間がないことでよく知られています。就活サイトにいくつも登録し、別々のアプリで管理している方がほとんどでしょう。別々の就活サイトで説明会が被ってしまったり、説明会の予定を忘れてしまったり、という悩みもよく耳にします。
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