不安を煽る人の性格・心理とは?効果的な対処法をあわせて紹介
更新日:2024年08月24日
親しい人に悩みを聞いてもらえば、気持ちが落ち着くという人も多いでしょう。このタイプの人は自分の不安を相手とシェアすることで、心の負担を減らしています。
その裏には理解者を作って安心感を得たいという思いがありますが、共感してもらうということは逆に相手に負担がかかっている場合も多いです。その結果、意図せずとも不安を煽る人と位置付けられてしまいます。
自分の方が幸せだと思いたい
不安を煽る理由の一つに、相手にないものを持っていることを再確認していることが挙げられます。自分が心理的に優位に立つことで、満たされていると感じようとしているのです。この場合も嫉妬心からの行動であることがほとんどです。
いずれにしても、他人と比較することでしか幸せを感じられない人はいつまで経っても自分で幸せを見つけることは難しいでしょう。
気を引きたい・興味をもってほしい
気を引きたい特定の相手がいる場合には、いかに自分を印象づけるかが大切です。その一つの手段として不安を煽る人がいます。
不安を煽れば相手の気持ちを自分に向けさせるだけでなく、強く印象づける事もできるでしょう。そういった理由から、わざと相手が不安になるようなことを発言しますが、良い印象を持ってもらえることは少ないと言えます。
相手を思いどおりに誘導したい
不安を煽る人の中には、相手の行動を自分の意図した通りに誘導しようとするタイプもいます。相手を不安にさせることで心の自由を奪ったり、自分の思い通りに行動するように仕向けたりするのです。
その中で相手の反応や行動を見て面白がったり、相手に対して優越感を持ったりすることで満足感を得ています。こういう人は他人の不幸を喜ぶ傾向があるので、あまり関わらないのが賢明です。
不安を煽る人への効果的な対処法
上記の通り、不安を煽る人には複数のタイプがいることが分かりました。悪意を持ったものとそうでないもの、共感を求めるものなど背景にある心理も様々です。
ここから先は不安を煽る人への対処方法について、いくつか説明していきます。相手にとって有効だと思われる対処方法を見極めて、毅然とした態度で接する事が大切です。更に不安を煽られても惑わされないようにしましょう。
できるだけ距離を置く
不安を煽ってくる人が職場関係者ならば、仕事以外でなるべく関わらないように距離を置くようにしましょう。
挨拶はしても雑談には相槌程度で済ませるなど、角が立たないようにやり過ごします。忙しい振りや、相手の誘いに乗らない事も大切です。
友人であれば、自分から連絡しないこと、わざと返事を遅らせるなどして相手のペースに巻き込まれないようにしましょう。
思い切って話し合ってみる
あえて二人きりでお互いの本音を話し合うのも一つの方法です。相手の言い分の中に、自分の認識とは違った意図があることも考えられます。
話し合いの機会を持つことでお互いの理解が深まれば、上手くいけば以前よりも良い関係を築けるでしょう。逆に意見のぶつかり合いになってしまった場合は、関係が悪化してしまう恐れがあるので、冷静に話し合うことが大切です。
煽られるのが嫌だと伝える
初回公開日:2022年06月24日
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