怒鳴る上司にはどう対応すればいい?特徴や対処法も併せて紹介
更新日:2024年10月20日
怒鳴る上司の存在によって、「今日も怒鳴られるかもしれない」「昨日はあの人が怒鳴られたから、今日は私が怒鳴られるかもしれない」など、不安な気持ちでいっぱいになる可能性が出てきます。
怒鳴る上司が怖くて、怒鳴られないよう怯えて会社で過ごすことで、仕事が楽しい、やりがいがあるとは思えなくなってしまうでしょう。このようなネガティブな感情から、会社に行きたくない心理状態に陥ることがあります。
萎縮してしまう
上司から怒鳴られる毎日を過ごしていると、自分を全否定されているように感じてしまうこともあるでしょう。「自分は仕事ができない」「自分は駄目な人間だ」など、どんどん悪い方向に考えていき、徐々に萎縮していきます。
萎縮すれば、仕事のパフォーマンスは下がっていきます。「上司に怒鳴られないようにするためにどうしたらいいか」ばかり考えるようになってしまい、「仕事をするのが怖い」とまで感じてしまうケースも少なくありません。
仕事を辞めてしまいたくなる
怒鳴る上司によって、業務が嫌になったり、会社に行くのが怖くなってしまったりして、仕事を辞めてしまいたくなることもあります。
よほど小さい会社でなければ、異動などで数年後その上司と離れる可能性もあります。しかし、1日の中で仕事をしている時間は長いため、明日も明後日、1カ月後も怒鳴る上司と共に仕事をするのかと思うと、精神的に耐えられなくなってしまうこともあるでしょう。
体調を崩すこともある
簡単に仕事を辞められれば、ストレスで体調不良になってしまうケースは少ないですが、誰もがすぐに仕事を辞める選択ができるわけではありません。
「この程度で辞めたら負けだ」「せっかく夢の仕事に就いたんだから」「金銭的な不安がある」など、どんなに上司が怒鳴って、嫌な態度で接してきても耐えようとする人もいるでしょう。
ただ、どんなに頑張ろうとしていても、ストレスによって心が壊れてしまうと、体調を崩してしまうこともあります。
怒鳴る上司の部下になり耐えられないときは?
ここでは、怒鳴る上司に耐えられない場合について紹介します。さまざまな対策をしても、上司に怒鳴られる状況が変わらなかったとき、どうしたらいいのか悩んでしまう方もいるでしょう。
この場合は、その上司から離れることを考えましょう。以下の内容は、怒鳴る上司から離れる方法になります。
異動願を出す
怒鳴る上司に耐えられないのであれば、その上司と極力関わりをなくすために異動願の提出を考えましょう。ある程度の大きさの会社であれば、異動を願い出ることは可能です。部署異動できる制度がある場合は、積極的に使っていきましょう。
ただ、異動願は直属の上司に提出するのが基本です。直属の上司が怒鳴るのであれば人事部に提出するしかないでしょう。勇気を持って行動を起こす必要は出てきます。無事に異動でき、顔を合わせなくなれば怒鳴られることもなくなるでしょう。
転職を考える
異動ができない会社の場合、怒鳴る上司と離れるために転職を視野に入れていきましょう。転職して会社が変われば、問題の上司とのつながりが断てます。
転職はハードルが高いと考える人もいるでしょう。しかし、業界によっては人手不足で今よりも良い待遇で採用される可能性もあります。年齢が若ければ転職しやすいでしょう。
ただ、無事に転職できてもその職場で怒鳴る上司がいないとは限りません。この点は覚悟しておいた方が良いでしょう。
裁判で訴える
初回公開日:2022年08月09日
記載されている内容は2022年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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