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落ち着きがない人の特徴とは?大人になっても言われない方法を解説

更新日:2024年04月05日

落ち着きがない人の特徴をご存知ですか?本記事では落ち着きがない人の特徴、原因やその場合の対処法を紹介しています。落ち着きがない人は注意欠陥・多動性障害(ADHD)の可能性があることについても解説しています。興味がある方はご覧ください。

大人になっても落ち着きがない人と言われない方法

上記に落ち着きがない人の特徴を挙げましたが、では、落ち着きがない人が少しでも改善するためにどうすればいいのかを紹介します。

それは「ことあるごとに深呼吸をする癖をつけること」です。そんなことで思考の癖や気質、これまでずっと落ち着きがない人と言われてきたのに改善ができるのかと疑問を持つ人もいますが、これはとても有効な方法です。

落ち着きがない人は精神的な問題の可能性もあります。それに対抗するように「目のまえのことをきちんとしないと」「計画をしっかり立てないと」と思い込むと余計にメンタルが疲弊してしまう場合もあります。

呼吸は人間であれば誰しも常時しているものです。しかし気持ちに余裕がなければ呼吸が浅くなってしまう人がとても多いと言われています。特に難しいことを考えなくても、深呼吸をして一瞬でも頭を休ませると、気分転換とともに心を落ち着かせることもできます。

大人で落ち着きがない人にはADHDの可能性があるの?

これまで落ち着きがない人の特徴を挙げましたが、上記の特徴があまりにも当てはまる、とにかくミスが多い、これまでも幾度となく特徴を人から指摘されたことがある方は、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の可能性も存在します。

この特徴が幼少期から大人になった今でも全く改善しない、年齢に対して落ち着きがない、これらの特徴が幼少期からあり、過去の学校生活、成人後であれば社会人生活に支障を来すほどのものであるとなればADHDであることも否めません。

発達障害の一種であるといわれるADHDは症状の出方に個人差がありますが、もともとの性格の場合もあります。もしも発達障害であれば、軽症から重症まで幅広い個人差があるため、医療機関で診断してもらう必要があるでしょう。

出典・参照: ADHD(注意欠如・多動症)の診断と治療 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

ADHDの症状

ここからは注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状や特徴を詳しく説明いたします。

この説明を読んで自分とそっくりだ、大多数が当てはまるという方は注意欠陥・多動性障害(ADHD)の可能性があり、その場合は医療機関にかかるなど自分から行動すべきこともあります。

上記でも説明した通り、疑わしい場合は専門家の検査を受けましょう。医療機関で調べてもらうことをせず「もしかして自分は発達障害かもしれない」「多分そうだ」と思い込んでしまうと余計に混乱が生じる場合があります。気になる場合は一度医療機関を受診しましょう。

不注意の症状の特徴

不注意の症状として、大人であれば「指定された期限を守れない」ことがあります。子どもの頃であれば夏休みなどの長期休暇の宿題が仕上げられなかった、大人になってからも重要だとわかっていても書類が仕上げらない、といったことがADHDの方には度々みられます。

他にも「物事の順序を立て、それに沿ってやり遂げることができない」といった症状があります。計画性がないこと、目の前のことに集中できないことに通じます。複数の仕事があると最初に計画を立てられず、仕事が溜まっていき、結果的に上記の「期限を守れない」ことに繋がります。

最後に「忘れ物が多い、大切なものを失くす」という特徴があります。ものだけでなく仕事や約束も忘れがちです。

ただ、忘れ物はどんな人でもします。そのため、それに紛れて「忘れ物が他の人より多い人」という印象だけで、障害であるとは気づかないケースも多々あります。

出典・参照: 注意欠陥・多動性障害(ADHD) | 医療法人東横会 心療内科 精神科 たわらクリニック

衝動性の症状の特徴

衝動性とは、例えば「しゃべりすぎてしまう」ことがひとつの特徴です。前回説明した「人の話を最後まで聞けない」は、相手が話していても途中で遮って話を始めてしまうことが、衝動性という特徴にあてはまります。

他にも、人が言われて嬉しくないことであっても、思いついたらすぐに口に出してしまうのも衝動性のひとつです。この衝動性は人間関係のトラブルを招きます。

他には、欲しいものは後先考えず、その場で購入してしまったり、自分の欲求を突然コントロールできなくなります。

また、自分の思い通りにならない、欲求が通らないとすぐにイライラして、その場で大きな声をだしたり物を壊したりといった症状もあります。イライラするだけでなく、衝動的に行動に移したくなるのがADHDの特徴です。

▼詳しくはこちらにも記載してあります。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)

多動性の症状の特徴

多動性もADHDの症状にあてはまります。常にそわそわと手足を動かす、ペンをカチカチと何度も押してしまう、机や椅子を鳴らしたり何かに触っていないと気が済まない人もいます。小刻みに揺れていたり、いわゆる貧乏ゆすりをよくしているのも多動性の特徴です。

また、大人であってもじっと座っていることが苦手です。つい立ったり座ったりを繰り返したい欲求にかられ、職務中に特に理由もないのに何度も離席をしている方は多動性の特徴が出ている可能性があります。この特徴が強いと仕事に全く集中できません。期限内に仕事を終わらせられない方はこのタイプでしょう。

▼詳しくはこちらにも記載してあります。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)

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初回公開日:2022年12月01日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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