【男女別】面接時スーツのボタンの正しい留め方・外すタイミング
更新日:2020年08月20日
男女別面接時のスーツのボタンの正しい留め方
スーツを着用する際、ボタンはどこまで留めるのが正しいかを知っていますか。普段スーツを着なれない場合、どうすればいいのか悩んでしまう人もいるでしょう。
スーツのボタンの留め方には、決まったルールがあります。面接時にスーツを着用する際、そのルールを知らずに面接官の前に立ってしまっては、一般常識がない人物だという印象を与えてしまいます。
ここでは、面接でスーツ着用時のボタンの留め方について、パターン別に紹介していきます。
一番下は留めない
シングルスーツにはジャケットの種類によって一つボタン、二つボタン、三つボタン、最近であまり見られないが四つボタン以上あるものがあります。
ボタンが二つ以上ついているスーツには、ある共通点があります。それは、一番下のアンダーボタンといわれるボタンは「捨てボタン」だということです。
シングルスーツの一番下のボタンは飾りボタンとしてつけられています。一番下のボタンを留めるとシルエットが崩れてシワができてしまいます。
面接時、シングルスーツの一番下のボタンは留めないと覚えておきましょう。
一つボタンスーツ
スーツでは、ボタンの数が少ない方がフォーマルとされているため、シングルの一つボタンはフォーマルスーツの代表です。タキシードや喪服などが一つボタンです。
就活のスーツは、一つボタンと四つボタン以上のものは選ばないのが鉄則です。これらは就活用のスーツではないからです。一般常識として面接時の服装選びの際には覚えておきましょう。
二つボタンスーツ
二つボタンスーツは、就活や一般的なサラリーマンがよく着ているスタンダードなタイプです。面接時の服装として適していますので、安心して選びましょう。上のボタンだけを留め、下のボタンを外します。
三つボタンスーツ
三つボタンスーツも面接に適したスーツです。三つボタンスーツには二種類のタイプがあり、それぞれボタンの留め方が違いますので注意しましょう。
通常の場合
一番下は留めないというアンダーボタンマナーに従って、第一ボタンと第二ボタンを留め、一番下のみ外しておきます。
段返り三つボタンの場合
段返り三つボタンといって、第一ボタンが第二ボタンの上近くにあり、スーツの下襟に隠れているタイプのものがあります。
このタイプの場合は真ん中の第二ボタンのみを留め、一番上の第一ボタンと一番下の第三ボタンは外しておきます。
女性のスーツのボタンの留め方
男性の場合は面接時スーツのボタンの一番下を開けるというマナーがありますが、女性は全てのボタンを閉めるのがマナーです。
開けているとだらしなく見えてしまいますが、閉めておけば面接官に真面目でしっかりとした印象を与えることができるでしょう。
状況別面接時のスーツのボタンの留め方
就職活動
最近では、就活で着用するスーツには二つボタンスーツが主流になっています。
二つボタンスーツか三つボタンスーツかは、あくまで流行のものですので、自分に合ったものを選べば問題ありません。もし迷ったときは二つボタンスーツを選ぶと安心でしょう。
ボタンの留め方は、前述したボタンマナーを守ってきちんと着こなしましょう。
初回公開日:2017年12月26日
記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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