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インターンの平均的な給料・報酬とは|アルバイトとインターンの違い

大学生が一定期間企業で働く「職業体験」のことをインターンシップ(インターン)と呼びます。インターンと言えば昔は無給が当たり前でしたが、最近では有給のインターンも増えてきました。

インターンの意味は企業・学生間のミスマッチを防ぐところにあるため無給のものが一般的になっていますが、インターンで行う内容が単なる研修ではなく労働であるならば企業はその対価をきちんと払わなければなりません。

しかし、このインターンの制度を悪用してインターン期間中にアルバイトのような仕事や労働を強制してくる企業が存在します。学生の意欲や純粋さにつけ込んだ大変悪質なものですので、このような企業には注意するようにしましょう。

アルバイトとインターンの違い

インターンには種類や意味が色々とあることが分かっていただし、けたと思いますが、最後にアルバイトと給料・報酬が出るインターンが具体的にどう違うのかまとめてみます。双方の違いは大きく分けて以下の2点になります。

インターンは時間の融通がきく

一般的にアルバイトとは学生だけに限ったものではありません。老若男女幅広い年齢の人を対象としています。ですので、その基本は「時間」になるでしょう。採用する側としては長い時間働くことができて、1日でも多く出勤できる人を求めます。学生にしても授業の多い平日はなかなかアルバイトの時間がとれないため、休日中心にアルバイトのシフトを組んだりします。

インターンはそういったアルバイトとは根本的に違うものです。インターンの目的は先に述べたようにミスマッチを防いだり、学生の採用を前提とするものです。ですから授業やゼミ、部活といった活動に柔軟に対応してくれる企業がほとんどです。

インターン学生が企業内でやらなければならない仕事はそもそもありませんので、インターンのために授業を休む必要もありません。面倒だったら行かなくても問題ないのです(もちろん事前に連絡はしましょう)。時間をうまく使えば、授業とインターン、アルバイトを両立することも可能となるでしょう。

インターンは経験値アップが目的

インターンを行うことで給料がもらえるならアルバイトと大差ないのではないかと思う方もたくさんいるかもしれません。もちろん金額的にみれば有給インターンとアルバイトでは同じような給与額になることが多いです。

ただし、やはりこれもそもそもの目的が大きく違うものです。アルバイトは労働力不足を埋めるために募集するものであり、学生はそれに対して労働と時間を提供することで対価として時給や日給をもらうという仕組みになっています。特に深く考える必要はなく、与えられた仕事をマニュアル通りにこなすことが重要になるのがアルバイトの特徴です。

一方、インターンの根幹には職業体験があります。企業の一員として社員と同様の意識や責任感で働くことが求められるので、アルバイトとは違い自分で考えて主体的に行動することが必要になります。

そして、そのような経験や訓練に対し対価として賃金が支払われるのです。より実践的なスキルを身につけながら給料をもらえるのがインターンになりますので、将来を見据えるのであれば有給インターンに参加した方が有利となることだけは間違い無いでしょう。

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