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就活生の自己分析は自分史から始めよう|作り方・書き方例・メリット

就職活動というのは今後の自分の人生を決める上で、非常に重要な転換期になります。その就職活動から活動の内容により、その後の自分のステータスをはじめ、行動分野・活躍分野が決定されてしまうと言っても過言ではありません。

「あなたがこれまで歩んだそれぞれの思い出の中で、『こんなことをしてみたかった』・『自分はこんなふうになりたかった』・『こんな人になりたかった』などの、現在から見て思い感じることのできる理想の実現」

に直結します。もちろん過去の自分を変えることはできないので、この「理想の実現」は今後のあなたがすることとなり、今後のあなたに役立つものとなります。

この作業は(4)で行なう作業の延長であり、「その『理想的な自分』に近づくためにはそのような努力をすればよいか?」という具体的な創意工夫をしていきます。その創意をもって、今後のあなたのあり方に改善を施します。そうしてそれまで得られなかった「理想的な自分のあり方」を現在の自分の努力により獲得するわけです。

1:自分史に必要な項目(例を交えて具体的に紹介する)

先述の「(2)自分の年表を書き入れていく」という箇所であげた8点の書き方から、少し具体的にご紹介します。

年表を書く際の主な項目をあげておきます。

・あなたの生年月日
・あなたの両親の名前と職業
・あなたの出身地
・あなたの血液型
・あなたの出身校
・あなたの勤務会社
・あなたの家族構成
・あなたの趣味・特技

まずこの8点を覚えておいて下さい。この8点を元に、あなたの感想とともに書き込んでいきます。

生年月日

あなたの名前がどのようにしてつけられたのかという名前の由来。出生時期のあなたに見られた健康状態・病気の有無について。「小さいころのあなたにどんな癖があったか」などのあなたに関する具体的な様子。

両親の名前と職業

両親の名前はそのまま書き込む。両親の名前にしても、その由来を書いておくとなおよい。「両親がそれまでどんな職業に就いてきたか」というその職歴を、両親に聞いてわかる範囲で書き込む。

出身地

あなたの生まれ育ってきたそれぞれの土地柄・風土・その土地ではどんな催しがあるのかなど、その出身地にまつわる情報を書き込む。(引っ越しを重ねた場合に「それぞれの」となります)。またあなたがそれぞれの土地で馴染みにしてきた友人や知人など、近所に住む馴染みの人たちとの交流の様子・思い出を書き込む。

血液型

あなたの血液型をそのまま書き込む。(母子手帳や採血手帳などがあれば正確に書けるでしょう)。血液型を書き込む理由は、その種類によって多少なりともその言動に、個別の影響が出ると言われるためです。

簡単に言いますと、A型=几帳面、B型=マイペース、O型=おおらか、AB型=公私混同しない、など。こういった情報も、自己分析をする際の参考になる場合があります。ですが各血液型による個別診断が論証されているわけではないので、あくまで参考程度に留めておいて下さい。

出身校

あなたが入学し卒業してきた全ての学校の名前を書き込む。そして各学校で出会ってきた友人や先生、懇意にしてきた級友や親友、得意科目と苦手な科目、学校で催される好きだった行事・嫌いだった行事、あなたが所属したクラブ(入りたかったクラブや嫌いなクラブも含めて)、などにまつわる情報を書き込んでいく。

勤務会社

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