Search

検索したいワードを入力してください

就活生の自己分析は自分史から始めよう|作り方・書き方例・メリット

就職活動というのは今後の自分の人生を決める上で、非常に重要な転換期になります。その就職活動から活動の内容により、その後の自分のステータスをはじめ、行動分野・活躍分野が決定されてしまうと言っても過言ではありません。

先述した「自己分析によるメリット」を得るために、これまで自分が構築してきた「自分の内容」を眺める必要があるのです。

上記しました、


  • 現在の自分がどのようなステータスを持っているのか?

  • 現在の自分なら、どのような分野のどの仕事に向いているのか?

  • 自分の仕事に対する能力はどれくらいあるのか?

  • 自分を取り巻いている現在の環境では、どのような仕事に従事することが可能か?

  • 1つの仕事をこなすのに、現在の自分ならどれくらいの所要時間と労力が必要なのか?

という自分に関する5つの疑問を解決するために、自分史を紐解き、「現在の自分がどのような内容を持っているのか」という内実を捉え、その内実を変容していくことで、あなたはこれまでには考えられなかったほど「就職活動を行なう際に非常に効率のよい手腕を持つ人」「就職活動に不変の自信を持つことができる人」になれるのです。

自分史を考えることはまず自己分析を行なう際の「最適の近道になる方法」であり、その自己分析を行なうことであなたに不動の「就活技術」が宿ります。

「自分史を考えること」はこのように、今後のあなたの人生のあり方を変える際の必須の行動になり、その「今後の人生を充実したものにするための、自己分析に具体的な方法」を与えてくれるのです

自分史の作り方・書き方例

自分史の作り方は簡単です。

まず「自分史の書き方の例」をあげてみましょう。

(1)まずどんな形式の物でもよいのでノートを1冊用意します。
(2)そしてそのノートに、自分の年表を書き入れます。
(3)さらにその年表に「自分の反省」を書き込みます。「自分が素直に感じたこと」や「自分が理想に思うこと」を書き入れて下さい。
(4)そしてその「メモ書き」から自分なりのテーマを立てます。そのテーマを立てることによって、それまで書いたメモの内容を膨らませていくわけです。
(5)そのメモの内容を膨らませていき、「理想的な自分のあり方」を具体化します。

この5点が主な自分史の作り方・書き方の例になります。

そして各項目は全て、そのときどきであなたが素直に感じる、脚色のない内容にすることが大切です。そのとき自分がそう思ってないのに、「そう書いた方が格好よい」などの理由で脚色してはいけません。

上記の5点について、1つずつ簡単に説明します。

ここで用意するノートはなるべく大きな物がよいかも知れません。別に小さな物でも用途を足せばそれで構いませんが、書き込むメモが多くなってきた場合、大きなノートの方が効率的です。B5サイズからA4サイズの市販のノートくらいなら一全く問題ないでしょう。

そしてノートのページに線を引き、上半分と下半分とに切り分けます。この分け方は6対4か7対3の割合が適当です。

そして上段に出来ごとをそのまま書き入れ、下段にその出来ごとに対する自分の感想を書き込みます。この感想を書き込むときでも、必ず素直に書くことを心がけて下さい。余計な脚色はあとでそのノートを振り返る際に、あなたを惑わす原因になります。

年表というものは「特定の何か/誰かに起きた出来ごとをそのまま記録する」というもので、その記述に対して余計な脚色があってはいけません。ですので、あなたに起きた出来ごとや思い出を、そのままこの年表に明記して下さい。(年表の書き方については後述します)。

ここでいう反省というのは「悪いことをした!反省しよう」という後悔の念ではなく、ただ自分の軌跡を俯瞰した上で現在のあなたが素直に感じる・思うことを、そのまま明記する作業につながります。ですからこの「反省」は、「自分の思い出を振り返る行為」と心得て下さい。

そうして振り返ってこれまでの自分のあり方を現在のあなたが俯瞰することで、現在のあなただからこそ「感じることのできる・思うことのできる新たな感想や感動」が生まれてきます。そしてこの「自分の反省から生まれた感想」を書き込む箇所は、先述した「あらかじめ空けておいたノートの下段」になります。

この「メモ書き」はノートの下段に書き込んだ、「実際に起きた出来ごと」を元にしてできた「あなたの感想」になります。そしてテーマというのは、「実際に起きた出来ごと」と「あなたの感想」を対照して見る上で、あなたがその「実際に起きた出来ごとにどのような思いや理想を持ったのか」ということに起因します。つまりここで言う「テーマ」は、

次のページ:1:自分史に必要な項目(例を交えて具体的に紹介する)

Latests