作文の書き方のコツと例|小学生/中学生/就職・基本の書き方
更新日:2024年11月01日
作文は難しい?
「夏休みに作文の宿題が出されたけれど、どう書けばいいの」、「作文は苦手で、いつも苦戦する」、「子どもに作文を、どうやって教えたらいいか分からない」などと困っている方はいませんか。
作文は人によって、すらすら書ける方と、なかなか筆が進まない方と分かれます。そのため、書けない方にとっては苦痛に感じます。しかし作文を書けない方は、書き方のコツを知らないだけで、努力次第では書けるようになります。書けない方も、すらすら書ける方と同様に、筆を動かせるようになります。
今回はそんな作文の書き方のコツについて、ご紹介していきます。これからご紹介することをヒントに、書けるにコツを掴んでください。
作文を難しいものから、楽しいものへと変換させましょう。
原稿用紙の使い方
作文のコツを見ていく前に、まずは基本的な原稿用紙の使い方をマスターしていきましょう。(便宜上、書き方の例が全て横で書かれていますが、縦で書かれていると思って見てください)
タイトル・名前
タイトルは原稿用紙のはじめの行に、「〇〇私の夢」のように、冒頭を2~3マス空けてから書くのが基本です。
名前はタイトルの次の行に「作文〇太郎〇」と、書くのが基本です。姓と名前の間は、1マス空け、基本的には2行目の末から1マス開けて書きます。
段落のはじまり
段落のはじまりは、必ず1マス空けるようにしましょう。
会話文
会話文は、カギ括弧(「」)を使って表します。会話文は基本的に、行を変えて書きはじめます(変えない書き方もある)。
私は真剣な表情で言った。
「あなたは、嘘つきです。」
このように行を変えて書きはじめるのが、基本的な書き方です。しかしここで注意しなくてはいけなことがあります。特に小中学生に多い間違いなのですが、会話分を締めくくる最後の『。』と『」』を、別々のマスに書いてしまう子がいます。『。』と『」』は、同じマスに書くのがルールなので、間違いないようにしましょう。
また、カギ括弧の中にさらにカギ括弧を書く場合は、二重カギ括弧(『』)を使用するようにしましょう。
「あなたは、『戦争は必用だ』と言ったが、私はそう思わない。」
句読点
句読点(、。)は、1マスを使って書くようにしましょう。しかし、このルールには例外があるため、注意してください。
例外1:カギ括弧
先程も紹介しましたが、『。』と『」』は、同じマスに書くのがルールです。
しかしまた、ここでもうひとつ注意しなくてはいけないことがあります。それは会話の締めくくりのこの記号(。」)を、行の頭に書かないことです。もし行の頭にくるのうな場合は、会話の文末の文字と一緒に、1マスで書くようにしましょう。
要するに場合によっては、『だ(文末の文字』と『。』と『」』を、同じマスに書くこともあるということです。
例外2:行の頭は禁止
句読点は、行の頭に書いてはいけません。行の頭にきてしまう場合は、その前の文末の文字と同じマスに書くようにしましょう。
×たくさん見つけ
、たくさんー
〇たくさん見つけ、←『け』と『、』は同じマスに
たくさんー
作文のコツ(準備編)
初回公開日:2017年10月31日
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