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作文の書き方のコツと例|小学生/中学生/就職・基本の書き方

更新日:2023年12月07日

夏休みの宿題で強敵といえば、作文、という方もいるでしょう。作文は、文章を書くことに慣れていない方にとっては、非常に難しく最後まで残ってしまう課題です。今回はそんな作文の書き方のコツについて、ご紹介してきます。これを参考に、苦手な作文を克服しましょう。

「おわり」は作文のまとめとなる部分です。その経験から学んだことや思ったこと、またはその経験を元にこれからどうしていくか、などを書いていきましょう。

意見文の場合は、もう一度自分の意見を主張して、締めくくるといいでしょう。

作文のコツ(実践編)

すべての準備が整ったら、文章を書いていきましょう。書くことの大方は全てメモしてあるため、それを元に文章を進めていきましょう。準備がしっかりと整っていていれば、慣れない方でもすらすらと書いていけます。

しかし、さらに良い作文を書くためにはもう少しコツがいります。

書く前に、テーマを再確認

準備万端で、いざ書かいていこう、とその前に確認しなくてはいけないことがあります。それはテーマです。準備した勢いでそのまま突っ切ってしまうと、テーマに沿っていない文章ができてしまうことも少なくありません。

そのためまずはもう一度、テーマを確認しましょう。書いている際も、常にテーマを意識して、見失わないようにすることが大切です。テーマを見失ったまま進めていくと、出来上がった後に、もう一度書き直さなくてはきけない事態におちいってしまいます。注意しましょう。

冒頭にこだわりを

「構成を考えるーはじめに」でも述べましたが、冒頭にこだわりを入れると、良い作文となります。特に先生や出題者の目にとまるような作文にしたい場合は、冒頭に力を入れるとよいでしょう。

先生や出題者は、基本的に作文を何十枚、何百枚と見なくてはいけないため、どうしても流して読んでしまいます。そのためそんな方々の目を止めるためには、冒頭で強烈な、または面白そうな印象を与える必用があります。

冒頭からいきなり会話文を入れたり、強烈な事実を述べたりすると良いでしょう。また情景から入ったり、身近な物から入ったりしても良いでしょう。

冒頭に力を入れて、一気に読み手を自分の世界にいざなってみましょう。

首尾一貫した文章を

特に長い文章を書くときに注意しなくてはいけないのが、首尾一貫した文章を作ることです。なぜなら、はじめはある物事または態度に沿って書けていても、長いく文章を書いていくうちに、だんだんとその態度からズレ、はじめとおわりで屈曲した文章になってしまうことがよく起こるからです。

文章が屈曲しないようにするためには、作文の構成が大切です。もうすでに作文の構成はメモしてある思うので、その構成を常に確認して、全体的な文章の流れを考えながら、作文を書いていきましょう。

書いているうちに夢中になりすぎて、暴走してしまうことは少なくありません。首尾一貫した文章を書くたっめにも、作成した構成に沿って書いていきましょう。

長い文章は避ける

「~だが」、「~あり」、「~や」、このような言葉を繋げるもの達は、文章を書くうえで非常に便利です。しかしこれらばかりを使って一文を長くしてしまうと、とても読みにくい文章ができてしまいます。

特に文章を書くのに慣れていない、または苦手な方には、一文の長い文章はしません。なぜなら主語と述語にねじれが起きたり、「けっして~ない」といった呼応の副詞がめちゃくちゃになってしまうからです。また主語と動詞が離れすぎて、読み手には読みにくい印象を与えてしまいます。

一文に何個も要素を書くのでなく、1、2個の要素で短い文章を作っていきましょう。そしてそれらの文章を「そして」や「なぜなら」といった、接続語で繋げていくようにしましょう。

長い文章で良い作文を作るためには、そうとうの技術がいります。そのため長い文章は避けることをします。

不要部分を取り除く勇気

作文を書いていくうちに、あれも書きたい、これも書きたいという思いが募ってくることがあります。しかしあれもこれも書いていると、核心のないだらだらとした文章になってしまいます。

一番大事な部分だけを書くようにしましょう。その他は捨てて構いません。むしろその他を捨てる分、大事な部分の内容を濃く、深く書くようにしましょう。その方が、良い作文となります。

特に字数制限のある作文に挑むときは、不要な部分を取り除くことは大切です。メモ用紙にびっしり材料(書くためのネタ)が書かれていても、そのほとんどを捨てる勇気を持ってください。そうしないと、大事な部分が薄まったり、字数オーバーになってしまいます。

不要な部分を取り除く勇気、これが作文のメインを活かします。

最後に必ず見直す

作文を書き終えて、いざ提出、の前にやらなくてはいけないことがあります。それは見直しです。この見直しをめんどくさがってしないと、粗いぼろぼろの文章を提出することになります。

そのため提出する前に、必ず見直すようにしましょう。誤字脱字はもちろんのこと、しっかりとテーマに沿った文章が書けているのか、または首尾一貫した文章になっているかなどを、確認にしましょう。また原稿用紙は正しく使われているかも、確認するようにしましょう。

内容別 作文の書き方

最後に、簡単に内容別で書き方のコツをご紹介していきます。

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初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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