蛍光灯がチカチカするときの直し方・安定器・インバーター
更新日:2024年07月28日
蛍光灯のチカチカはどうやって直すの?
蛍光灯の寿命が近くなると、点灯時の明かりがチカチカすることがあります。蛍光灯がチカチカすると蛍光灯がもうすぐ切れるのかと考える方も多いですが、蛍光灯がチカチカする原因は蛍光灯以外の部品が原因でチカチカしている場合があります。
蛍光灯がチカチカしている時は何が原因でチカチカしているか判断する必要がありますが、どうやって判断すれば良いか分からない方もいるでしょう。そこで今回は、蛍光灯がチカチカした時の対処法についてご紹介しましょう。
なぜ蛍光灯がチカチカするの?原因は?
蛍光灯がチカチカしてしまう時は、以下の部品が故障していることが考えられます。
・蛍光灯の寿命
・点灯管の故障
・安定器の故障
それぞれの箇所ごとに交換する部品が異なるので、次の項目から詳しく見ていきましょう。
蛍光灯の故障
この故障は一番イメージしやすい故障で、蛍光灯の菅が寿命を迎えている状態です。蛍光灯の寿命は一般的に6,000〜12,000時間となっており、寿命が近くなった蛍光灯はガラスの両端が黒くなっていることがあります。
蛍光灯のガラス部分が黒くなっている時は、蛍光灯を交換してみても良いでしょう。
点灯管の故障
点灯管というとイメージすることができない方も多いですが、点灯管は蛍光灯を点灯させるきっかけを作るもので、グロー管と呼ばれることもあります。
点灯管は小さな電球のような形をしており、白熱電球を交換するときと同じ方法で交換することができます。点灯管は蛍光灯の近くにありますが、中には点灯管を持たない照明器具もあります。
蛍光灯を交換してもチカチカしてしまう場合は、点灯管を交換してみると良いでしょう。
点灯管の交換目安は?
点灯管を交換には目安があり、一般的には蛍光灯の交換2回に1回の割合で交換するのが一般的です。蛍光灯を交換する時は、点灯管も同時に交換することを覚えておきましょう。
安定器の故障
蛍光灯を点灯させるには安定器と呼ばれる部品を使って点灯させます。安定器は蛍光灯で放電する電気を制御しており、安定器に不具合が発生すると蛍光灯がチカチカします。
安定器は照明器具の内部にあり、滅多に壊れることがありません。また安定器の故障はその照明器具の寿命と言えるので、蛍光灯や点灯管を交換しても直らない時は照明器具の回路に問題があると考えて良いでしょう。
安定器の交換は自分でできるもの?
安定器の交換作業自体はそれほど難しいものではありません。手先が器用な方やDIYが得意な方であれば交換できる難易度のものですが、安定器の交換は電気工事士の資格を持った人が作業するか、電気工事士の監督のもとで作業する必要があります。そのため、安定器を交換する時は専門の方に任せましょう。
蛍光灯がチカチカして点かないときの原因は?
初回公開日:2018年02月05日
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