新幹線のベビーカーの置き場所・車椅子席・11号車の予約方法
更新日:2024年07月30日
赤ちゃんと一緒に新幹線で快適な旅行をする方法
「赤ちゃんとのお出かけ、どこに行こうかな、何をしようかな」とママもパパも、赤ちゃんが喜んでくれるような旅行にしたくて、色々と考えていることでしょう。しかし、いくら準備をしていても、大人だけのお出かけと違って赤ちゃんが一緒だと、どこでどんなハプニングが起こるか予測ができません。
新幹線を使うような長距離のお出かけとなるとなおさら不安が募ります。赤ちゃん用の荷物もたくさんあるし、ベビーカーもあるとなると普段のお出かけとは勝手が変わってきます。
少しでも赤ちゃんとのお出かけが楽になるように、ベビーカーと一緒の新幹線での移動に役立つ情報を紹介します。
新幹線のベビーカーの置き場所
赤ちゃんを乗せ、歩いて移動する時にはとても便利なベビーカーは、赤ちゃんとのお出かけ時の必須アイテムですが、新幹線や電車など、乗り物に乗って移動する時には大きな荷物になってしまいます。
新幹線で移動する時にはベビーカーはどこに置けばいいのでしょう。他のお客さんの邪魔にならず、ママやパパも快適に過ごせるようなベビーカーを置く場所を紹介します。一人の利用のベビーカーについての話になります。
足元
ベビーカーを、自分達の座っている席の足元に置くのはどうでしょうか。自分達の座っている席の足元であれば、目の届く範囲なので安心ですし、他のお客さんの迷惑にはなりません。
デメリットは、座席が窮屈になってしまうということです。自分達の足元に置くので、畳んであるといえども、ベビーカーは結構場所をとってしまい、移動中ずっと窮屈な思いをすることになってしまいます。
ベビーカーを足元に置きたい時は、車両の一番前の席がおすすめです。一番前の座席は少しスペースが広くなっているので、ベビーカーを足元に置いてもゆとりがあります。赤ちゃんを乗せたままの状態でベビーカーを置いておくこともできます。
座席が倒れてくることもなく、ベビーカーに当たることもありません。ベビーカーで眠った赤ちゃんを起こしてしまうことなく、新幹線で移動できたらパパやママの気持ちはとても楽になります。
デッキ
それでは、新幹線のデッキにベビーカーを置くのはどうでしょう。
デッキは広くなっていますが、自分達の目の届く場所ではないので、ベビーカーの盗難や紛失の恐れがあります。それに、多くの人が出入りするため、知らないうちに邪魔になってしまうこともあります。そのため、新幹線のデッキにベビーカーを置くのはやめたほうがよさそうです。
ぐずった赤ちゃんをベビーカーに乗せてあやすのは大丈夫です。人の出入りが激しいので、様子を見ながらあやしてください。
通路
では、自分達の目が届く通路にベビーカーを置くのはどうでしょう。
新幹線の通路は、他のお客さんも通りますし、車内販売のカートも通ります。新幹線の通路は、人がすれ違うのがやっとの広さしかありません。そのため、そこにベビーカーを置いてしまうと周りの人達にとても迷惑がかかります。自分の座席は広々と使えますが、他のお客さん達に迷惑をかけてしまうのはいけません。ベビーカーを新幹線の通路に置くのはやめましょう。
荷物棚
小さく畳めるB型ベビーカーであれば、荷物棚に置くことができます。荷物棚に上げられたら、足元に置かなくてもよく、座席のスペースは広く使えます。
しかし、ベビーカーは小さく畳めるといえど、結構場所をとることになるので、他のお客さんの邪魔にならないように配慮しましょう。外を走らせてきたベビーカーですので、タイヤが汚れています。自分や他のお客さんの荷物が汚れてしまわないように、カバーをかけたり、袋に入れたりするなどの対処が必要です。
上から落ちてこないようにベビーカーはしっかりと載せ、荷物などでガードしてあげると安心です。
座席の前後
では、新幹線の中で最適なベビーカーを置く場所はどこなのでしょう。
それは、車両の一番後ろの座席の後ろのスペースです。新幹線の一番後ろの座席と車両の壁の間に隙間があります。そのスペースにベビーカーを畳んで置くのがいいでしょう。そのため、あらかじめ新幹線の指定席で、一番後ろの席を指定しておくことをおすすめします。
すぐ後ろにベビーカーを置けて、目も届くので安心です。もし、指定席がとれなくても、後ろのスペースは共用部分なので、どのお客さんが使っても大丈夫です。場所の確保は早いもの勝ちになるので、早めにベビーカーを置いておくといいでしょう。
後ろの荷物置きにベビーカーを置き、離れた席に座った時は、車掌さんに自分の荷物であるということを告げておくことが必要です。
新幹線は指定席を取りましょう
赤ちゃんと一緒に新幹線で移動する際は、指定席をとっておくと安心です。一番後ろの座席を予約しておくとベビーカー置き場にも困りませんし、デッキが近いので、赤ちゃんがぐずった時にすぐにデッキに出て気分転換することもできます。
ベビーカーを持ちながら席を探すのは大変ですし、万が一席がなかった時には、赤ちゃんを抱っこしたまま、ベビーカーも気にしつつ、ずっと立ち続けていなければいけません。せっかくの旅行や帰省も、移動だけで疲れてしまうのは勿体ないです。自由席よりも代金は高くなってしまいますが、新幹線移動を少しでも快適にするには、指定席をあらかじめとっておくと安心です。
指定席の座席は1カ月前から販売を開始しているので、出発の日にちが決まったらすぐに予約しましょう。
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初回公開日:2018年02月22日
記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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