【メーカー別】エアコンのランプが点滅したときの対処法・原因
更新日:2024年08月02日
オレンジ色のランプが点滅している
これはタイマーランプが該当します。対処法としては電源プラグを一度抜いて1分ほど時間を置いた後に再度電源を入れ直してください。それで改善しない場合は修理が必要です。
赤色とオレンジ色と緑色のランプが点滅する
赤色は運転ランプ、オレンジ色はタイマーランプ、緑色はおそうじランプを表します。対処法としてはダストボックスがついている機種ならばダストボックスとエアフィルターの掃除を行ってください。そうでない場合はエアフィルターの掃除のみ行なってください。
フィルターやダストボックスが正しく装着されていない場合もこのようにランプが点滅するようになるのでこれらのパーツがきちんとセットできているかも確認しましょう。
それでも改善しない場合は目が故障しており修理が必要です。ちなみに緑のランプ(タイマーランプ)のみが点滅する場合も同様のチェックを行ってください。
オレンジ色と青色のランプが点滅する
青色はプラズマクラスターを表します。対処法としては室外機の周りに障害物など動作を妨げるものがないかを確認してください。そしてエアフィルターの清掃を行います。
それでも改善しない場合は本体の故障は考えられ修理の必要があります。赤色のランプのみが点滅する場合においても同様のチェックを行ってください。
赤色のランプとオレンジ色のランプが点滅する
一度電源プラグを抜いて数分ほど時間を置いた後に再度電源を入れ直します。それで改善しなければ修理が必要です。
赤色のランプと青色のランプが点滅する
この場合は残念ながら自分でできる対処法はなくエアコン本体の故障となります。メーカーによる修理が必要です。
エラーコードを確認して不具合に対処する方法
点滅の他にエアコンの異常を確認する方法としてエラーコードがあります。エラーコードとはエアコンに備え付けられた不具合チェック機能です。
大抵のエアコンではあらかじめ症状ごとに数字が割り振られており、不具合が起きた場合その該当する数字が表示されるようになっています。これを確認することで修理担当者はどこに問題があるのかをおおよそ把握することができます。
ただし、エラーコードが表示されたからといってすぐに修理を申し込む必要はありません。なぜならばちょっとしたことによって発生した不具合、誤作動である可能性があるからです。
修理を依頼する前に行う対処法
エアコンの送風口や室外機の前に邪魔になっているものがないか、フィルターカバーなどの部品がきちんと取り付けられているか、一度プラグを抜いて電源を落として数分間置いた後に再度プラグを差し込んで通電して改善されるか、などの処置を行いましょう。
そしてこれまで紹介したランプの点滅に当てはまるかも確認しておきましょう。すべて行っても改善しない場合は不具合が起きている可能性が高いです。その場合はこれから紹介する方法でエラーコードを確認した上で修理を依頼しましょう。
基本的にエラーコードはエアコン本体の液晶表示部分やリモコンに表示されますが、一部メーカーでは確認するために操作を行わなければならないものがあります。そのような操作が必要なメーカーについてはこれから手順を紹介しますので参考にしてください。
東芝製エアコンでの確認方法
エラーコードの確認方法はメーカーや機種ごとに異なりますが東芝製エアコンの場合はリモコン部分にある点検ボタンを押すことで確認できます。点検ボタンは非常に小さいので爪楊枝やボールペンなどの先の細いもので押しましょう。
するとリモコンの表示部分が00に変わります。ここから入タイマー切りタイマーの操作でコードを切り替えていきます。それぞれのコードで問題がなければピッという音のみですが異常がある場合はピピッという音が約10秒間鳴り続けます。
またエアコン本体のランプも全て点滅します。そうやって異常が出たコードを確認しましょう。
富士通製エアコンでの確認方法
リモコンのカバーを開けて点検ボタンをボールペンなどの細いもので押します。そしてリモコンの上ボタンを押し続けます。そうするとピッ音が鳴りながらひとつずつサービスコードが切り替わっていきます。
この音がピピピピピッとなるまで押し続けてください。この音が鳴ったところが該当するサービスコードとなります。ちなみに00で鳴った場合は該当するサービスコードはありません。
Panasonic製エアコンでの確認方法
初回公開日:2018年04月25日
記載されている内容は2018年04月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。