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住民票抄本の取り方と必要なもの・手数料|どこで/代理

更新日:2024年02月08日

住民票抄本という言葉はご存知ですか。住民票は知っているけれど、住民票抄本との違いは知らないという方はきっと多いのではないでしょうか。住民票抄本は就職や転居などで必要となってくる書類です。今回は、住民票抄本とは何なのかや住民票謄本との違いなどについて紹介します。

タイトルと日付、市長の名前と依頼人(自分)の必要事項を明記したら、次は委任内容について書き込みます。具体的には次のとおりです。

例:「私は下記の者を代理人として、住民票の写し交付申請(本人分1通、運転免許証交付のため)の権限を委任します。」

というように、どの証明書を・何通・何の目的で必要としているのかを明確に記入します。また、ここでさらに「本籍記載、続柄省略」など、載せたくない情報は省略してほしい時などはこのように書き込んで指定することも可能です。

委任された方は身分証明書を持参

家族以外の方で委任された場合、念のため身分証明書は携帯しておきましょう。窓口で身分証明書の提示を求められることもありますので注意してください。

住民票抄本と戸籍抄本の違いは?

戸籍抄本という言葉も聞いたことはありませんか。住民票には本籍や続柄を記載することも可能なので、「戸籍抄本とそう違いがないのでは」と思いやすいですが、実は全くの別物です。

住民票抄本は住所を証明するもの

住民票抄本とはその名のとおり、住所を証明する証明書です。したがたって、現居住地の市区町村役場が管理している情報ということになります。どこに・誰と・いつから・その前に住んでいた場所、などが住民票抄本に記載されます。

住民票抄本は世帯全員分ではなく、それぞれ個人の証明書となるので家族の名前は入りません。家族の名前や関係を示すものを記載したい場合は住民票謄本となります。

戸籍抄本は本籍地が管理する戸籍情報

戸籍抄本は現住所の証明ではなく、個人個人の身分事項証明となります。どこで生まれ・どこで出生届を提出したのか・家族との関係などが記載されたものが戸籍抄本となります。そのため、戸籍抄本の管理は本籍地でされています。

ちなみに、戸籍謄本と戸籍抄本との違いについてですが、戸籍謄本は世帯全員分の戸籍の情報・証明となるもので、戸籍抄本はその中から一部の情報を抜き出したものという違いになります。

戸籍抄本を発行したい場合、必ず本籍を置いている市区町村役場で行わなければいけません。住民票は現住所の役場で発行するものですが、戸籍関係の証明書に関しては違います。本籍地が遠方で直接取りに行くのが難しい場合、その市区町村役場に郵送で発行してもらえるように連絡をします。

住民票抄本を取る時はいくら手数料がかかる?

住民票抄本を発行する際にも手数料がかかります。これは住民票だけに関わらず、戸籍謄本や印鑑証明書、所得証明書などあらゆる公的な証明書を発行するには手数料が発生します。

では、住民票抄本を発行するにはどのくらいの手数料がかかるのでしょうか。この手数料も市区町村によって非常にばらつきがあります。1枚につき200円~450円あたりが中心で、平均的に多い金額は350円でした。発行手数料自体も何年ごとかに改定されることも一般的にはありますので、発行する際は少し余裕を持って用意しておきましょう。

時間のない方はコンビニ発行を利用しましょう

住民票抄本とは何なのか、住民票謄本や戸籍抄本との違いを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。このような証明書は頻繁に発行するものでもないので、どれがどのような時に活用する証明書なのかを把握し続けるのは難しいことでしょう。

最近では、マイナンバーカードを活用した公的証明書のコンビニ発行が可能となってきました。お仕事で忙しくて市役所に行く都合がとれない方や、体調が悪かったり遠方で市役所まで向かうのが困難な方などにとっては、コンビニ発行システムというのは非常に便利です。

マイナンバーカードさえ事前に発行していれば、住民票抄本だけでなくその他証明書もコンビニで発行することが可能です。手数料も窓口よりもコンビニの方が安い場合があるので、お忙しい方には特に利用しやすいシステムでです。

初回公開日:2018年04月14日

記載されている内容は2018年04月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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