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3営業日の数え方・具体的にいつなのか|前/以内/後/翌日

更新日:2024年01月11日

3営業日後とは具体的にいつのことか?営業日とはなにか?なぜそのような日数の数え方をするのか?ビジネスシーンでよく使われる「3営業日後」「3営業日以内」「3営業日以内」の実際の数え方、金融機関での振込の際の日数の数え方を詳しく説明します。

3営業日の数え方

「申し込みから3営業日後」「受付後3営業日以内」など、よく目にする日数の数え方があります。主にビジネスで使う日数の数え方ですが、インターネットでの通販やネットバンクが普及した昨今では、普段の暮らしのなかでもよく耳にするようになりました。

日数の数え方ではありますが、3営業日後と3日後では何が違うのでしょうか。よく知らないまま曖昧にしておくとトラブルになる場合もありますので、ここで確認しておきましょう。

営業日とは?

3営業日後がいつなのかを考える前に、そもそも「営業日」とは何かを確認しておきましょう。営業日とは、会社やお店が業務を行っている日、またそれを数える単位のことです。「本日営業日です」と言えば「今日は開店してますよ」という意味です。

当たり前のことのようですが、実際はこの営業日は会社やお店によって異なります。つまり、A社は本日営業日でもB商店は本日営業日ではない(定休日)ということもあり得ます。そうなると、「3営業日後」がいつなのかは、その会社やお店によって違ってくるということになります。

一般的には月曜から金曜の平日を指す

調べてみますと、「営業日」は一般的には土日を除く平日の稼働日を指すという説明も多いです。銀行振込や口座振替を土日に行おうとする場合に「翌営業日扱い」とよく使われますが、これは金融機関が土日祝日がお休みだからです。営業日を平日と考えても間違いではありませんが、土日祝日も営業している会社にとっては違いますので、その点はきちんと理解しておく必要があります。

非営業日がいつなのか把握が大事

期日を設けたいなら「〇月〇日まで」や「3日後までに」とすれば分かりやすいのに、なぜわざわざ「3営業日」などと表現するのでしょう。それは、会社やお店がある仕事を終えるのにかかる時間が一定であり、かつ営業日にしか仕事ができないからです。

商品のお届けを一律で翌日としていたら、明日が休みでも届けに行かなくてはなりません。それでは困るので、休業日は稼働しないので営業日に数えず、「商品は翌営業日にお届けします」となります。つまり商品を買う立場としても、その会社の営業日を把握しておかなければ、具体的な日にちがわからないということです。

3営業日前とはいつ?

営業日の数え方は非営業日に左右されることを前述しました。具体的に数え方を考えるにあたり、ここでは土日祝日が休業の会社だと仮定して考えていきましょう。

「予約希望日の3営業日前までにお申込みください」と言われたら、いつまでに申し込めばよいでしょうか。希望の予約日が次の金曜日だとしましょう。金曜日の前日が1営業日前とすると、3営業日前は火曜日です。つまり火曜日までに申し込めば金曜日の予約に間に合います。

次の火曜日に予約したい場合はどうでしょう。土日はお休みですから営業日に含みません。この場合は前日の月曜日が1営業日前、金曜日が2営業日前、木曜日が3営業日前です。よって木曜までに申し込めば間に合います。

3営業日以内とはいつまでのこと?

「3営業日以内に納品してください」と言われたらどうしましょう。いつまでに納品完了すればよいでしょうか。これは後述の「1営業日内に当日を含むかどうか」によって変わってくるので注意が必要です。

月曜に受注し、3営業日以内に納品と言われたら、ずばり水曜日中に納品しなければなりません。受注した月曜を含んで3営業日後が水曜日で「~以内」はその日を含んでいますから、水曜日いっぱいが期限です。木曜になっては納期遅れになってしまいます。

ただし、考え方によっては受注当日を含めず木曜日を3営業日後とみなし木曜日までを3営業日以内する場合もあります。しかし注文を受けて納品する立場なら、期限の近い水曜日を納期として仕事をするのがビジネスマナーです。

いずれにせよ、お互いに認識の違いが生まれないよう、納品日は事前にしっかり確認しておいた方が良いでしょう。

では3営業日後はいつのこと?

クレジットカード会社がカード発行までにかかる日数を「最短3営業日で発行可能」などと表現しているのをよく見かけます。これは申し込みから最短で3営業日後に発行ということです。月曜に申し込みが完了したら、月曜日を含める場合では水曜日、申し込み完了翌日から起算する場合は木曜日が3営業日後に当たります。

当日を含めて数えるかどうかで、3営業日後の具体的な日付がまる一日違うことになります。そうなると当日を含むかどうかの判断がとても重要になってきます。

3営業日には当日も含まれるのか?

結論からいって、営業日を数えるときに、当日を含めて数えるかどうかに明確な決まりはありません。「3営業日後に○○します」と言った側と聞いた側で認識に相違があれば、のちにトラブルに発展する恐れもあります。ただし、概ね「この場合は当日を含む」という傾向はありますので、詳しく見ていきましょう。

当日を含める場合

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初回公開日:2018年04月23日

記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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