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縦結びと横結び・蝶結びとの結び方の違い・する理由・なる原因

初回公開日:2018年04月27日

更新日:2020年02月08日

記載されている内容は2018年04月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

皆さまは、縦結びと本結びの違いをご存知ですか。本結びや蝶結びをしようとして、ついつい縦結びになってしまうという経験がある方も多いのではないでしょうか。今回は、縦結びの意味や原因を中心に、本結びや蝶結びとの違いについて詳しく紹介いたします。

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「結ぶ」とは

「結ぶ」という言葉には、色々な意味が含まれています。紐を繋ぎ合わせたり、関係を作ったり、開いている物を閉じたり、締めくくりを表したりとたくさんの意味を持ち合わせている言葉です。

また、「結ぶ」という言葉がたくさんの意味を持ち合わせているように、紐を結ぶ方法にもたくさんの種類があり、その意味も多様性に富んでいます。

紐を結ぶという行動は、靴の紐やごみの収集など日常生活でも頻繁に行っている作業でしょう。また、小学校に入る前後で蝶結びを練習するなど子供の発達の指標としても掲げられている動きです。

今回は、この紐を「結ぶ」という作業に着目し、縦結びや横結び、蝶結びの違いやその結び方にする理由、その結び方になってしまう原因について詳しく紹介いたします。

縦結びとは?

皆さまは「縦結び」という結び方をご存知でしょうか。一般的に良く使われている本結びや蝶結びと違い、あまり多用する事が無い縦結びは、本結びや蝶結びの失敗した結び方と解釈される方も多いのではないでしょうか。

縦結びは、本来の本結びの逆の結び方という事で、マナー違反や失敗作といったあまりイメージの良い結び方ではありません。今回は、あえて普段注目する事の少ない縦結びについて、その他の結び方と比較しながら解説いたします。

縦結びの結び方について

縦結びは、本結びや蝶結びをしようとして失敗した時にできてしまう結び方というイメージが強いので、あえて縦結びを結ぼうとして結んだ経験がある方は少ないと言えるでしょう。では、改めて縦結びを結ぼうとした場合、どのような結び方になるのでしょうか。

まず、分かり易く解説するために、二つの紐を用意しましょう。そして、右手に持っている紐が上になるようにして、斜めに紐を重ねて×の形を作ります。次に、×の形の右上の紐を下にくぐらせて絡ませます。

その状態で絡ませると、×の形の右上の紐が下から、左上の紐が上から出てきている状態になります。次に、右上の紐を上、左上の紐が下になるように×を作ってから結ぶと縦結びのでき上がりです。

縦結びはどんな時にするの?

私たちの通常の生活の中で失敗例としてしか馴染みが無いと言える縦結びですが、一体どのような場合に用いられるのでしょうか。

縦結びは、通常の結び方と違い、あまり強度がある結び方とは言えません。どちらかいうと、他の結び方に比べてほどけやすく、何かを強く結びつけたい際には適していません。

しかし、縦結びの失敗の結び方という点やほどけやすいという点を活かして用いられている場面もありますので、次にそれぞれ紹介いたします。

葬儀

葬儀などの人が亡くなった場面において、故人に着せる衣装を結ぶ際に用いられるのが縦結びです。これは、逆さ事と言って通常行っている結び方とは逆の事をして故人を送り出すという意味合いが込められています。

逆さ事とは、普段の私たちの生活とは正反対の「死」という世界との区別をつけるために行われている文化です。縦結び以外の逆さ事では、故人の着物を通常の右表ではなく、左表に着せたり、縁起の悪い方向で通常ではしない北枕にして故人を寝かせるなどがあります。

手術

通常の結び方と違って、固定されずに結んだ後に端を引いて締めつけることができるという縦結びの特性を活かし、手術で用いられる場合もあります。

手術では、縫合や止血など紐で結ぶ事で治療を行う結紮という方法があります。その際、結びなおす事ができる縦結びは、非常に利便性の高い結び方と言えるでしょう。

縦結びは縁起が悪いの?

縦結びは、失敗や縁起が悪いなどのイメージがありますが、正しく言うと縦結び自体が縁起が悪い結び方というわけではありません。逆さ事として、故人の衣装を結ぶ際に使われるというイメージが先行して、縦結びは縁起が悪いという感覚の方が多いと言えます。

これは、縦結びだけではなく、「逆さ箸」「左表」「北枕」などほとんどの逆さ事において、死の世界との区別をつけるための逆さ事で用いられるという観点から縁起が悪いというイメージが先行されていると言えます。

こういった縁起の悪いイメージを持つ方が多くいらっしゃる縦結びですので、通常の結び方を求められる場においては、縦結びにならないように注意する必要があります。

縦結びと本結びの結び方の違いとは?

上記で解説した縦結びの結び方比べて、横結びの結び方も似ている結び方ですので、間違う方も多いでしょう。また、本来はこの本結びの結び方が正解ですので、改めて本結びの結び方を紹介しましょう。

まず、縦結び同様二つの紐を用意しましょう。そして、右手に持っている紐が上になるようにして、斜めに紐を重ねて×の形を作り絡ませると×の形の右上の紐が下から、左上の紐が上から出てきている状態になります。

ここまでは、縦結びの結び方と全く同じです。次に右上の紐を下、左上の紐が上になるように×を作ってから結ぶと本結びができ上ります。つまり、二つの結び方の違いは、最後の行程のみという事になります。

本結びは、最初に右上が下になっている紐は、二度目絡ませる際も右上が下になるように、右上が上になっている紐は、二度目絡ませる際も右上が上になるようにという工程を間違えなければ成功するでしょう。

縦結びと横結びの結び方の違いとは?

縦の反対語は横ですので、縦結びに反して横結びという呼び名もあります。しかし、横結びは呼び方は違えど、本結びの事を指しています。縦結びという呼び名に対しての名称として馴染んでいると言えるでしょう。

現代では、「横結び」というと女性のヘアアレンジの事を指す場合が多いでしょう。通常の頭の中心で髪の毛を束ねるポニーテールとは異なり、頭の左右どちらかに寄せて髪の毛を結ぶ形です。前から見ると顔の横から束ねた髪の毛が見えるようなヘアレンジの事です。

横結びは、縦結びの反対の結び方を指す場合としても間違いではありませんが、正式には本結びが正しいでしょう。

縦結びと蝶結びの結び方の違いとは?

蝶結びは、私達の生活に非常に馴染みのある結び方と言えるでしょう。蝶結びも、途中までは縦結びと構造は同じです。

まず、右が上になるように×の形を作り、その右上の紐をくぐらせて一重に結びます。ここまでは、縦結びと全く同じです。そこから、左の紐で輪を作り、右側の紐を下から巻き付けてできた輪の中をくぐらせてリボンの形を作ります。

ここで、最期の行程を逆にして、左の紐で輪を作った後、右側の紐を上から巻き付けると縦結びの蝶結びになってしまいますので注意しましょう。

【種類別】縦結びになりがちな結び方

上記で縦結びの結び方や用いられる場面について詳しく紹介いたしましたが、どうしても縦結びは失敗というイメージが先行する方が多いでしょう。では、縦結びになってしまいがちな状況になるのは、どういった時が多いでしょうか。

それは、自分が身に着けている物の紐を結ぶ場合と言えるでしょう。自分が身に着けている物の紐を結ぶ場合、通常と目線や手の感覚が違うため、どうしても混乱してしまう場合が多いと言えます。

子供時代に、通常の蝶結びはできるのに、自分が身に着ける物の紐を結ぶ場合は、目線が変わるため蝶結びが縦結びになってしまい、大人になった今でも苦手意識があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

次から縦結びになりがちあるあるを種類別に紹介いたします。

靴の紐

縦結びになってしまいがちの代表と言えるのが靴の紐です。靴の紐は、通常のように自分から見てリボンの形になるように結ぶのではなく、自分から見て反対にリボンの形になるように結ばなくてはなりません。そのため、右と左がわかり辛いと感じられる方が多いでしょう。

子供の時に、靴の紐が結べるようになるまで苦労した経験がある方も多く、大人になった今でも苦手という方も多いでしょう。

エプロン

縦結びになってしまいがちな物としては、エプロンも挙げられるでしょう。エプロンは、体の後ろで結ぶタイプが多く、エプロンをつけてから体の後ろに手をまわして蝶結びをする際、縦結びになり易いと言えるでしょう。

基本は、上記で説明した縦結びの結び方と同じですので、何度も練習して慣れる事が一番の得策と言えます。

柔道帯

柔道帯の結び方は、馴染みの薄い方にとっては知らない場合が多いでしょう。基本的には、前に結ぶエプロンと同じように、本結びをする形になります。エプロンの結び方との相違点は、一つの紐を身体に巻き付けて結ぶという点と蝶結びではなく本結びをするという点です。

縦結びになってしまう原因とは?

縦結びと本結びは途中まで同じ工程で、非常に似通った結び方ですので、ついつい間違えてしまう場合も多いでしょう。しかし、縦結びは死の世界との区別のために用いられる結び方のため、状況によっては大変失礼になってしまう場合もありますので注意しましょう。

そもそも、どうしても縦結びになってしまうという方はその原因を理解していない方が多いと言えるでしょう。ここまで、縦結びと本結びの結び方の違いについて詳しく紹介しましたが、最後の行程を間違えなければ成功すると言えるでしょう。

まず、ここで説明した際に、分かり易く右が上になるように×の形を作りますと統一して解説しましたが、次からより詳しく解説いたします。

初めに右が上になるように×を作った場合

上記で解説したそれぞれの結び方では、初めに紐を交差させる際に、右が上になるように×を作る場合を紹介いたしました。そこから×の形の右上の紐を絡ませると右上の紐が自然と下から右上に出てくる形になります。

その次に、左上の紐と絡ませる最後の行程の際に、右上の紐が下になるように交差させて結ぶと本結びになります。また、それを逆にして、右上の紐が上になるように交差させて結ぶと縦結びになります。

つまり、初めに右が上になるように×の形を作った場合は、下から出てきた右上の紐を次も下から交わらせると覚えておくと間違いないでしょう。

初めに右が下になるように×を作った場合

上記とは逆に、初めに右の紐が上になるように×の形を作ってから結ぶ場合は、全ての行程が反対になります。

つまり、初めに右が下になるように×の形を作った場合は、上から出てきた右上の紐を次も上から交わらせると間違いないでしょう。

縦結びと本結びの違いを理解しよう

いかがだったでしょうか。今回は、縦結びについての結び方や理由を中心に、本結びや蝶結ぶとの違いについても詳しく紹介いたしました。まずは、縦結びと本結びの結び方の違いを明確に理解する事で、正しく結ぶ事ができるようになるでしょう。

また、ただ紐を結ぶ行程違いという理解だけでなく、その結び方にも意味が込められていますので、正しく意味を理解した上で、使い分ける事が大切です。

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