初めに右が上になるように×を作った場合
上記で解説したそれぞれの結び方では、初めに紐を交差させる際に、右が上になるように×を作る場合を紹介いたしました。そこから×の形の右上の紐を絡ませると右上の紐が自然と下から右上に出てくる形になります。
その次に、左上の紐と絡ませる最後の行程の際に、右上の紐が下になるように交差させて結ぶと本結びになります。また、それを逆にして、右上の紐が上になるように交差させて結ぶと縦結びになります。
つまり、初めに右が上になるように×の形を作った場合は、下から出てきた右上の紐を次も下から交わらせると覚えておくと間違いないでしょう。
初めに右が下になるように×を作った場合
上記とは逆に、初めに右の紐が上になるように×の形を作ってから結ぶ場合は、全ての行程が反対になります。
つまり、初めに右が下になるように×の形を作った場合は、上から出てきた右上の紐を次も上から交わらせると間違いないでしょう。
縦結びと本結びの違いを理解しよう
いかがだったでしょうか。今回は、縦結びについての結び方や理由を中心に、本結びや蝶結ぶとの違いについても詳しく紹介いたしました。まずは、縦結びと本結びの結び方の違いを明確に理解する事で、正しく結ぶ事ができるようになるでしょう。
また、ただ紐を結ぶ行程違いという理解だけでなく、その結び方にも意味が込められていますので、正しく意味を理解した上で、使い分ける事が大切です。