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郵便が誤配で届いた場合の対応方法・開封してしまった時の対処法

更新日:2024年10月31日

他人あての郵便物が誤配されて自分の手元に来てしまった場合や、誤配された郵便物を誤って開封してしまった場合はどのように対応するのが正しいのでしょうか。この記事では、誤配への対応方法に加え、誤配による損害賠償や未然に防ぐ方法についてもご説明しています。

1 郵便法第42条(誤配達郵便物の処理) 郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない。
2 前項の場合において誤ってその郵便物を開いた者は、これを修補し、かつ、その旨並びに氏名及び住所又は居所を郵便物に表示しなければならない。

出典: http://www.post.japanpost.jp/question/194.html |

会社別・誤配郵便物が来た時はどこに連絡する?

では、郵便局以外の配送会社から誤配達があった場合は、どこにどのように連絡を入れればよいのでしょうか。以下に誤配達の苦情・クレーム連絡先をあげておきますので、参考になさってください。

ヤマト運輸

ヤマト運輸から郵便受けに配達されるのは、宅急便、クロネコDM、ネコポスなどです。これらの配達物で誤配があった場合は、ヤマト運輸サービスセンター/0120-01-9625(受付時間:8:00~21:00)に連絡してみましょう。

最寄の営業所へ持参する、あるいは電話することもできます。最寄りのヤマト運輸営業所の連絡先は、下のリンクから調べることが可能です。インターネットによる問い合わせ方法も記載されています。

佐川急便

飛脚宅配便、飛脚メール便といった配達物で誤配があった場合は、佐川急便に連絡する必要があります。佐川急便の、最寄りの支店に電話をかけ、誤配達があったことを知らせましょう。下の佐川急便の支店・営業所一覧のリンクから、該当する電話番号を探してください。

郵便局の誤配の問い合わせ方法は?

郵便局からの誤配達について問い合わせをしたい場合は、郵便局のお客様サービス相談センター(電話:0120-23-28-86)へ電話をかけましょう。海外からや携帯電話からの場合は、0570-046-666(通話料有料)へ問い合わせることができます。英語の受付もあり、0570-046-111(通話料有料)です。

受付時間は、平日の場合8:00~22:00、土・日・休日の場合9:00~22:00となっています。まずは音声ガイダンスが流れますので「※1」「5」の順で押してください。

郵便物の誤配で個人情報が漏れた場合の解決方法は?

税金や年金関係のはがき、ローン返済残額の手紙、マイナンバーのお知らせなど、郵便物には個人情報がいっぱい詰まったものも少なくありません。誤配による個人情報の漏洩で、何らかの損害があった場合はどうすればよいのでしょうか。

損害賠償を請求できる?

個人情報の漏洩は重大な問題ではありますが、もし配送に使われた方法が普通郵便や普通はがきなどの補償がない配送方法であった場合には、誤配による個人情報の漏洩について郵便局の責任を問うことは難しいでしょう。

なぜなら、補償が無い発送方法で送られているものに関して、郵便局は内容物に関する責任を負わないことになっているからです。郵便法第50条5項では、書留でも記録郵便物でもない場合、郵便の役務を提供できなかった場合に賠償などの責任を取らないことが明言されています。

会社は、第1項及び第3項本文に規定する場合を除くほか、郵便の役務をその本旨に従つて提供せず、又は提供することができなかつたことにより生じた損害を賠償する責任を負わない。

出典: http://www.houko.com/00/01/S22/165.HTM#s2.1 |

重要な個人情報は発送方法に注意

逆に言えば、重要な書類や大切な個人情報にかかわる郵便物は、差出人が責任をもって保証のある書留などで発送する必要があるということです。それ以外の普通郵便などでは、誤配や未着があってもそこまで大ごとにならないようなものしか送らないのが賢明でしょう。

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初回公開日:2018年04月16日

記載されている内容は2018年04月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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