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預金封鎖対策の特徴・正しい対策方法・タンス預金意味がないのか

更新日:2024年11月10日

預金封鎖と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。預金封鎖とは何か、日本の過去の預金封鎖、考えられる預金封鎖対策についてご紹介します。また、それぞれの預金封鎖対策にはどんなメリットデメリットがあるのかなどについてもご紹介します。

預金封鎖とは何か

預金封鎖と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。預金封鎖とは、銀行預金などの金融資産が封鎖され、引き出しができなくなったり、制限されることです。

自分の預金が突然引き出せなくなったら大変です。どのような場合に預金封鎖になってしまうのでしょう。

預金封鎖の種類

預金封鎖には大きく分けて、金融機関による預金封鎖と、国(政府)による預金封鎖があります。

・金融機関による預金封鎖
ある金融機関の経営が危ないといううわさが流れた場合など、多くの人が金融機関に殺到して混乱が生じた場合などに、経営に問題がないという評価が出るまでの間、一時的に預金を封鎖することがあります。

・国(政府)による預金封鎖
国の財政が破綻の危機に陥った時に、国民の資産(銀行預金など)を差し押さえて、その資産に対して税金を掛けて、国の財政を回復させようとすることがあります。

日本での預金封鎖

日本でも第二次大戦後の1946年に、預金の引き出し可能額が制限された(封鎖預金)ことがあります。

この時は新しい円への切り替えも行われました。封鎖預金には引き出し制限がかけられたため、一定額ずつしか引き出せませんでした。封鎖預金から引き出した分は新しい円とされ、生活には新しい円を使用しました。

封鎖預金は大きく第一封鎖預金と第二封鎖預金に分けられたのですが、結局一定期間が過ぎた後、第二封鎖預金の方は無効のお金になってしまいました。

預金封鎖対策の特徴

将来の日本でも預金封鎖が行われる可能性はあるのでしょうか。

預金封鎖の可能性はほぼないという説から、預金封鎖はありえるという説まで諸説ありますが、逆に言えば経済に詳しい方々全員が預金封鎖の可能性がないとは言っていないということです。

預金封鎖の対策として個人ができることはあるのでしょうか。預金封鎖対策にできるものにはどのような特徴があるのでしょう。

預金封鎖対策にできるものの特徴

預金封鎖対策にできるものは、以下のような特徴があります。

・円安(円の暴落)になっても価値が下がらない(下がりにくい)こと

・必要な時に換金可能であること

実際にどのようなものが預金封鎖対策になるのでしょうか。またその対策にはデメリットはあるのでしょうか。

預金封鎖の正しい対策

預金封鎖の対策として、考えられるものは色々あります。人によって見解も少し異なっています。正しいとされるただ一つのものがある訳ではないので、それぞれの長所と短所を踏まえて、どのような対策をとるのか、よく考える必要があるでしょう。

国(政府)による預金封鎖がされる事態となってしまった時には、既に日本の国や日本円に対する信用が失墜していますから、日本円の暴落があり得るでしょう。

円暴落の対策として、実物資産があります。実物資産とはどのようなものでしょう。

実物資産とは何か

実物資産とは、土地や建物、宝石や金(ゴールド)などのように、その物自体に価値のある資産のことです。これに対して金融資産は、お金や株式、国債などを指し、そのもの自体は紙切れでできていて資産価値がありません。

もし日本円の価値が大きく下がっても、実物資産はそれ自体に価値があるので、価値が大きく下がることはないとされます。

不動産による預金封鎖対策

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初回公開日:2018年05月08日

記載されている内容は2018年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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