東京に田舎を味わえる場所はある?移住についてや観光スポットなどを紹介
更新日:2024年10月13日
奥多摩町へのアクセスは、中央線立川駅から青梅線に乗り換え、拝島駅や青梅駅を経由して最終駅の奥多摩駅まで行きます。電車の本数は30分に1本ですが、通勤時間帯は新宿駅や東京駅への直通電車も出ています。
多摩川の源流のある町でもある奥多摩は、まさに東京で田舎暮らしのできる場所でしょう。キャンプや釣り、トレッキングや山登り、野菜作りや星空観測など、美しい自然を満喫できます。
買い物は、30分ほどかけて青梅市や日の出町に車で行く必要があります。しかし日の出町には大型ショッピングモールもあるため、計画的な買い物をすることで不便さを感じることなく過ごせるでしょう。
また、保育料全額補助や小中学生の給食費全額補助など、子どもの福祉制度も整っています。
檜原村
都心からは約2時間、奥多摩町に隣接する桧原村は、武蔵五日市駅から西東京バスに乗って約20分の場所にあります。ここは東京かと思うほどの大自然の中、東京での田舎暮らしが満喫できる場所です。ハイキングコースが多数あり、秋川に沿って集落が点在しています。
桧原村には、キャンプ場やマス釣り場が多数あり、地元の温泉である数馬の湯にも足を運ぶことができます。四季の自然の美しさを感じられる環境で、のびのびと暮らすことができるでしょう。
子育て世代に優しい子育て支援制度も整っており、第一子は保育料の2分の1を補助、第二子以降は全額補助されます。高校生・大学生は、学費が無利子で借りられ、20年定住することで返済が免除されます。
青梅市
東京都心から電車で1時間半ほどの場所にある青梅市は、地域活性化のための、空き家バンクの制度が整っています。空き家の利用希望者は、青梅市に利用の申し出をすることで、空き家を借りたり購入したりすることができます。
また、空き家等活用支援事業を使ってリフォーム代の補助を支援してもらうことも可能です。他にも、青梅市内での創業支援では空き店舗の活用を希望する人向けの補助金支援も行っています。東京都内での田舎暮らしに役立つ制度ではないでしょうか。
手軽に立ち寄れる観光地としての顔を持つ青梅市は、御岳山や御岳渓谷などの豊かな自然環境や趣のある歴史・文化施設、神社仏閣も数多くある場所です。
東村山市
故・志村けんさんの出身地として知られる東村山市ですが、ジブリのトトロの森のモデルになった八国山公園緑地や、空堀川などの川も流れており、東京の田舎を感じられる地域です。広大な都立狭山公園では四季折々の自然の美しさを味わえるでしょう。
少し歩けば畑が広がるのどかさを残している反面、交通アクセスが良好なのも魅力です。市内には東村山駅や久米川駅など9つの駅があり、スーパーなども多いため生活するのに便利な街です。
子育て支援制度も整っており、里帰り出産等定期予防接種費補助金、小児慢性特定疾病医療費助成制度などの補助制度が利用できます。
瑞穂町
自然豊かな瑞穂町には狭山丘陵が広がっています。美しい里山にはトウキョウサンショウウオやゲンジボタルも生息しており、野鳥の姿も数多くみられます。市内の六道山公園はのどかな東京の田舎と呼ぶのにふさわしい、ふるさとを思わせる環境が数多く残っている場所です。
交通は、八高線の箱根ヶ崎駅があり、隣の福生市の拝島駅から青梅線で立川方面に出る利用者が多いです。
買い物は、市内のショッピングモールや大型量販店を利用すると便利でしょう。ショッピングモールまでは、市内や埼玉県の入間駅からシャトルバスも運行しています。
家賃や通勤の観点から考えることもおすすめ
東京でも田舎暮らしのような生活をしてみたいと思うなら、これまで紹介してきた北多摩や西多摩の地域への移住を考えるのもおすすめです。そんな場合に外せないポイントとなるのは、家賃や通勤の問題です。
居住コストの面では、都心に住むよりぐっと抑えることが可能になるでしょう。家賃を抑えつつ広々とした物件を選ぶことができます。同じ賃料でも、都心の物件とは部屋の広さや敷地の広さがかなり違うため、ゆとりが感じられるでしょう。
半面、通勤の問題を考えると、交通の便が悪いというデメリットがあります。しかし昨今のリモートワークの普及を考慮すると、場所を選ばない働き方ができるのであれば東京の田舎暮らしも十分実現可能となるでしょう。
東京の田舎で観光できる4つのスポット
初回公開日:2022年07月28日
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