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平泳ぎのキックのコツやポイント・進まない原因・種類・練習方法

更新日:2024年01月07日

練習しているのに平泳ぎのキックの進みが良くないということはありませんか?平泳ぎのキックは簡単そうに見えて実はコツやポイントがあります。キックが進まないという場合には何か基本的な部分に見落としがあるかもしれません。この記事では平泳ぎのキックの基本を解説します。

姿勢が悪い

足をひきつけた時に股関節が曲がりすぎている

平泳ぎのキックが進まない原因に姿勢が悪いというのが考えられます。足をお尻の方にひきつけるときに股関節が曲がりすぎていることがあります。そうすると太ももに水がたくさん当たって抵抗が大きくなります。

足をひきつける際は膝だけを曲げるような意識で、必要以上に股関節が曲がらないように心がけましょう。この抵抗が大きいと1歩進むために2歩助走をつけているようなものです。

足をひきつけた時にお腹が落ちている

足をひきつけた時に腹筋の力が抜けてお腹が沈み、腰が反っていると進みが悪くなります。おへそのあたりに自然に力を入れて沈まないように心がけましょう。

腹筋の力に自信がないという方や、ゆっくり泳げれば良いという方はあえて下半身を少しだけ沈めるようにします。そうすることで腰が反ることはなくなります。下半身を少し沈めるには頭をいつもより高めに上げて泳ぐとやりやすいです。

下半身がやや沈んでいれば股関節が必要以上に曲がる事もおさえることができる場合があるので試してみる価値があります。

平泳ぎのキックを強化する練習方法

平泳ぎのキックを強化するにはたくさんの方法があります。ただやみくもに平泳ぎのキックをたくさんすれば良いというわけではありません。平泳ぎのキックだけをしていてもどうしてもつかみにくい感覚や強化しきれない部分があります。

時には水中でできる動きやドリル、陸上での動作を反復して平泳ぎのキックを上達させましょう。ここではおすすめの練習方法を紹介します。少し難易度の高いものもありますが、できるようになればかなり平泳ぎのキックが良くなるのでチャレンジしてみてください。

水中

平泳ぎのキックで足首を曲げたままにする感覚や、水をとらえる感覚は水中で養うことができます。

足を左右に動かす

水中でまっすぐ立ちます。片方の足を膝を伸ばしたまま左右や前後に動かします。この時に足の裏や甲に水が当たるのを感じるはずです。甲の側で水が当たるときはバタ足やドルフィンキック、逆に足の裏に水が当たるときには平泳ぎのキックの感覚の練習になります。足の裏に水が当たるとはどういう感覚なのかを体で覚えていきます。

膝を高く上げてその場で水中足踏み

足の裏の感覚が良くなってきたら、膝を高く上げてその場で水中足踏みをします。足をおろすときには足首を曲げたまま水を真下に押すように意識します。この時にプールの底に足がつくまで水をとらえて押し込めるように感覚を磨きます。

水中ジャンプ

プールの底に足の裏をつけてその場で水中ジャンプをします。膝をある程度曲げて真上に高くジャンプします。最後につま先でプールの底をけりきります。あおり足の改善に役立つ水中動作です。

かかと歩き

足首を曲げたままの状態でかかと歩きをします。平泳ぎのキックで常に足首を曲げておく時の足のすねが緊張する感覚を覚えます。最初は脚に余計な力が入りますが、慣れればスムーズに動けるようになり、平泳ぎのキックにつながってきます。

ドリル

背面キック

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初回公開日:2018年02月11日

記載されている内容は2018年02月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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