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研究室訪問のメールの例文|お礼/返信/お願い・書き方や注意点

更新日:2024年04月17日

お礼やお願いや挨拶など、教授の研究室訪問をする必要があるとき、あらかじめメールで研究室訪問のことを伝え、約束の日時を決めておかなくてはなりません。そのためのメールの書き方を状況別に例文で示しましたので、参考にしてください。

研究室訪問のメールの例文|お礼/返信/お願い・書き方や注意点

大学教授の研究室訪問をする前に、そのことをあらかじめ伝えておく必要があります。そのための方法として、現在ではメールを教授宛に出すのが一般的です。教授のメールアドレスはふつう公開されていますから、教授にメールを出すことはそれほど難しいことではありません。

ただし、メールを出す相手が友達ではないので、いろいろ気をつけなくてはならないことがあります。研究室訪問のメールの書き方や注意点などを、いくつかのケースについて考えてみることにします。

研究室訪問のメールの例文

研究室訪問のメールといってもなぜ研究室訪問をするのか、その理由や状況によっていろいろな場合があります。ここではお礼や返信・お願いや挨拶・お断りのメールなどについて考えてみます。教授といっても、あなたの大学の教授でない場合や、あなたがもう大学を卒業して立場が変わっている場合などを含め、メールの例文を紹介します。

お礼

教授にはいろいろなことでお世話になることがあります。ここでは、ゼミナール合宿に付き合ってくださった教授にとりあえずメールでお礼を述べたうえで、研究室訪問のアポイントをとる例文を考えてみます。

「○○先生
先生のゼミナールの○○です。
先日は、ゼミ合宿に来てくださいましてありがとうございます。
ゼミ生一同、ふだん大学の教室で授業をされている先生とは違う先生と接することができて、われわれの研究発表はともかくとして、それだけでも十分にゼミ合宿の成果があったと感激しています。
合宿のお礼とこれからのゼミナール運営のことについて先生とお目にかかってお話しいたしたく、メールを差しあげた次第です。
先生の研究室訪問について、先生のご都合のつく日時をお教えいただけますでしょうか。」

返信

教授からメールが送られてきて、研究室訪問の日時についていくつか提案があったとします。電話連絡とちがってメールでのやりとりは一方通行ですので、教授の都合のいい日時がいくつかメールで送られてくることがあります。それに対して返信をして、研究室訪問の日時を決めてください。

「○○先生
火曜日の演習を履修している○○です。
私のメールに早速お返事をくださいまして、有難うございます。
ふだんの授業ではなかなか先生に質問することができなくて、先生の研究室で少しお話を伺いたいと、無理なお願いをしてしまいました。
○日の○時がちょうど都合がいいので、その時間に先生の研究室にお邪魔したいと存じますが、先生のご都合はいかがでしょうか。
お忙しいところ、本当に申し訳ありませんが、ご都合のいい日時をお知らせください。」

お願い

教授にお願いがあり、そのために研究室訪問をしたい場合、どのようなメールを出すのがいいでしょうか。研究と教育のほかに学内のさまざまな雑務や学会の仕事など、何かと忙しい大学教授ですから、よほどのことがないかぎりお願いのために研究室訪問はできませんが、留学の相談のための研究室訪問のメールを考えてみます。

「○○先生、いつも先生の講義を聴講させていただいている○○学科の○○です。
お忙しいところ、メールを差しあげる失礼、どうかお許しください。
先生の講義に啓発されまして、カナダへの留学を考えるようになりました。
まだなにひとつわからない状態ですので、一度先生の研究室にお邪魔して、カナダ留学についていろいろお伺いしたいと考えています。」

挨拶

研究室訪問のメールには、ご挨拶に伺いたいというのもあります。出版社や機材の販売業者、ゼミ合宿などのための旅行業者など、挨拶のために教授の研究室訪問をしたい人も少なくありません。では、挨拶のために研究室訪問をするためのメールの例文を考えてみましょう。

「○○教授。
突然のメールを差しあげる失礼、どうかお許しください。
○○出版社の○○です。
いつも先生にはひとかたならぬご愛顧を賜り、感謝にたえません。
このたび、弊社に新人の社員が入社いたしまして、先生にその紹介がてらご挨拶に伺いたいと存じます。
ご都合のよい日時をお知らせいただければ幸いです。」

断り

承諾するのはいいけれど、お断りするのはなかなか大変です。しかし、どうしてもお断りしなくてはならないこともあります。せっかくの教授からの誘いを断らなくてはならない場合、とりあえずメールで研究室訪問のことを伝えてください。

「○○先生。
いつも先生にご指導を頂いている○○学科の○○です。
先生の授業に関連して、○月○日に学外実習が行われるとのことですが、その日にはどうしてもはずすことのできない用事があり、参加することができません。
ただ、先生の授業と密接に結びついた学外実習ですので、その内容などについて先生に直接お目にかかってお伺いしたいのですが、先生の研究室訪問をお許しくださいますでしょうか。」

他大学

卒業論文や修士論文などで、他大学の教授に話を聞く必要が生じた場合、その教授の研究室訪問のメールを出して、アポイントをとらなくてはなりません。いつも教室でお目にかかっている先生ではないので緊張してしまいますが、素直にお願いすれば指導に応じるのも教授の仕事の一部ですから、他大学の教授への研究室訪問のメールの例文を考えてみます。

「○○大学○○先生。
○○大学で○○先生の指導を受けている○○学科の○○と申します。
現在、○○のテーマで卒業論文を書いているのですが、指導教授から先生のお名前をお伺いして、先生の御著書も読ませていただきました。
○○先生とも相談したのですが、一度先生にお目にかかって直接話ができればどれほどいいかと、先生の研究室訪問をお願いしたい旨のメールを差しあげている次第です。」

卒業生

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初回公開日:2017年11月16日

記載されている内容は2017年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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