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卒論のコピペでの注意点や対処法|引用/参考文献/基準・チェック

更新日:2023年12月08日

近年のインターネット技術やパソコンの発展によって簡単に情報収取が可能になり、他者の文章を簡単にコピペできるようになりました。結果的に卒論においてコピペが蔓延し社会問題にもなりました。こちらでも卒論のコピペの事情やコピペの定義について事例を交えご紹介します。

卒論で目次を引用することはあまり無いでしょう。しかし、もし引用する場合には、当然目次も著作物にあたるので引用のプロセスに則って記載します。

また要約やレビューといった、情報が集約された媒体から引用する場合があるでしょう。その際には、事前に孫引きをして、元の論文なり書籍を確認する必要があります。

コピペがバレたら...

小保方氏のコピペ論文騒動からもわかりますが、バレたら大変なことになるのは自明でしょう。コピペもバレなければ楽でしょうが、バレた場合にはしかるべき処分が下ることは当然です。結果的にコピペをしないほうが楽な場合がほとんどですので、決して行わないようにしましょう。

卒論のコピペで留年のパターン

ありがちなコピペのパターンとして、コピペした卒論が受理されず卒業単位が取得できないという例が挙げられます。その場合は当然再提出などできるはずはないので、卒業案件を満たさず、留年となるでしょう。せっかく内定を取っていたとしても無駄になってしまいますので注意しましょう。

卒論のコピペで退学のパターン

卒論のコピペがバレて留年した場合に、次年度卒論をちゃんと書こうする人もいるでしょうが、次年度に教授たちが受け入れてくれるかについては疑問です。コピペの前科は教授や学務の信用ゼロの状態です。そんな状態でまともに卒論を書き上げることができればそれは大したことでしょう。

大抵の場合は、次年度も書き上げられずに留年、そして自主退学というパターンが王道です。せっかくの大学生活が事実上なかったことになるので、そうなる前に頑張るように心がけましょう。

卒論のコピペで停学パターン

卒論は4年生に書き上げることが多く、卒論のコピペで停学のパターンはあまり聞きません。しかし卒論に限らず、レポートでコピペを行い停学となるパターンは十分あり得るでしょう。普段のレポートから引用を意識して書くように注意を払うことが大切です。

いろんな大学のコピペ事情

情けない話ではありますが、本邦で卒論のコピペの事例はたくさんあります。いくつか戒めとして紹介しますので、そうならないように気をつけましょう。

京都産業大学の例

極端な例ですが、この事例では他人の卒論を丸まんまコピペして自分の卒論として提出した例です。しかもこのことはブログでバレており、自業自得としかいえません。コピペのレベルが全然違いますが、悪いことをするとバレる良い例なので気を付けましょう。

早稲田大学の例

早稲田大学には、過去の先輩の実験レポートやデータや卒論などが大量に蓄積され、レポ対のように出回っており、簡単にコピペできてしまいます。小保方氏の例のようにコピペで作成する文化が残っているのでしょう。今後はコピペに対してより厳しくなるでしょうから、改善されることが期待されます。

関西大学の例

前述の京都産業大学のコピペ元が関西大学の卒論であるとされています。コピペをするのもコピペを幇助するのも同罪です。学生本人のためにも、レポートや卒論を見せるのは良くないことなのを認識する必要があります。

卒論で人生を無駄にしないために

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初回公開日:2017年11月03日

記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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